2016年12月 8日 (木)

大きな葉っぱの植物の花

Img_6141bll我が家の庭の、大きな葉っぱの植物。

近所の森の湿地にあったのを抜いてきて植えたのが2年前。 掌ぐらいの葉っぱが数枚の小さな株でしたが、こんなに大きくなりました。

Img_6142bll高さ2m。 大きな葉っぱは差し渡し1mぐらいあります。  これだけで庭全体が、いかにも熱帯のジャングルっていう風情になってます。

Img_6139bll葉っぱだけで十分だったんですが、先月から花が咲きはじめました。

長さ20cmほど。 微細な花がびっしり付いた柱が白い花弁に包まれています。 水芭蕉によく似ていますね。 典型的なサトイモ科の植物の花です。

こんな立派な花が咲くとは、嬉しいサプライズです。 花は短命で、翌日にはもう黄色く皴ばんでしまいますが、数日おきに新しい花が咲いてくれてます。

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2016年12月 5日 (月)

メキシコ西海岸漁師町風、魚のセビチェ

Img_6089bcc今日のお昼は、セビチェ(CEVICHE)のトスターダです。

セビチェは、魚介をライムで締めた料理です。 ラテンアメリカでは、海岸地方ならどこにでもある料理ですが、国や地方によってかなり違います。 今回はメキシコ漁師町の典型的なセビチェです。

では作り方、行きましょう。

Img_6028bccサワラを使いました。 他の魚でもOKです。 ただし、身だけを取ってスリミ状にするので、身の柔らかい魚のほうが楽です。
 
Img_6031bll3枚に卸す。 サワラなら、こうしてスプーンでこそげるだけで、身が取れます。 身が固くて出来ない魚の場合、皮を引いてみじん切りにして、さらに包丁の背で叩いて潰す。 日本でなら、サワラ以外では、サバやアジが良いかと思います。 ただし、生食用の新鮮なのを使いましょう。
 
Img_6033bcc_3身を取り終わったところ。
 
Img_6037bll白玉ネギみじん切り半個分を加え、ライムを絞ります。 魚肉500グラムに3個ぐらい。 レモンでもいいと思います。
 
Img_6038bcc塩ひとつまみを加え、ライムジュースが良くなじむまで、ぐちゃぐちゃに混ぜ合わせます。 魚肉がしっかり締まるまで、半時間ほど置きます。
 
Img_6081bccその間に、野菜を準備しましょう。 今日はニンジン、白玉ネギ、トマト、香菜(シラントロ)、セラノチレ(辛い青チレ)です。 あり合わせで合いそうと思う野菜でKOです。 セロリやキュウリを入れても美味しい。 で、メキシコではもっぱら白玉ネギだけど、日本では手に入りにくいし高いのかな? 風味でいえば、黄玉ネギと長ネギの白い所との中間って感じだから、黄玉ネギでも長ネギでも大丈夫でしょう。 新鮮な魚たっぷり以外は、細かいことにこだわらないのが漁師町風ですから。  
 
Img_6083bcc野菜たちを、みじん切りにします。 ニンジンは固いので極細のケンに。
 
Img_6085bccさっきの魚肉、ライムで締まって、真っ白でポロポロのフレーク状になってます。 もしまだ生々しかったら、ライムが足りなかったってことですから、適量加えて放置しましょう。
 
Img_6086bcc魚肉と野菜を全て入れて、よく混ぜ合わせます。
 
Img_6088bcc出来上がり。 鍋のままで、すみません。 ガラスの鉢に盛って、野の花や貝殻なんぞを飾れば、小粋な一品になります(o^-^o)。
 
トスターダ以外にも、そのままちまちま食べても、ドリトスですくっても美味しいです。
 
セビチェは、メキシコ海岸地方では、子供のフィエスタとか軽い昼食会なんかによく出てきます。 もちろん、漁から戻った漁師が浜で豪快に作って、テカテビールの大瓶を片手に頬張ってたりもします。 新鮮な魚さえあれば絶対確実、簡単で美味しい料理ですから。

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2016年12月 4日 (日)

新築

Img_6114bll先月、ゲレロ州から農業の出稼ぎ季節労働にいらしたインディヘナの人たち、村外れの空き地にお宅を新築中です。

屋根は椰子の葉葺き(パラパと言います)、壁は椰子の葉柄でできています。
 
昼間は畑でチリやトマトを摘み、朝夕の僅かな時間で、仲間たち10人ばかり総出で野原で材料を集める。 パラパは扇葉椰子の木から葉っぱを切り落として陰干しにし、壁の葉柄は地面に落ちたココ椰子の葉っぱを掃除する。 奥様方も壁の立ち上げや屋根葺きをを手伝って、10日ばかりで完成間近になりました。
 
この人たち、この手のエコハウスを建てるのはお手の物です。
 
なかなか素敵な出来上がりです。 粗末なハンモックやカトレ(布製の簡易ベッド)で、みんなで雑魚寝ですが、年中海で泳げるテアカパンですから、これで十分です。 
 
インディヘナの季節農業労働者たちは、毎年農繁期の冬の間はテアカパンで働き、5月には山岳地帯の村に帰っていきます。
 
やりましたね、でも春には行っちゃうんでしょ? ああ、でもこうして家を建てれはほとんどタダだけど、借りると最低月2000ペソ(1万円ちょっと)だ。 それのこっちのほうが居心地も良いからね。
 
せっかく立派なお家ができたんだから、ずっとテアカパンにいれば? いやいやOTTO、ゲレロの山は良いぞ、きれいな川も泉もあって、シカやウサギだってたくさんいるのさ。 このごろはいろいろ金が要るからこうして働きに来てるけど、そうでなかったらずっと山にいるさ。
 
ふむふむ、身につまされる話ですな。 僕も海辺の村に籠って、今頃は仙人になってるはずだったんだけどね。

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2016年12月 3日 (土)

木漏れ日とバナナの花

Img_6123bll_2我が家のバナナです。 なかなか見事でしょ。 僕は大きな葉っぱの下、青いバナナがぷらりぷらりと成り下がってるのを見るの、好きです。

バナナのことを、スペイン語で、プラタノ(PLATANO)と言います。 良い響きですね、プラタノ。 なんとなく、ぷらっと成ってるって感じでね。
Img_6113bllpバナナの薮の中で、大きな房の下に、ひっそりと咲く、バナナの花。 木漏れ日に透き通って、まるで深い森の中のよう。

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2016年11月30日 (水)

シナロアの着生ラン、ラエリア・アウレア

Img_6093bll我が家の着生ランですが、また2株、咲きました。 前に記事にしたのと同じ種類です。

これ、どうやら、ラエリア・アウレア(Laelia aureaという種類のようです。 分布は、メキシコ西海岸、シナロア、ナヤリト、ドゥランゴ州となっています。

Img_6092blllご覧のように、葉の基部が球根状に膨れています。 バルブ(偽球茎)と言います。 花茎はバルブと葉っぱの継ぎ目から出ています。
 
Img_6092bllこのラン、枯れ枝に着いたままで我が家に来たので、そのままライムの木の下に吊るしました。 在来種で近郊の渓谷に自生している種類ですから、環境が合うんでしょう。 葉っぱも艶々濃緑で、元気そうです。

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2016年11月29日 (火)

メキシカンタイルのベンチ

Img_6066bll故障した愛車を修理屋に預けて、朝霧晴れたマサトランの歩道で一休み。 ひんやりした、タイルのベンチが良い気持ち。

今日の記事の主役は、目障りな爺じゃなくて、ベンチです。 このベンチ、コンクリートで出来てて、タイルが無造作に貼ってあるんですが。
 
Img_6068bllこんな感じです。 タイルは、色は不揃い、でこぼこがあり、サイズも若干のムラがある。 アクセントの模様付きタイルも、よく見ると一つ一つ微妙に模様た色合いが違います。 これ、昔ながらに整形から絵付けまで手作業で作った、伝統的なメキシカンタイルです。 無地のタイルは2色ありますが、散らばり方に意図があるような、まあ微妙ですな。 あり合わせだったのかもしれませんが、良い味に仕上がってます(よね?)。
 
Img_6067bllなかなか凝った図柄です。 手練れの職人さんが描いたんでしょう。 この手のタイル、古いお宅のキッチンとか玄関の飾り絵とか、テラスのテーブルなんかによく使われてましたが、だんだん見かけなくなって来てます。 町の歩道のベンチに、こんなのが何気なくあるのって、メキシコらしくて素敵だと思います。 

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2016年11月28日 (月)

古いワーゲンバン

Img_6064bllトランスミッションがおかしくんなった愛車2000年式オデッセイを、土曜日にマサトランの修理工場に持っていきました。 症状は、4速に入る65kmぐらいのスピードでガタガタして入りきらない、低速運転でもギアがガクンと急に変わる、それから時折ですがバックできなくなる。 のろのろ運転で、140kmを3時間かけて到着しました。 バックできないクルマですから、町中では凄く緊張しました。 袋小路とかUターンをミスったらお終いですから。

メモリーの故障路歴では、クラッチが滑ってると出てるそうで、一緒に試乗してもらいましたが、やっぱりトランスミッションで、分解して傷んでる箇所を新しい部品に換えないといけない。 リビルトですね。 見積もりは、15000~19000ペソ(約8~10万円)で、一週間で必ず直すと言い切ってくれました。 まあ、リビルトのトランスミッションをネットで見ると、アメリカで1500ドル(約17万円)ぐらいしてますから、降ろして直して乗せてこの値段だと安いかと。 直ると信じて、朗報を待ちます。
 
Img_6070bll マサトランの、ウォールマートの駐車場にあった、凄い年季物のワーゲンバン。 何年式だろう? 50年ぐらいは経っていそうです。
 
Img_6076bll 後姿。 窓を覗いたら、布団や家財が見えます。 マサトランは、サーファーの町でもあります。 良い波を追っかけて、メキシコ中を旅してるサーファーでしょうか?
 
Img_6074bllオンボロですが、飾りっ気がなくて素敵です。 こういうクルマが、普通に現役で、実用に使われてるのって素敵だと思います。

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2016年11月26日 (土)

廃車の危機

Img_6053blOTTOおじさんの愛車、2000年式オデッセイですが、調子が悪くなりました。 先週末、遠乗りしたときに、60kmぐらいのスピードでガタガタして、それ以上速度が上がらなくなった。 低速では、エンジンは普通に吹けてます。 でも時々、がくんと振動がある。 なんだろう? エンジンの電子制御系かな? こないだの大雨の時、大水溜まりをほとんど水没しながら走って、半日パスパス言ってからな。 のろのろ運転でやっとこさ目的地に着いて、路肩に駐車しようとしたら、あらま、バックしないわw(゚o゚)w。 う~、悪い予感。 トランスミッションのオイルを調べると、レベルは良いけど焼けた匂いが。 あちゃ~、こりゃ、トランスミッションですな(ノ_-。)。

僕のオデッセイちゃん、10年落ちを買って7年。 走行距離は22万マイル(35万キロ)、細かい不具合があちこちあるし、カアチャンが何度もぶつけて満身創痍。 まあそろそろ寿命なのかも。 今回の故障場所がトランスミッションとくれば、廃車がまずの選択肢か...。 しかし、新しくクルマ買う資金はないし。
 
中古かリビルトのトランスミッションを買って、乗せ換えるしかないな。 ところがですな、部品屋や修理屋に訊きまくったんですが、メキシコにはないのね。 アメリカから持ってくると、税金やら輸送費がかさんで同じ年式の中古のオデッセイ買うよリ高くなるし、もし変なの掴んでも泣き寝入りになる。 アウトです。 こうなったら、トランスミッションを分解して直すしかない。 意を決して、知り合いが紹介してくれた修理屋に持って行くことにしました。  我が家から140kmの町、マサトランにあって、言うには大将は南シナロア一のトランスミッションの権威だとか。 ここで直らなかったら諦めなと(^-^;。 明日、持って行きます。 数日で、めどがつくでしょう。 直らなかったら、当分は自転車が移動手段になります。 飼ってたロバを、手放しちゃったし。 まあまずそれより、無事にマサトランに着けるかですな。 バックできないから、通行止めに当たって、一巻の終わりになったりしてね(^-^;。 

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2016年11月20日 (日)

簡易魚卵の塩辛

Img_5978kobo 昨日の夕方の、投網漁の漁獲。 秋風が吹くと、テアカパンの魚たちは、身が締まって美味しくなります。 海水温は変わらず27度なんですが、雨季が去って塩分濃度が上がるからでしょうか?
 
さて、この魚、ボラのに似ていますでが、別の種類です。 テアカパンで、リセタ(LIZRTA)と呼ばれてる魚。 日本のコボラの近似種です。 大きくなっても40cmどまり。 普通は20~30cmの小型種です。
 
ボラと違って、年中抱卵してる個体が見られます。 お腹の張り具合からして、この子たちも卵を持ってますな。
 
Img_5981kobo 卵巣に刃が入らないように、腹びれの下から包丁を入れ、頭をはねる。
 
Img_5958koboお腹を割いて、卵巣を取り出します。 肛門にくっついているので、ていねいに外します。
 
Img_5959kobo ボラの卵巣に比べると小さいですが、きれいでしょ。 以前は、焼いたり揚げたりして食べてたんですが、このごろはもっぱら、即席塩辛にしてます。 簡単にできて、すぐに食べられて、なかなか美味しい。 作り方、行きますね。
 
Img_5960kobo 卵巣を、適当な大きさに切ります。 卵膜を切っちゃったときは、水洗いはしない、洗うと卵が流れてしまいますから。 そのままで使えるように、卵巣を取り出す前に、魚体をきれいに洗っておきましょう。
 
Img_5961kobo こんな感じです。 まあべつに、しごいて卵だけを出しても良いんですが、僕は卵膜も好きなんで。 これぐらいの大きさに切れば、卵膜ごともぐもぐ食べやすいですから。
 
Img_5962kobo 塩をひとつまみ入れ、指でつまんでぐちゃぐちゃにかき混ぜます。
 
Img_5963kobo 出来上がりです。 すぐに食べても、十分に美味しいです。 熱々のご飯に乗せれば、最高。 タラコより、絶対に美味しいです。
 
冷蔵庫で半時間ほど寝かせば、味がなじんで、ねっとり感が出ます。 さらに毎日かき混ぜながら数日置けば、ウニみたいな風味がついて、絶品になります。
 
コボラを捌いてて、うっかり卵巣をパンクさせてしまったのが、この食べ方の発端です。 あちゃ~、もったいない、思わず指でぬぐってしゃぶってみた。 ん!、美味しい~。 指に付いてた塩味が混じって、もうすでに上品なタラコみたいな味。 それで塩と練ってみたら、その場で美味しい塩辛が出来てしまった、という訳です。 どんな魚の卵巣でも、風味に優劣はありますが、このやり方で即席塩辛が出来ます。 新鮮な魚卵が手に入ったら、ぜひお試しあれ。

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2016年11月19日 (土)

王様の魚

Img_5718kobo 昨日の夕日。 雲一つない空から、いきなりお日様が、ざぶんと海原に沈む。 なかなか、ゴージャスでしょ。

メキシコ西海岸では、これから来年の5月まで、こんな天気が続きます。

Img_5986bll今朝、知り合いの漁師が持ってきた、サワラ。 Scomberomorus sierra  英名、スパニッシュマッケレル。 メキシコで、シエラ(SIERRA)と呼ばれてる魚です。 80cmぐらいの大物もいますが、よく獲れるのは30~40cmのサイズです。 日本のサワラと形はそっくりですが、鮮やかな黄色い斑点があります。

この魚、美味しいんですが、身が柔らかくて傷みやすい。 刺し網で獲るんですが、浜に着いた時には、もうふにゃふにゃになってます。 氷もかけずに、船底に転がしてますから(≧m≦)。

おいOTTO、起きろ、獲れたてのサワラだ。 漁師のだみ声に、大して期待せずに表に出ましたら、あらまホントだ、まだ黒っぽさが肌に残ってる、まさにピンピンです。 しかも、40cmほどの、一番美味しいサイズ。

どうだ、さっきまで跳ねてたんだ。 おお凄い、どうしたの? 今群れが浜の前に来てるんだよ、ほんの15分ほどのところだ、ひと網でいっぱいになったから戻ってきたのさ。

うひゃ~、ありがたいですな。 メキシコでは、この鮮度のサワラは、漁村に住んでてもめったに手に入らない。 町に住んでれば、一生お目にかかれません。 キロ20ペソ(100円ぐらい)、5キロほどありましたが、全部いただきました。

パピ(PAPI、お父さんの愛称)、きれいだね。 7歳の末娘、大の魚好きです。 おお娘よ、こんなにきれいなサワラは、どんなに偉い人でも食べられないのさ、俺たちだけだよ。 あたしたち、王様より偉いの? ああ、そうさ、今日だけはな。

刺身に、焼き魚に、酢サワラに、セビチェに、サワラ尽くしでいこう、うひゃひゃ。

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