2016年2月 6日 (土)

冬眠ヒキガエル

~Img_1984_convert_20160206101606庭仕事をしてたら、ヒキガエルを見つけました。
 
Img_1980_convert_20160206101017 コンクリートブロックの下にいました。 体がちょうど入る穴に収まってます。 冬眠中のようですな。
 
まあ、冬眠と言っても、ここメキシコ西海岸、テアカパン村は、連日30度近い陽気です。 冬なんてないのね、ここには。 今は乾季のさなか、雨季が始まる6月まで寝て過ごそうという作戦でしょう。 冬眠じゃなくて、乾眠ですかね。
 
Img_1986_convert_20160206102002巣穴があったところは掘り返しちゃうんで、出て来てもらいました。 さすがに、眠そう顔をしてます、ごめんね。
 
しかし丸々してますな。 ダルマガエルじゃないよね。
 
Img_1985_convert_20160206101820陸棲のカエルってね、常に体内に水を貯えてるのね。 だから捕まえたら水分を放出します。 俗に言うカエルの小便です。 土中で休眠中は、さらにたくさんの水分を貯える。 乾いた土の中でも、へっちゃらって訳です。 それにしても見事です、水でパンパンだ。
 
Img_1987_convert_20160206102144 驚かせて水分を放出してしまうとこの先の休眠生活に差し支えるんで、新しく巣穴を掘って、そっと入れました。 上に瓦のかけらで覆って、薄っすらと土をかける。 さあ、ゆっくりお休み、雷様が鳴ったら出ておいで。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2016年2月 1日 (月)

人造池のティラピア

早いもので、もう2月ですな。 あちこちで寒波だって騒いでるんですが、僕が住むメキシコ北西部シナロア州の、海辺の楽園テアカパンでは、連日30度です。 年末から2週間ほど、少し涼しかっただけ、それでも最高気温は25度でした。 これからは、暑くなるばかり。 ちょっと、うんざりします。
 
Img_1911_convert_20160201133636 さて、今日は、エル・ロサリオに行ってきました。 人口約2万、1700年代から鉱山の町として栄えました。 今は鉱脈は涸れ、ひっそりと寂れた古い町です。 町の真ん中に大きな池がありまして、市民の憩いの場になってます。 この池、鉱脈を追って堀りまくったためにできた人造池とのこと。
 
Img_1915a_convert_20160201133307_2 アミーゴたち、ちっちゃな刺し網をもって池に入って、こんな立派な魚を獲ってきました。 池端で焼き肉食って昼寝してたOTTOファミリーにも、2匹分けてくれました。 ありがたや~。
 
ティラピアです。 アフリカ原産の移入漁ですが、最近増えてまして、どこにでもいます。 わずかに泥臭さがありますが、白身で普通に美味しい魚です。 丸ごと、から揚げにしよう。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2016年1月28日 (木)

煉瓦工場

Img_1597_convert_20160128013926煉瓦工場主のエリさんと。 焼きあがりたての煉瓦の山は、まだポカポカ温かいです。
 
煉瓦工場に行ってきました。 工場と言っても、建物はなく、原野の中の原っぱです。 まあ、作業場ですね。
 
煉瓦を注文したのが去年の10月。 今週火を入れるから、焼き上がりは来週だ、来週末には届けてやるよ。 ところが翌日、予期せぬ雷雨がありましてね、火入れを待っていた日干し煉瓦は雨に打たれて崩壊しました。
 
悪いな、OTTO。 天災だから勘弁してくれ、新しく作るから。 待つこと3か月、エリさんから、焼きあがったぜ、と連絡が来たんでね。 
 
Img_1581_convert_20160128014254焼きあがった、煉瓦の山。 上の部分が欠けてます。 朝早く、大きなトラックで、4000個配達したそうです。
 
日干しの煉瓦を、マヤのピラミッドみたいに積み上げて、周りを泥で固めて窯みたいにして、薪で2日ばかり蒸焼にします。 火を引いて冷めるまで数日放置、出来上がりです。 写真の山は、上の部分が持っていかれてます。
 
お前の煉瓦500個は一番下だ、良く焼けてるやつが欲しいんだろ。 ありがたいですな。 配達は上のが先だ、お前のはいちばん後だよ、早くて来週だな。 (´・ω・`)。
 
Img_1583_convert_20160128014558 あたりには成形され乾燥中の煉瓦が並んでます。 手前の薄いのは、屋根を葺くためのも、奥に見えるのが普通の煉瓦です。
38cmX15cmが今の煉瓦のサイズだよ、昔は40cmX20cmだったけどな。 数量がまとまれば、どんなサイズでも焼くよ。 
 
Img_1590_convert_20160128014857煉瓦の原料は、粘土と、ロバの糞です。 この手動式ミキサーでロバの糞を砕き、粘土と混ぜる。
 
ここは良い粘土があるし、水も沸くんだ。 全部、手作業だよ。 糞を混ぜないと色が出ないし、しっかり固まらない、ロバのがいちばんだ、馬糞を混ぜることもある。 
 
Img_1585_convert_20160128015218 まず木の枠を地面に置いて成形し、そのまま放置。 半乾きになったら立てるか、隙間を開けて積んで、完全に乾かす。 ピラミッド状に積んで、焼く。 一回で2万個できるそうです。
 
Img_1725_convert_20160128022620 我が家の庭の、煉瓦の歩道。 なかなか良いでしょ。 こういう仕事は、やっぱり煉瓦じゃなくっちゃね。 8年前に作ったんですが、傷んだところを入れ替え、少し延長しようと思って買いました。
 
Img_1611_convert_20160128024023近くの村にある、レンガ造りの家。 住む人がいなくなって崩壊しつつありますが、150年以上たってるそうです。
 
メキシコでは、こういう素焼きの煉瓦、今でも主要な建築材です。  新築を煉瓦で建てる人も多い。 値段は手ごろ、丈夫で長持ち、通気性があって快適です。 煉瓦むき出しでも、きれいだしね。 ちなみに今回の値段は、配達してもらって、一個4ペソ(25円足らず)です。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2016年1月24日 (日)

売り家

Img_1493_convert_20160123130441 また、シナロア州の山里、ハルパ村の話なんですけどね。 この家、売りに出てるそうです。 どこにもそんな看板は出てないし、広告もなし、楽園メキシコ田舎村らしいところです。 値段はね、15000ペソ(10万円足らず)だそうです。
 
ガビさん、どうして売り家って出さないんですかァ~? こんなところまで、だれも家なんか探しに来ないだろ、それにな、この村はエヒード(大昔の集団入植地)なんだよ、家や農地を買うには村人全員の承認がいるんだ、信頼できる奴だけってことだよ、だからお前に教えてやったんだ、どうだ?
 
Img_1490_convert_20160123130801 高床の土間で、寝室と居間があります。 素焼き煉瓦の壁、素焼きの瓦屋根。 裏には、薪で調理するキッチンがあり、テラスもあります。 敷地は400m2ぐらい(お隣との境界がはっきりしてない)。
 
Img_1498_convert_20160123131117 こんな小屋も近くにあります。
 
ガビさん、あれも売りですかァ? いや違う、あれはうちのヤギの小屋だよ。 ヤギを持つんなら、建てるのみんなで手伝ってやるぜ、材料集めからで一週間でできるよ。
 
Img_1200_convert_20160123133640村のたたずまい。 人口約150人。 エル・ロサリオ市から未舗装の道を1時間半。 電話なし、携帯も通じない、もちろんインターネットなし。 電気は来てますが、停電頻繁。
 
Dscf8140_convert_20160123132652 あたりは、こんなきれいな山河です。 粗放農業と放牧が村の産業、近くに金鉱山あり。
 
Img_1499_convert_20160123131645 ここに住むなら、ロバが要る。 こいつを売ってやるぜ、トロいけどおとなしいんだ、鞍付きで1000ペソ(6500円ぐらい)でいい。
 
Img_1502_convert_20160123132039 農地は川端に空いてるところがあるし、ウシを持つんなら、お前が馬に乗れるようになるまで俺が面倒みてやる。 だいじょうぶだよ、食うぐらいはなんとかなる、できないことはみんなで助けてやるから。 だけど、そのブログとやらは出来なくなるぜ。
 
う~ん、すごく魅力的な話なんですが、完全隠遁はもう少し先にしようかと。 どなたかこの話、乗りたい方、おられませんか? とりあえず、家は逃避用に買っといてもいいかとも。 そんな軟弱な考えではならん、なんて否決されたりしてね。

| | コメント (4) | トラックバック (0)

2016年1月21日 (木)

バーバーアカスジヤマガメ

Img_1546_convert_20160121114448 バーバーアカスジヤマガメ, Rhinoclemmys pulcherrima rogerbarbouri。 
 
メキシコ太平洋側から中米コスタリカに分布するアカスジヤマガメの亜種です。 分布域はメキシコ北西部太平洋側、ソノラ州北部からコリマ州。 浅い水溜りや湿地にいることもありますが、ほぼ陸棲です。
 
Img_1543_convert_20160121115632 この子は、甲長18cmの成亀です。 頭が小さくてシャープな姿の亀です。 ややオリーブ色がかった褐色の甲羅。 頭や顔はオリーブ色が強く、赤い模様が入る。
 
Img_1540_convert_20160121120038 手足や尻尾にも、鮮やかな赤い模様がある。 メキシコ西海岸地方の山の住民たちから聞いた、”森の赤い陸亀”。 長い間、謎の幻の亀だったんですが、この子のことです。
 
Img_1538_convert_20160121114854 裏側。 陸亀なんで汚れてますが、磨けばきれいになるかも。
 
Img_1539_convert_20160121115910 雑食性の亀です。 野菜くずや芝生をよく食べてくれますが、少量のキャットフードも食べます。 攻撃性は全然なく、甲羅に籠りっぱなしなんてことも皆無。 可愛い亀です。
 
Img_1536_convert_20160121115149 文句なしの、美麗種だと思います。 
 
Img_1510_convert_20160121120710 生息環境は、こんなところです。 原植生が広い範囲に残っていて、近くに川や湧水があるところ。 ただし、写真のような大きな水場には入らない。 いるのは、枝川沿いの斜面とか、じめじめした森とかです。
 
Img_1511_convert_20160121120922 マングローブ域や汽水域にはいない。 真水がある、山麓の亀です。
 
分布域は広いですが、どこにでもいる亀ではありません。 ここに行けば必ず見られる、なんて場所はないと思う。 さんざん山歩きをしている僕でも、遭遇は数回きりです。 山の住民たちが、山仕事の際に、たま思いがけないところで見かける、森でひっそりと暮らしている亀です。

| | コメント (3) | トラックバック (0)

2016年1月20日 (水)

着生植物の谷

Img_1488_convert_20160120102809 先日頂いた着生植物は、谷沿いの崖や樹木に生えてます。
 
Dscf8130aaa_convert_2016012010215_2 崖を被う、チランジア(TILLANDSIA)。 赤葉、銀葉、細かい棘があるやつなど、何種類か混じってます。
 
Img_1476_convert_20160120102426_2枯れ枝にも、小さな銀葉のチランジアがあります。 崖に生えるのとは別の種類です。
 
Img_1480_convert_20160120101450_2大木の折れた幹の上に育った、見事なチランジア。 種類によって、生える場所が違います。 
 
Img_1478_convert_20160120101951_2樹木の幹にびっしりと着生する、ランの仲間。 たぶん雨季に花が咲くんだと思うんですが、この谷、雨季には増水して入れないんです。
 
Img_1486_convert_20160120102621メキシコ北西部は、はっきりした雨季と乾季がありまして、毎日スコールで雷ゴロゴロの雨季が6月から9月。 それ以外の季節は乾季で、ほとんど雨がふりません。 今は乾季のさなか、着生植物たち、からからに乾いた状態です。 それでもこんな谷沿いは、多少は湿度が多いんだと思います。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2016年1月19日 (火)

着生植物の飾り

Img_1561_convert_20160118104603 今日は、頂き物の着生植物の植え付け、と言うか、飾りつけをしました。 まずは、銀葉のチランジア(TILLANDSIA)。 球状にまとめて、麻ひもで縛りました。 芯は無しです。
 
Img_1566_convert_20160119102619庭のパラパの軒に吊るしました。 なかなか良い感じです。
 
Img_1565_convert_20160119103727枯れ幹に着いてるやつは、そのままで吊るす。
 
Img_1564_convert_20160119104011 これは、ランの仲間。 根っこが緩んで幹から外れそうだったんで、麻ひもで縛って吊るしました。
 
Img_1572_convert_20160119103020 チランジアとランを、庭のマンゴーの幹にも、縛ってみました。 新しく根が出て、幹に張り付いてくれると良いんだけど。
 
Img_1556_convert_20160118104326 残ったランを半割丸太に縛り付けて、こんなのも作りました。
 
我ながら、良く出来ました。 でも、これらの植物が生えてる山の環境は、海辺の我が家と全然違います。 育ってくれればいいんだけど。 頑張って、毎日水をかけてやります。
 
明日は、これらの着生植物の、生育環境をお見せします。 

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2016年1月18日 (月)

着生植物

Img_1547_convert_20160118060006 山奥の村のアミーゴ、アベルさんから、着生植物を頂きました。
 
いえね、年末におじゃました時に、裏庭の古木にいろんな着生植物が育ってるのに驚きましてね。 うわぁ凄い、ぼくもこんな庭がほしい~。 ああ、あれか、勝手に生えてきてるんだ、向こうの谷に行けば枝じゅうびっしりなんて木もあるよ。 覚えててくれて、わざわざ届けくれました。
 
Img_1548_convert_20160118081439 ランの仲間、2種類あります。 雨季に山に行くと、崖の中ほどとか、大木の枝なんかに、ランの花が咲いてるのをよく見るんですが、ちかづけるようなところじゃないんです。 これは、どんな花が咲くんだろう?
 
Img_1549_convert_20160118081834 これは、パイナップルの仲間の植物で、チランジア(TILLANDSIA)と言います。 チランジア属は何百種類もあって、アメリカ大陸に広く分布しています。 多くは樹木の幹や枝、それから岩なんかに張り付いて育つ、着生植物です。 写真には、少なくとも、3種類が混じってます。
 
Img_1550_convert_20160118082103 この灰緑色シワシワのチランジアね、ふつうは木の枝に着くんですが、時に町中の電線にずらりと生えることもあります。 空気を食って育ってるって、エアープランツ(AIR PLANTS)っていう俗称があります。
 
まあね、この手の着生植物って、見かけによらず、けっこう世話が難しいのよね。 最初は元気そうでも、だんだん弱って枯れちゃうことが多いと聞きます。 それで、今まで育てたことなかったんです。 でも、今回は貰っちゃったんでね。 頑張って植えなきゃ。
 
明日は、作品をお見せしますね。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2016年1月13日 (水)

いい天気

Img_1432_convert_20160113125316毎日、いい天気です。 暗いぐらいに真っ青な空。 まぶしすぎて、全てが光と影だけになってしまう。

なんだか、元気が出ないなぁ。 寂しいのかな? でも、賑やかなところと、寂しいところがあれば、ぼくは必ず寂しい方に行くんだな。

寂しいところで、一人っきりで、ずっと空を眺めていたい。 でも、それがほんとに、お望みなのかな? 

これから6月まで、すっと毎日、こんな空。 好きでも嫌いでも、毎日毎日、こんな空。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2016年1月 7日 (木)

ハルパの生き物

シナロア州南部の山村、ハルパ(JALPA)村。 獲物を求めての山行、けっこうハードで緊張もしました。 シカは獲れませんでしたが、楽しかったです。 では、遭遇した生き物をお見せしましょう。

Dscf8097_convert_20160106113857さて、この子は誰でしょう? コアラ? タヌキ? ナマケモノ? いえいえ。 あまり日本では知られていない動物ですね。 メキシコで、テホン(TEJON)と呼ばれてます。 学名は、Nasua Narica。 和名もちゃんとあります、ハナグマっていいます。 アメリカ南部から中米に分布。 森林やマングローブ地帯に多い。 かなり大きな動物です、胴体は中型犬ぐらいあり、しかも太い尾は体と同じぐらいの長さがあります。 雑食性で、果物や木の根、昆虫を好む。 地上性ですが、サルなみに木登りもできる。

この子は犬に追われて樹に登りました。 勢子隊が鉄砲を持ってなかったのが幸いしました。 石を投げて落とそうとしてたんですが、梢高くに逃げる。 シカが本命で、鉄砲隊が待ってるので、捕獲を断念。 ああよかった。 鉄砲があれば獲れたのにと残念がってました。 焼き肉にしたら美味しいそうな。

Dscf8055_convert_20160106111935川原に群れる、クロコンドル、Coragyps atratus。 コンドルの小型種で、大きさはトンビよりやや大きいぐらい、やはり死肉食らいです。

Dscf8055a_convert_20160106112938拡大写真。 なかなかの貫録ですな。 右の子は幼鳥だと思ういます、可愛い~。

Dscf8068_convert_20160106113452でた~、シカだっ...、と思ったんですが...。 バカ、良く見ろ、OTTO、シカが荷物背負ってるわけないだろ。 それもそうだ、良く見るとロバですな。 飼い主は見当たらない。 賢い子で、一人でお家に帰れるんでしょう。

Dscf8062_convert_20160106113131たぶん、タイランチョウの仲間。 付き出した枝に止まって、虫が飛んで来ると飛び立って捕まえ、また枝に戻る。

Dscf8060この子は、ヤマセミの仲間でしょうか? ときおり飛び立って、水面をパチャッと叩くとまた戻る。 獲物を捕ってる様子は無し。 縄張りを誇示してるのかもしれません。

さて、以下は、食事中の人はパスを勧めます。

Dscf8103_convert_20160106114840これね、シカのウンコだそうです。 いやぁ、一応シカが見れて、良かったァ~。

Img_1316_convert_20160107114504_2これは、ペッカリーのウンコだそうです。 イノシシの近似種です。 こちらでは、ハバリ(JABALI)と呼ばれてます。 人前には出て来ませんが、けっこういるようです。 肉は獣臭が強く、シカ肉のほうが美味しいとのこと。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

«シカ撃ち