2012年5月25日 (金)

ワムチ

0aaacanon343_convert_20120523055156 木漏れ日にきらきら、Pithecellobium dulce の 実。 ほんのり甘くてちょっと渋い果肉は、食用になります。 実が熟れる5月には、いつも小鳥達が群れています。 

アメリカ南部からメキシコ、中南米の亜熱帯、熱帯域に広く分布しています。 地方ごとに呼び名があるようですが、メキシコ北西部では、ワムチ(GUAMUCHIL)と呼んでいます。

0aaacanon345_convert_20120524043128ワムチは、15mぐらいに育つ、マメ科の木です。 幹や枝には、鋭い棘がいっぱいあります。

うちのほうでは半落葉性です。 乾季のさなかの春先には大方の葉っぱが落ちてしまいますが、追って新芽を吹き、小さなネムのような花を咲かせます。 

丈夫な植物で、最高気温が45度にもなるソノラ州の砂漠地帯でも、オアシスの周りにワムチの大木がありました。 塩分にも強いようで、海岸沿いやマングローブ林の中でも見られます。

道端や原野や、どこにでもある木です。 成長が早く涼しい木陰が出来るんで、放牧地に点々と残されているのを良く見ます。 薪にしても、火付きも火持ちも良く、良い香りの煙が立ちます。 田舎の生活に密着した木ですね。

0aaacanon324_convert_20120523073023ワムチの実は長い豆鞘で、こんな風に枝先にぶら下がって成ります。

大きくなるにつれて、鞘は縮れてきます。 そして熟するとほんのり赤く染まって、やがて鞘がはじけて、白や薄紅色の果肉が出てきます。   

0aaacanon318_convert_20120523051741手前の、白いのが果肉です。 中には、黒くて硬い種が一つ入っています。

甘い実がなる木や渋い実の木がありまして、子供達が良く知っています。 甘い木の下には、いつも子供達がたむろしていています。

まあね、大して美味しいものではないです。 僕は散歩の途中で見つけても、2,3粒口に放り込んで、プッと種を吐き出して行き過ぎる程度。 だけどメキシコ低地の田舎の人達には、季節の贈り物で、郷愁をそそる初夏の木の実のようです。 たまには市場周りの露店で、カゴに盛って売ってるのを見かけます。

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2012年5月24日 (木)

渇水期のダム

f97f.html     0aaacanon329_convert_20120523033340 エスクィナパ(ESCUINAPA)の東方約10kmにある、ラス・カニャス(LAS CAÑAS)ダム。 今は雨季の終わりで、水位が一番低い時期です。 雨季の終わりの、9月の満水期には、潅木が生えてるところまで水位が上がります。

かんかん照りの水辺は、えらい暑かったです。 砂浜もそうですが、こういう遮る物の無い水辺は地獄ですな。 それに、雨季が始まる7月はじめまでが、一番暑い季節なんです。  2月に来た時には、うじゃうじゃ群れていた水鳥達も、全然いなくなってました。

0aaacanon339_convert_20120523044112ダムまでの道は、こんなです。

まるで冬枯れですが、違うんです。 こちらは、雨季乾季が全てを支配する世界です(大げさですが本当です)。 乾季の終わりには、こんなふうに大半の木は落葉yしてしまいます。 そして雨季になると、いっせいに芽を吹いて新緑になります。

0aaacanon330_convert_20120523034306ダムの堤防からの景色です。

ダムの下の低地に、わずかに緑の木々とマンゴーの果樹園があります。 あとは、ほぼ枯れ野山です。

 

0aaacanon341_convert_20120523043304 

たわわに実るマンゴー。 収穫期は7月です。

 

 

0aaacanon332_convert_201205230345_2ダムの岸辺に、大きなカメが干からびて死んでました。

メキシコクジャクガメ、Trachemys ornata。 甲長40cmぐらいあります。 シナロア州を中心とする、限られた地域の低湿地に分布するメキシコ固有種です。0aaacanon351_convert_20120523122504

水辺で拾った、ピンク色の羽。 ベニヘラサギの羽です。

帽子の飾りにしました。

0aaacanon326a_convert_2012052303235ダムの下の小川に、ゲンゴロウがたくさんいました。 日本の奴よりやや小型かな、3cmぐらいの種類です。

ゲンゴロウやタガメの類は、雨季にはうじゃうじゃ、うちの灯火に飛んで来ます。 この手の大型の水生甲虫は、こちらではイサ(HIZA?)と呼んでまして、刺されると難治性の潰瘍や腫物になることがあるんで、嫌われてます、可愛いんですけどねぇ。

 

 

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2012年5月22日 (火)

木陰でローストチキン

0aaacanon254_convert_20120518110829 皆様、日食はご覧になりましたでしょうか? こちらメキシコは今回の日食エリアの完全に外でして、灼熱の太陽が照りつける暑い一日。 ほんの束の間でも、太陽が欠けてくれればありがたいのに。 日本がうらやましいですな。

0aaacanon253_convert_201205180801_2 というわけで今日のお昼は、ここにしました。 日食は関係ないんですけどね、大きな木の下の、野外レストラン。 緑の枝がすっぽりと太陽を隠して、日食なみに涼しそうです。

ここの出し物は、ローストチキンです。

0aaacanon250_convert_20120518050133 こんなふうに、大きなガラス扉のオーブンがでんとあって、中で丸焼きチキンがジュウジュウ音を立ててます。

とはいっても、ガラスが脂で曇って、良く見えませんね。

0aaacanon252_convert_20120518062749 おじさん鶏一羽ちょうだい、と注文すると、扉をがらがらっと開けてくれます。 良い匂いの煙がどっと襲ってきます。

どれにする? え~っと、そんじゃあね、この一番大きい奴!

...あのなハポネス、それはさっき入れたとこで、まだ生焼けだよ。 鶏は焼けてくると縮むんだ。 焼けてるのはこれとこれとこれだから、その中から選びな...。

...なるほどね...、やや軽蔑の眼差しを感じながら、そのなかで一番大きそうなのを選ぶ(当たり前ですよね)。

0aaacanon251_convert_20120518061214鉄串からチキンを抜き取り、ナタ包丁でダンダンと斬って、炒めタマネギをどっさり添えて、はいどうぞ。

トルティージャ食べ放題、マカロニサラダとグリーンサラダ付で90ペソ(550円ぐらい)です。

ふっくら柔らかくて、ジューシーです。 たぶん味付けは塩コショウだけだと思うんだけど、オーブンに充満してる煙が風味をつけるんでしょうか、すごく香ばしくて美味しいです。

ところでですね、僕が住んでるメキシコ北西部の名物として、炭焼きチキンというのもあります。 これなんですけどね、http://teacapan.cocolog-nifty.com/blog/2010/05/post-5900.html

うちのほうでは炭焼きが主流ですが、他の地方ではローストが多いようです。

ローストは、ふっくら柔らかで、こってりしてて歩留まりが良い(腹が膨れる)。 対して炭焼きのほうは、スモークの香りがあって、脂は落ちてさっぱり味。 僕は、今回みたいに家族全員で食べる場合は、ローストにすることが多いです、柔らかいんで3歳の末娘も好きだし、うまくいけば一羽で全員が満腹するしね。

という思惑は外れ、結局2羽目を注文し、骨までしゃぶって軽々と完食しました。 こいつらいつでも食べ盛り、育ち盛りですな、めでたい事です、ハイ。

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2012年5月20日 (日)

巨大フグ

0aaacanon304_convert_20120519110531 昨日の夕方、村外れの浜で投網に入った巨大フグ。 48cm、2.4kgもあります。 投網を引き上げる時には、水を飲んでまん丸に膨れていたので、凄く重かったです、たぶん4kgぐらいはあったと思う。 いままでに1kgをちょっと超えるぐらいのは獲ったことがあるんですが、今回の奴は桁外れの大物です。 ほんの波打ち際でこんな大きいのがと、通りかかった漁師もびっくりしてました。

BOTETE DIANASphoeroides annulatus。 テアカパンではタンボリージョ(TAMBORILLO)と呼んでいます。 有毒種です。 以前に記事にしていますので、ご覧ください。 http://teacapan.cocolog-nifty.com/blog/2010/02/post-aa87.html

0aaacanon316_convert_20120519125518 早速捌いて、から揚げにしました。 とても美味しかったですが、アタマがでかくて骨が太く、歩留まりが悪かったです。

それから手の平大の大きな卵巣が入ってました。 肝臓もプリプリ大きかったです。 猛毒の部分ですな。 実はアタマやヒレも味噌汁にして食べるつもりだったんですが、今回はこれを見てびびって急遽取りやめました、産卵期のフグは最も毒が強くなるらしいからね。

内臓やアタマや皮は、ネコが間違えて食べないように、庭のマンゴーの根元に深い穴を掘って埋めました。 どうもありがとう、ごめんね。 どうか美味しいマンゴーに生まれ変わってください、そしたらまた、戴きます(*^-^)。

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2012年5月18日 (金)

ヒョウモンドクチョウ

0aaacanon291_convert_20120516061012 庭に飛来したヒョウモンドクチョウ、Agraulis vanillae。 あるいはウラギンドクチョウ、Dione juno huascumaかもしれない、ちょっと自信が無い。

いずれもメキシコから中南米の熱帯、亜熱帯域に広く分布する、ドクチョウ族の蝶で、名前の通り有毒種だそうだ。

有毒といっても、主要な天敵である鳥にとって不味であり、食べれば嘔吐して苦しむ程度とのこと。 酷い目にあった捕食者は、それ以降この蝶を襲わないらしいから、それで十分ということらしい。 幼虫はトケイソウ科の植物を食べ、その毒素を蓄えるとされている。 そして、これらのドクチョウに擬態する無毒の蝶が数多いる。 分布域が全く違う日本のウラギンヒョウモンやギンボシヒョウモンもそうだといえないことも無い。

僕の思うに、この手の擬態の多くは気休め程度のような気がしている。 他の多数の生存競争に有利な要因も総合的に作用して、その結果多くの外見やしぐさが似た種が生存しているんだと思う。

0aaacanon293_convert_201205160759_2 翅の表側は、目にしみるような鮮やかなオレンジ色。 ドクチョウの仲間としては、飛翔は速いほうだ。 陽だまりを活発に飛び回り、花にも良くとまる。

モンシロチョウぐらいの大きさで、テアカパンでは道端や庭、空き地など、どこででも普通に見られる蝶だ。 町中の公園や、時には植木屋の花にも群れているのを良く見かける。 日本でよく見たヒョウモン類と大して変わらない風情だが、それでもドクチョウという先入観か、なんとなく艶めいていて、ぼくのお気に入りの蝶だ。

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2012年5月17日 (木)

アカポネタの雑踏の風景

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0aaacanon042_convert_201205151341_2アカポネタの市営市場の入り口で、ノパール(食用サボテン)を売るおじさん。 お昼寝気持ちよさそうです。 お客は、起こさないようにそ~っと袋詰めのノパールをつまみ上げ、代金の10ペソを置いていきます。

目が覚めたら売り切れで、売り上げがカゴにちゃんと入っているという、楽園ならではの商売ですな。

アカポネタは、ぼくのお気に入りの町。 市場通りの、土曜日の午後の様子をお見せしますね。 写真はクリック拡大ね。

0aaacanon014_convert_20120515113141町の中心地は、石畳の舗装道路です。 交互に一方通行になっています。

車が無い時代に出来た町ですから、そうしないとすれ違うのがやっとになるし、歩行者のスペースがなくなります。 写真の部分は広いですが、次のブロックからは一車線の片側駐車になります。

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露店が並ぶ、市場周りの周り。

やたらの人が多いのが楽しいです。

 

0aaacanon022_convert_20120516030859大音響で、サーカスの宣伝車が雑踏を書き分けて行きます。 喧しすぎて、かえって何を言ってるのか分かりにくい。

どうやら、今日が最後の公演だよ~、大サービスので入場料20ペソ~...、いつでも今日が最後なのよね、メキシコのサーカスって(*^-^)。

0aaacanon021_convert_20120516121035 こんなのも通って行きます。

この前が荷台の自転車、売ってるんです。 それにシートを乗っけてます、楽ちんそうですな。

孝行息子が、タラチネの母のために改造したんでしょう。

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メットかぶれ~。

 

 

 

0aaacanon030_convert_201205151305_6 アイスクリーム売り。

丸いスプーンですくって、ちっちゃなコーンに乗っけて、4ペソです。 なかなかの繁盛ぶりです。

 

0aaacanon032_convert_20120515133633 こちらは手押し車のアイスキャンディ屋さん。 チリンチリンと鐘を鳴らして客を呼ぶ。 しかし騒音にかき消され気味ですな。

このペンギンマークのキャンディ屋、元締めが居てどこの町でも見かけます。 チェーン手押し車(?)ですな。

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カキ氷屋さん。

娘さんたちで、賑わっております。 こういう商売もやって見たいですな。

0aaacanon046_convert_20120516123119これはパイナップルの屋台です。

地元産の小さなパイナップルをしゅっしゅっと剥いて、袋に入れて、チレパウダーを真っ赤にかけて、10ぺそです。

繁盛店です、足元に捨ててある、パイナップルのアタマの数が凄い。 

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花売り...、だと思う。

ちっちゃな造花の束を持って、ちょっとアブナイ目つきで佇んでる、ちょっと不思議な人。

 

0aaacanon043_convert_20120515132028銀行のキャッシュマシーンに長蛇の列。

最近はメキシコでも給料は銀行振り込みになりましてね、土曜部は給料日なんです。 機械の金がなくならんうちに、早く下ろそうと言う訳ですな。

 

0aaacanon039_convert_20120515134354  

おじいちゃん、なかなか決めてますな。

 

 

0aaacanon023_convert_20120516113215  

おお、赤毛のアンがいるぞ。

...う~、イメージ壊れた~...。

 

0aaacanon033_convert_20120515125658 若奥さん、たくさん買いましたな。 旦那さんが車を取りに行ってるんでしょう。

市場通りは駐車スペースの争奪戦が激しいんです。 僕も3ブロックほど離れたところに、やっととめられました。

 

0aaacanon049_convert_20120515115857  

インディヘナのご夫婦も、土曜日のお買い物ですかな。

 

 

0aaacanon246_convert_20120516051119 中央公演には、台所用品の露店がたくさん出ていました。 色とりどりの安物プラスティックの食器が日差しに映えて、まるでお花畑のよう。

小さな町の賑わいの中で過ごす土曜の午後。 なんだか、妖しい心の高揚感。 まるで子供の頃の、祭りの夜みたい。

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2012年5月15日 (火)

鉄橋を渡る

アカポネタ(ACAPONETA)の町の南には、アカポネタ川が流れています。 アカポネタは、川のほとりの丘陵地に出来た町です。

全長200kmを超える川ですが、流域にある万単位の人口の町はアカポネタだけです。 それから橋は、アカポネタの近くの国道に一つ、はるか25km上流のワヒコリ(HUAJICOLI)に一つ、それからすっと下流に河口近くに一つ、合計三つあるだけです。

0aaacanon066_convert_20120505100849それからこの鉄橋があります。

以前に記事にしていますので、ご覧ください。 http://teacapan.cocolog-nifty.com/blog/2011/03/post-d115.html

0aaacanon052_convert_20120505071520この日は、線路伝いに鉄橋の側まで行ってみました。 近くで見ると、けっこうな迫力です。

でね、時々人が線路の上を歩いて、鉄橋を渡って来るのよね。

まあ橋は数キロ下流だし、列車が通るのは週にせいぜい1~2本だから、よっぽどでないと遭遇しない。 この鉄橋を橋として利用しない手はないですわな。

なかなか眺めもよさそうです。 僕も童心に帰って、渡ってみる事にしました。

0aaacanon064_convert_20120505080848息子を誘って、さあ出発。

うひゃ~、川までの落差が凄い。 それから、川風がごうごう吹いてます。 あおられて、ふらつくぐらい。 鉄橋の上は、思いのほか風通しが良いです。

0aaacanon059_convert_20120505100314こんな風に、枕木の間かかなり開いてます。 30cmぐらいはあって、十分に落ちられる隙間です。 おまけに、腐り始めてるのもあります。

遥か下には、川面が揺れてます。 かなり怖いです、チOこ縮まる (*^-^)   。

0aaacanon057_convert_20120514125850水遊びの家族連れ。

まさか。上から見られてるとは思ってないでしょうな。 アホ~アホ~なんてカラスの鳴きまねしてやったら、みんなきょろきょろしてました、うひひひ。

0aaacanon056_convert_20120505094019中ほどまで来ました。

いやいや、なかなかの絶景です。 まあ、あんまりゆっくりしてると、あいや遠くに警笛が、なんて窮地に陥るかもしれません。 そうなったら、この鉄骨にセミ状態でしがみつくことになります。 君子危うきに近寄らず? ペースを落とさずに進みます。

0aaacanon061_convert_20120505075849やれやれ、無事に渡りきりました。

振り返れば、おじさんが自転車を押してやってきます。 レールの上に車輪を転がして、なれたものです。

こうして、かなりの人が毎日、鉄橋を渡っているんだと思います。 別に見つかってもお咎めなど一切無し、事故があってもすべて自己責任と言う訳ですな。

人心地ついたところで、帰りも鉄橋を渡らないといけないことに気がつきました(当たり前ですな)。 行きは良い良い帰りは怖い、鉄橋渡りは今回限りにします。

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2012年5月14日 (月)

アカポネタのタコス屋台にて

土曜日は、家族を連れてアカポネタ(ACAPONETA)に行ってきました。

アカポネタは、ナヤリト州最北端の人口約3万人の町です。 僕が住むシナロア州テアカパンからは、大きく湿地帯を南に迂回して、約100kmのドライブになります。 に南接する古き良きメキシコの空気が色濃く残っている、僕のお気に入りの田舎町です。

お昼は豚の丸焼きタコスにしたんですが、こんな紙ナプキンスタンドがありました。

0aaacanon047_convert_20120513105835両者を眺めていたら、なんだか豚さんが可哀想に思えてきました。 でもタコスは、とっても美味しかったです。

そのタコスを頬張るおじさん。 タコスは、立ち食いしても美味しいです。

0aaacanon051_convert_201205131120_2 ブルドッグのT-シャツが似合ってますね、そっくりですな、この二人。 タコスも、まるでブルドッグに食べさせてるみたいだ。 まさか、ど根性ガエルみたいに...?

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2012年5月12日 (土)

蛇の通り道

0aaacanon141_convert_20120510114218バルアルテ川の 河口地帯の乾いた泥の上なんですけど、うねうねと引き摺ったような跡がありますね。 これ、蛇の通った跡です、かなり大きな奴ですな、メキシコボアかな。 足跡(?)なんか見てもしょうがないですか、すみません、ちょっと珍しかったもんで。

これだけでは寂しいんで、河口の様子を少々お見せします。

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広大な砂浜。

河口に堤防があります。

 

 

0aaacanon123_convert_20120511121518 近くから見た堤防。

すごく大きな石で出来ています。 どうやって運んできたんでしょうかね。

メキシコにはテトラポットは無いみたいです、堤防はどこでも、すべて自然石です。

0aaacanon127_convert_20120510120513 

堤防の突端からの眺め。

まるで岬みたいです、太平洋の荒波が打ち寄せてます。

 

0aaacanon133_convert_20120511124701川側です。 

静かです、いかにも、大河の河口という感じ。 水際には広大なマングローブの湿地帯が広がっています。 ちなみにこのあたりの地名は、カイマネロ(CAIMANERO、ワニ猟師の意)と言います。 昔はワニがウヨウヨいたのかも。 

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砂丘といってもいいような広い砂浜に、海岸植物がまばらに生えています。 このあたりの海岸は、ずっと何十キロもこんな感じで、テアカパンまで続いています。

 

0aaacanon144_convert_20120511123644  

干潟もあって、凄い数の鵜がいました。 お魚がたくさんいるんでしょう。

 

0aaacanon117_convert_20120510130935 岩の上にいた、15cmほどのトカゲちゃん。

凄い高速ランナーです。 息子と追い掛け回して、やっと撮った写真、ちょっとピンボケですが、なかなかきれいな奴ですね。 手足の指が長いです、垂直な岩も自由自在に上り下りしていました。

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2012年5月10日 (木)

トペ

0aaacanon161_convert_20120507113419 エル・ロサリオ(EL ROSARIO)の町中の、大きなトペ(TOPE)。

トペというのは、強制減速帯とでも呼ぶのでしょうか、メキシコの道路にある出っ張りです。 上の写真のトペは、幅1.5m、高さ15cmほどもあります。 ここは広い直線道路で、ちょっと飛ばしたくなるんですが、うっかりこんなジャンプ台のようなトペに突っ込んでいくと、酷い事になります。 歩くような速度で、よっこらしょと越えることになります。  

0aaacanon156_convert_20120507124318トペの存在を示す標識。

メキシコ中の道路の至る所に、トペがあります。

特に学校の近辺とか、住宅街の直線道路とか、子供の飛び出しが想定されるところには、数珠繋ぎにあることが多いです。 むりやりに、とろとろ運転になります。

0aaacanon159_convert_20120508110447ここは州道で、最高速度80kmの野中の一本道ですが、小さな農道が交差しています。

しっかりと、大きなトペがあります。 黄色いトペの標識を見て、つんのめるようにブレーキを踏んで減速することになります。

0aaacanon155_convert_20120507123527ここも州道。 原野から小さな村に入るところに、トペがあります。

ここにはトペの標識がありませんが、手前に、前方に村あり、とサインが出ていました。 こういう抜き打ちトペも多いですから、前方に村が見えてくると減速する習慣がつきます。

ところでこのトペですが、メキシコ特有の物なのかもしれません。 少なくともアメリカには無い。 僕が始めてメキシコを車で旅したのは25年近く前のことですが、しっかりとトペの洗礼を受けました。

エルパソからボーダーを越える、さあ憧れのメキシコだ、愛車マリブーのアクセル全開だぜ、ガッシャ~ン...。 なんだなんだ、う~あんなところに出っ張りが...。 気を取り直してさあ行くぜ、ガッシャ~ン...。 やっと町から脱出だ、タコスを買い込んで田舎道の直線道路だぜ、ガッシャ~ン...、タコスは吹っ飛ぶジュースはこぼれる...。 こりゃダメだ、お前助手席で出っ張り見張れ、それでもガッシャ~ン、どこ見てんだよと大喧嘩。 夜なんか、もう完全にお手上げね。 あの頃はトペの標識なんて無かったように思う。 3週間後、メキシコを脱出する頃には、僕のマリブーちゃんガッタガタ。 まあね、これは慣れでして、こりゃトペがありそうだなと勘が働くようになるんですけどね。

0aaacanon083_convert_20120508113539さて、これは我が家の前なんですが、ごらんのように道路に太い綱が渡してあります。

先月、道向かいの露店の主人が置きました。 私設トペですね。

ここは牡蠣のカクテル屋なんですが、よし買ったぞさあ食べよう、なんてカップ抱えて飛び出す人が結構いたんです(気持ちは分かる)。 

0aaacanon080_convert_201205081156_2 綱引きに使うような綱です。 こんなものでも効果覿面、みんな嫌そうな顔をしてブレーキを踏んで、がったんごっとんと通っていきます。

時には気がつかなくて、ガシャーンと突っ込む人も。 慌てて路肩に車を止めて、サスペンションをチェックしていたりします、お気の毒さま。

でもメキシコでは、誰だこんな綱を勝手に道に置いたのは、修理代払え、なんてことには決してなりません。 お巡りさんも黙認ですし、サイレン鳴らしたパトカーも、ちゃんと減速して通っていきます、ここは楽園ですからな。

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