2018年6月23日 (土)

ビフォー、アフター

036pukipuki_2我が家の前の、金の雨。

日本名では、ナンバンサイカチっていう木なんですがね。 こちらでは、ユビア・デ・オロと言います。 英名、ゴールデンシャワー。 訳せば、金の雨。 雨季の走りの頃に満開になる木でして、こんなふうに枝いっぱいに花を咲かせる。 まさに金の雨の風情です。

034pukipuki掃除しても、掃除しても、毎朝こんな具合。 なかなか見事な、落花の絨毯。

050pukipuki掃除完了! やれやれ。 どうだ、きれいになったぞ。

しかし...。 う~ん、掃除しない方が良かったかもしれませんな。 貴方はビフォーとアフター、どちらがお好みですか?

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2018年6月21日 (木)

恵みの雨

002pukipukiここ数日、雲が多い日が続いています。 そして夜半から夜明けに驟雨。  雷もそこそこ鳴る。 まだ6月半ばなのに、すっかり雨季の様相です。 シナロア南部が本格的な雨季に入るのは、通常は7月半ばからです。

008pukipuki僕ネコ、ケロン君、雨宿り。 物思いにふける。 一足先に、仙人(仙ネコですかね)になりよったか。

さて、Wカップ、日本、勝っちゃいました。 早々にPKで相手は退場と、稀有の幸運に恵まれましたが、それでも同点に追いつかれた後、勝ち越し点をもぎ取って、大舞台で本気の南米強豪国に勝ち切ったのは凄い事。 楽しみが繋がりました。 グループリーグのあと2戦、厳しい相手ですが何とか頑張って通過してほしい。

さて、その試合後、なんか、コロンビアのサポーターが、日本人の女の子に不適切なことを言わせたとか。 動画がネットで拡散されてて、こちらでも見られてます

 ヨ・ソイ・ペッラ、ビエン・ペッラ、マス・プッタ...。 あはは。 他に、日本人の男の子に、ヨ・ソイ・カコッロ、なんて言わせてる動画もあります。 うはは。

で、日本の記事を見てみたら、ヨ・ソイ・ビエン・ペッラ=私は良い売春婦です、と言わされた。 う~ん...、日本語にすると生々しいなぁ、でもちょっと違うんじゃないだろうか。

まあね、ペッラは雌犬、プッタは売春婦なんで、この訳は間違いではないですが...。 ただね、ラテンアメリカのストリート言葉では、これらの言葉は使いようで、必ずしもそのままの意味ではないし、侮蔑とか悪い意味とは限らないんですよね。 凄い奴とか、気持ちがハイだとか、いい意味で使うこともある。 もちろん、行儀が良い表現じゃないんですが。

ちなみに男の子が言わされたカッコロとは、南米の俗語で、いわばオカマのことです。

だからさ、この場合の、ヨ・ソイ・ビエン・ペッラって、最高よ、私って凄いのよ、そういう意味でも、くだけたアミーゴの間でですが使う言い方だし(僕が住むところでは)。 それから例えばね、ものすごく仕事とかスポーツができる人とか、凄くやり手の人を、いい意味で(でもいささかワイルドな意味も込めて)、プッタとかペッラと言ったり。 男なら、奴はチンゴンだとか、カブロンだとか(意味は調べてね)。 この手の言葉は使いようでもあるし、もちろん地方や国にもよる、スラングですから。 コロンビアでは、どうなのか知らないけど。

もちろん、スペイン語が出来ない、無垢で文化も違う外国人に、取りようによっては微妙で、下品でもあることを言わせ、それを動画に撮るのは、好ましい事ではありませんが。

ただ、少なくともこのコロンビア人達には悪意や侮蔑の意思は無かったと思います。 むしろ日本の勝利を称え、サポーターを祝福していると、僕には見えます。 大騒ぎするようなことでは全然ないと。 とんだ災難でしたね(誰が?)。 お互いの文化を理解し合うのは難しいものですな。   

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2018年6月18日 (月)

シナモンハミングバード

024pukipuki_2ゴールデンシャワー、Cassia fistula.

スペイン語の名前は、ユビア・・デ・オロ、やっぱり金の雨って意味です。 豆科の植物で、フジみたいな花房です。 でもこちらは、蔓じゃなくて普通の木です。 シナロアでは6月の花。 枝じゅうに花房を下げて、木全体が黄色になってしまう。 まさに金の雨です。 和名もあって、ナンバンサイカチって言うそうです。 ちょっと無粋な名前で残念な気がします。

木陰で花に見とれていたら、ブルブルバタバタと羽音がして、ハチドリさんが来ました。 まあ、ハチドリって、うちのほうではいつでも見られる鳥でして、ちっとも珍しくない。 いわば雀みたいなもんです。 でも、ちょうどカメラを持ってたんで、パチリ。

003pukipuki枝先に止まった、シルエット。 いやぁ、立派なクチバシですなぁ。

005pukipukiこのハチドリ、Amazilia rutilaという種類でして、英名はシナモン・ハミングバード。 スペイン語では、コリブリ・カネロと言います。 コリブリ(COLIBRI)は八チドリ類の総称で、カネロ(CANELO)とはシナモンのこと。 そのままですね。 和名は、ニッケイハチドリ、こちらはそのままだ、よかった。

メキシコ中部の熱帯域から中米に分布。 留鳥で、年中みられます。 ハチドリとしては大きな種類で、ジュウシマツぐらいあるかもしれません。

シナロア南部には、少なくともあと2種類、灰色で緑や赤の金属光沢がある、ちっちゃなハチドリもいます。

006pukipukiシナモンハミングバードは、金属光沢は無いけど、羽色が南国的で、素敵です。

さて、サッカーワールドカップ、メキシコがドイツに勝ちましたね。 今回のチームは期待が出来そうです。 さあ、どこまでいけるか? 明日は日本Xコロンビア。 何とか勝ち点を上げたいところですね。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2018年6月14日 (木)

夏の午後に

006pukipuki昨日の午後の空模様。

ハリケーン、BUD君(こちらではハリケーンごとに名前を付けます、親しみがわいて良いかと)が950HPぐらいの勢力を保って南西海上から接近中でした。 あちこちに盛大な入道雲が出て、生暖かい突風が吹いたり、遠雷が聞こえたり。 こちらのハリケーンって、たいていは雷を伴います。 しめしめ、こりゃ来るな。

ところがですな、昨夜から急に勢力を落として熱低になったそうです。 からからに乾いた大地に今年最初の恵みの雨が期待されたんですが、ぱらぱらにわか雨があっただけです。 残念。 まあまだ海水温が低いんで(とは言え27℃あるそうですが)、仕方ないですな。 まあ、嫌でも7月半ばからは毎晩雷雨の雨季になります。 それから、こちらの本格的なハリケーンシーズンは、8月と9月です。

さて、正恩トランプ会談、良かったんじゃないでしょうか? 南北会談もですが、世界中に友好的関係への意思と意欲を示しました。 北の核の脅威はもうない、トランプが言ってるんですから、そうなんでしょう。 半島の非核化は実現するでしょう。 中国やロシアや、日本や、周辺国にとっても素晴らしいことですね。 もちろん、世界中にとって。 経済制裁も解除されるはず。 進展を期待して待ちましょう。 きっと上手く行くでしょう。 

僕の最大の関心は、南北統一です。 ぜひ成就してほしい。 主権を奪われ統治され、大国に南北に引き裂かれた同じ民族の2つの国が、どのように融和し、どのように統一を実現し、どんな国を作り上げていくのか? 列強のホットスポットで、どんな国際関係を築いていくのか? 朝鮮半島が、平和で豊かなパラダイスになることを願います。

そして日本ですが...。 今こそ真っ向から誠実に過去の歴史と向きあう時だと思います。 それ無くして、本当の信頼と友好は得られませんから。

朝鮮半島と日本って、ほんの200kmでしょ。 対馬からなら50km。 カリフォルニア湾を隔てたマサトランとラパスよりずっと近い。 ほんの目と鼻の先です。 もっと交流し、仲良くしたいもの。 そしてね、百余年前に侵略支配した地域と、人達と、これからは平和に融和をしても良いんじゃないかと。 日本と朝鮮半島が一つの経済共同圏になり、連合国家になり、やがては一つの国になっても良いんじゃないかなって。

ハリケーンが消え去った、暑い真夏の午後に、夢見ること。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2018年6月10日 (日)

テレパシー

031pukipukisテアカパン郊外の外洋の浜。

メキシコもそろそろハリケーンのシーズンでしてね。 南シナロアに来襲するのはたいていは雨季終盤の8月9月ですが、西海上にハリケーンが発生していてかなり大きな波が来てます。

今の時期、暑いし波も高いし、投網漁には難しい条件なんですが、時刻や潮回りを選べばなんとか食べるぐらいは獲れます。

013hachiこれは、先週の漁獲。

008pukipukiこれは、昨日です。

013pukipukiさて、我が家のボケネコ達。 9匹いるんですが、いつも一番風通しのいい玄関口に長々と寝転がってます。

さて、魚を捌くか。 僕が椅子から腰を上げると、ネコども、さっと顔を上げて臨戦態勢をとって僕を見る。 ムクリと立ち上がる奴も。 骨やら頭やら、おこぼれをいただこうって訳です。

だけども、魚を捌こうと思っただけなのに。 魚は冷蔵庫の中だし、まだ包丁も持ってないのに。 どうして分かるんだろう? さっきトイレに行ったときは、上を跨いで通っても寝そべったままで、耳すらピクリとも動かさなかったのに。 不思議だなぁ。

011pukipuki魚の鍋を抱えて裏庭に出れば、連中、もう先回りして待ってやがる。 キッチンや横庭で捌くこともあるのに、今日は裏庭だって、どうして分かるんだろう?

僕の心の動きが、ほんの小さな仕草とか、何かに表れて、ネコ達には判るんだろうか?

あるいは、僕の心の波動のようなものを、ヒゲの先でピピッと捕えているのかも。 テレパシーの一種なのかもしれません。 長くネコ達と暮らしていると、つぶらな瞳の天使たちには、そんな能力があるとしか思えないんです。

ネコの不思議話シリーズ、http://teacapan.cocolog-nifty.com/blog/cat51186272/index.html よろしかったらご覧になってください。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2018年6月 7日 (木)

いつものこと

039pukipukiテアカパン郊外の、夏枯れの野山。

おい、生きてるか、メキシコは熱波なんだってな、なんてメールを貰ったんですがね。 生きてるよ、どうして?、って訊いてみると、こんな記事があったからと。 https://earthreview.net/mexico-heatwave-temperatures-up-to-50-degrees/

まあたしかにここ3日ほど、うんと暑いんですが、毎年この季節はこんなもんなんです。 北部の乾燥地帯では、6月から9月は50℃を超える日も普通にあるし、シナロアでも5月6月には40℃になることも。 毎年のことです。 ニュースって大げさなのね。

僕の住むシナロア南部では、今は10月から始まった乾季の終盤です。 こちらの乾季は、本当に下手をしたら一滴の雨も降らない。 約8か月間です。 日本の日照りとか干ばつとかとは次元が違います。 夏の野山の木々は落葉し、枯野山になってしまう。 そして、7月に雨季が始まれば毎晩の激しい雷雨、一斉に草木が萌え、生き物たちが満ち溢れ躍動する。 こういう植生を、熱帯乾季落葉林と言います。 日本では想像もつかないダイナミックな自然でしょう?

さて、金正恩トランプ会談、実現のようですね。 どうなりますかね? 半島の終戦平和、南北統一への動きが加速するのか? トランプの腹の内は如何に?

お花畑OTTOおじさんとしましては、非核化軍縮、南北統一、米軍韓国から撤退、新統一国の永世中立宣言がセットで、急速に進行することを夢見ます。 色んな思惑が渦巻いているようですが、キーは南北統一を両国民がどれほど熱意を持ち望んでいるかでしょう。 元々は同じ国であり民族であり、同じ文化や感性を共有した同胞です。 そして民族の意思に反して併合統治され、そして分断された国。 頑張ってほしい。

それからね、こんなことを言うと目を剥かれるかもしれませんが、日本だって仲間になっても良いんですよ。 中国もロシアも、アメリカも。 そして、世界中が幸せになれ。 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2018年6月 2日 (土)

みんな頑張れーII

021pukipukiテアカパンの村外れ。 今日は薄曇り。 日差しは穏やかですが、蒸風呂のような暑さです。 人影なし。 シラサギたち、集う。 よく見ると、一羽だけ灰色の奴がいますな。

白い鳥ってけっこういますよね。 他にチョウチョだって、モンシロチョウとか? 雪に保護色なら分かるんですが、常夏のテアカパンでは目立つばかり。 なにか有利なこと、あるんでしょうかね? 日差しを反射して、涼しいとか? 見かけが涼しそうだから見逃してやるか、なんて心理的保護色(何だそれは?)だったりして。 こうも暑いと、ありそうな気がする...(大丈夫ですかね、OTTOおじさん)。

さて、働き方改革法案、成立の見込みのようですね。 低賃金で劣悪な労働環境に苦しんでる人が数多いて、過労死や過労自殺が後を絶たない状況で、評価は難しいところですが。

ところで、僕は20台半ばでアメリカに逃げたんですが。 まあ、日本と違うことったら。 終業時間のベルが鳴ると手に持ってる商品を放り出して帰途に就く従業員たち。 休み時間に来たお客に、今担当が来ますからお待ちくださいと声をかけただけで、休み時間に仕事すんなって組合にどやされる。 超過勤務は1.5倍、サービス残業なんてありえない、きっちりと支払われる。 日本では11時まで残業させられて五目そば一杯で済まされたのに。 有給も全員きっちり取る。 労働者の権利が守られてるって言うか、それが当たり前のことなのね。 ほんと、えらい違い。 それがすべて良いとは思わなかったけど。

まあでもね、日本にだって立派な憲法や労働法があるんですけどね。 でもさっぱり守られてませんね。 サービス残業も、長時間労働も、厳しいノルマや規則も、年功序列やパワハラもセクハラも、所属集団への忠誠や全体主義も、日本の習慣であり文化であり、下手をしたら美徳でもあるんだから。 誠実で優しい貴方の責任感や気遣いや忖度だって。

そんなだから、残念ながら日本の労働環境が海外から見て如何に異常であっても、非効率であっても、きっとこれからも変わらないでしょう。

善人仮面の御用識者連中が言うように、嫌だったらはっきり断れとか、割り切れとか、そんなの綺麗ごと、言うは易いけど、出来ませんよね、そういう社会なんだから。 告発しろっても、してもまともに取り合ってくれませんよね。 闘えとか言っても、同調する人はいない、誰も助けてくれない、逆にもっと苦しい立場に追い込まれる、出来ませんよね、そんなこと。 適当に上手くやれですか? でも誠実で優しい貴方にできますか、そんなこと。 自分に向いた仕事を探す、楽な仕事を探す。 それだって容易なことじゃない。

では、どうすれば?

僕にも答えはありません。 各々が答えを探し続け、頑張り続けるしかない。 ただね、社会は変えられなくても、貴方自身は貴方の物。 きっと変えられます。

絶対に、過労死なんか、自殺なんか、しないでください。

そういう状況にいるなら、何もかも投げ出して、逃げてほしい。 もしよろしければ、メキシコにでも。 相談に乗りますよ。 きっと道は開けます。 僕は、逃げて逃げ続けた人ですから。 人が生きるのに必要なものって、じつはほんの僅かです。 ここにはね、着の身着のままで国籍も戸籍もない人達ですら、屈託なく元気に暮らしています。 皆が逃げたら、究極の反乱ですね。 まずは貴方も、いかがですか?

| | コメント (5) | トラックバック (0)

2018年5月30日 (水)

アジサシの卵

027pukipuki風紋が綺麗な、誰もいない浜。 夕風に吹かれて散歩、むふふ~ん。 日本で最後に3年暮らした鳥取を思い出しますな。 ラクダはどこだ~? あ~、楽だァ~、楽だァ~(また言ってる)。

029pukipoukiところがですな、ピィピィ~とけたたましい鳴き声と共に、上空から鳥に襲われました。 小さな鳩ぐらいのサイズの、カモメをスマートにしたような白い鳥です。

Pukipukiツバメのように反転急降下して僕の頭すれすれを通過する。 やがて20羽ほどになって、何度も繰り返し。

021pukipukiははん、こりゃ近くに巣があるな。 さほど探すこともなく、見つかりました。 砂の窪みに、無造作に卵があります。

026pukipukiこの巣は、卵2つです。 大きさも模様も、ウズラの卵ぐらいです。

008pukipukio巣の主は、この子です。

アジサシの仲間。 たぶん、Sterna hirundo。 アジサシの仲間は種類が多いんで、ちょっと自信ないですが。

この鳥は、テアカパンでは初夏の鳥です。 暑さの盛りの5月に現れ、7月に雨季がはじまると姿を消す。 アジサシの仲間は長距離の渡りをすることで有名な連中ですから、ちょっと羽休めをしてるんだと思っていましたが、繁殖している? しかし抱卵してる気配はないんですよね。 ひょっとして、旅の途中の休息地で戯れに繁殖ごっこをして産卵しただけなのかもしれません。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2018年5月28日 (月)

サツマイモの花

007oukioukiこれね、サツマイモの花です。 直径5cmほど。 アサガオそっくりですね。 だって、サツマイモとアサガオは、ヒルガオ科サツマイモ属、仲間なんです。 でも、昼間も咲きっぱなしですけどね。

メキシコでは、サツマイモのことを、カモテ(CAMOTE)と言います。 僕が住むシナロア州では、あんまり栽培されていないです。 たまに裏庭の植えてる人がいるぐらい。 蔓ばっかり茂ってイモは太らないって言います。 気候のせいでしょうかね? 花はこんな風に、ご機嫌に咲いてるんですけどね。

ところで、約2週間前から返コメが出来なくなっています。 ココログに対処を依頼してますが、いまだ復旧せず。 コメントいただいた方々、申し訳ありません。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2018年5月23日 (水)

みんな頑張れ

012pukipuki野良猫上がりの、トラウト君。 ずっと辺りを縄張りにしてて、うちのボケネコどもと大喧嘩を繰り返し、ゴミ袋を散らかしたり、僕の投網にマーキングをしたり、困り者だったんですが、先月僕が出張中に我が家に居着いてしまいました。 もうすっかり飼い猫モード。 親愛の眼差しですな。 よっしゃ、なんぼでも遊んだるぞ、お~。

さて、日大選手の悪質タックルのことですが。 まず、ありきたりの感想ですが、怪我をさせられたQBは、ただただお気の毒。 反則タックルをした選手は辛い日々を過ごしたことでしょう。 やるしかなかった、当然そう思うでしょう、そういう心理状態、日本人ならわかることです。 両大学関係者の今までの対応は、まあ想定内でしょうか。

でね、巷では立場を利用して選手を追い込んだあげくに選手に責任を押し付け逃げる監督やコーチや日大に対する批判が噴出していますね。 僕も酷いと思います。

さて、物分かり顔で批判してる皆さん、胸に手を当てて考えてみてほしい。 あなたの身の回りに、同じようなことが起こっていませんか? 職場で、学校で、家庭内で...。 程度は違えど、日本ではこの手のことは日常茶飯事でしょう、違いますか?

僕は日本で数か月会社員をしただけでアメリカに逃げたんですが、ずっと海外でも日本の人達と仕事をし、日本の会社員たちの仕事を身近に見てきました。 どうもね、上の立場の人からの指示だとか、あるいは組織のためという大義(?)なら、タガが外れちゃうんですよね。 温厚で分別も教育もある人が、簡単に法律や倫理を超えちゃうのを見てきた。 密輸とか、虚偽申告とか、隠蔽とか。 もちろんパワハラとか労働法違反とか。 密輸なんて、もちろん個人の犯罪です。 罪は個人が被る。 それで永住権が下りず、仕事を失い家族と別れて日本に戻った人を知っています。 なんとも不幸なことです。

あなたが特に意識しないうちに、日大の監督やコーチの立場になっていませんか? 加害者になっていませんか? そうならないように気を付けましょう。 僕だって、子供たちにとか、そうならないように気を付けようと思う。

そして数多の、日大の選手の立場にいる、辛い日々を悶々と過ごしている貴方に...、闘うこともできず、誰も助けてくれず、誰にも話せず、追いつめられ苦しみもがいている心優しき貴方に、心からエールを送ります。 どうか強い心を持って頑張ってください。 そして、逃げると言う選択肢があることも忘れないでほしい。 闘うことも、耐え忍ぶことも立派なことですが、嫌なことから逃げることだって、正しくないと思うことから逃げることだって、勇気ある立派なことです。 だいじょうぶ、何とかなります。 逃げ続けて来た僕が言うんです。 だいじょうぶ。 みんな頑張れ。 だいじょうぶだから。  

| | コメント (4) | トラックバック (0)

«夏の花々