2015年1月29日 (木)

相討ち

Img_7569_convert_20150129013543ナツメヤシが街路樹の、コンスティテューション市の大通り。 このナツメヤシ、アラビアのオアシスが原産地らしくて、60度の砂漠の酷暑もへっちゃら、寒さにも強くて霜ぐらいではびくともしないタフな奴。

お腹を壊して、昨日は一日、へばってました。 トイレットペーパー、一巻き消費(*^m^)。

いえね、衛生状態の悪い調理場で作った、しかも作り置きの食べ物を、超空腹状態で大急ぎで腹いっぱい食べるってことをやっちゃったもんでね。 メキシコでは、現地の人でもやってはいけないことです。 でも仕事の流れで、そうなっちゃいました。 まあ、腹いっぱい食うこともなかったんですけどね。 一緒に食べた5人(メキシコ人)のうち、あと2人もお腹を悪くしました、まあ相討ちってとこですかね┐(´-`)┌。

Img_7568_convert_20150129021253今朝は、やっと下痢は止まりました。 朝食は、メキシコの肉の蒸し焼きスープ、ビリア(BIRRIA)です。 本当は、チレソースをかけるんだけど、今は控えておこう。 ライムをたっぷりと絞っていただきました。 美味しいです、どうやら大丈夫みたいね。

これから、バハカリフォルニアの砂漠の町を後にして、約1100km北の港湾都市、エンセナダに向かいます。 長距離バスで22時間、く~(^-^;。  

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2015年1月26日 (月)

感謝しつつ

Img_7544_convert_20150126044507相変わらず、バハカリフォルニアにいます。 おかげさまで、元気です。 外国人であり言葉も習慣も違う僕を暖かく迎え入れ、家族のように接してくれる人たちに日々深く感謝です。

 さて、イスラム国による日本人人質事件ですが...。 悲しいことに、どうやら一人の同朋の命が失われてしまったようです。

 まず今回の日本政府の言動ですが、これはもうイスラム国やイスラム過激派のみならず、全イスラム圏の人たちを敵にしてしまうでしょう。 それどころか、僕がいる国のような欧米の略奪支配から独立した国や今も戦い続けている国の人たち、世界中のイスラエルの蛮行やその後ろ盾を善しとしない人たちや平和主義者の人たちにさえも、日本に対するリスペクトを失ってしまうでしょう。

 ところで、先方が問いただしていたのは日本の“十字軍参加表明”であり、問いただしている相手は日本政府と、それから日本国民です。 それに対して、ネットを見ると自己責任(実質)見殺し論が渦巻いてますね。 巧妙に論点をすり替えられ、操作誘導されてるように見えます。 為政者はこうして都合の悪い現地情報を制限し、大本営発表で埋め尽くす魂胆なのでしょうか。

 僕にはもう日本のことは良くわからないのですが、ぼくも問いたいと思う。 皆さんは、日本国民は、十字軍に2億ドル捧げるが、同朋の命には出せないうことで良いのですか?

 十字軍側に武器も技術も支援し、殺戮に加担し、やがては直接戦争参加もするでしょう。 これが本当に日本の民意なのでしょうか? もし本当に皆さんが望むなら良いです、でも僕にはどうしてもそうとは思えないのです。

 こちらでもこの件、昨日今日と少し話題になりました。 僕が言ったのは、政府と日本国民は同じでない、日本国民はけっして親イスラエルではないし、反イスラムでも親欧米でもない、節を曲げず正義と平和を求め戦争を忌み嫌う民族だ、今の政府がいささか暴走してるだけなのだ、です。 違ってますか?  

 僕は長く世界有数の危険地帯に住んでいて、人がどれほど簡単に死ぬものか、人の命がいかに軽いものかを知っています。 まるでハエに殺虫スプレーをかけるように。 日本もいつそういう立場になるか分からない。 ほんの70年あまり前に何百万もの同朋を失い、同時に多くを殺戮したことを教訓にしなければ。 僕は被害者にも加害者にもなりたくありません。

 

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2015年1月23日 (金)

汁かけトスターダ

Img_7307_convert_20150122041538トスターダ(TOSTADA)は、せんべいみたいにパリパリに揚げたトルティージャにいろんな具を乗っけたもの。 タコスの一種なんだけど、基本は冷菜でして、セビチェなんかのシーフードトスターダが定番だ。 もちろん鶏肉や豚皮のも美味しい。

具を乗っけて生野菜をてんこ盛りにして、サワークリームを回し掛けチレソースを垂らす。 割らないように端っこを慎重に持って齧る。 まあ軽食、オヤツ感覚なんだけど、けっこうお腹が膨れる、野菜もたっぷりとれる。 旅先で、良く屋台でお昼に食べます。

で、写真のトスターダですが、ちょっと珍しい、汁かけトスターダです。  

Img_7319_convert_20150122041743オバサン、鶏のトスターダお願い。 あいよ、スープかけようか?

ええっ、スープ...? なんだろうと訝りながら、オバサンに気合につられて、”うん、お願い!” こんなふうに、ぐらぐら煮立ってるトマトベースのスープを、どぶどぶかけてくれます。

”はい、どうぞ。”

野菜は半分茹だってしんなりしてます。 これは手で持てないんで、スプーンで割りながら、ピリッと辛いスープを啜りながらいただきます。 美味しいです。 半分煮えたキュウリも、なかなかいけます。 バハカリフォリニアは、朝夕けっこう涼しいんで、ありがたいです。

暗い街路の屋台、裸電球の下で、ふうふう食べる。 遠い砂漠の町の、星降る夜の食べ物にふさわしい...、かな?

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2015年1月21日 (水)

夕空

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砂漠の町の夕暮れ。 こんな夕焼け空を、遠くへ行ってしまった父や母と見たかった...。

皆様、いかがお過ごしでしょうか?

僕はまた、バハカリフォルニア半島の、砂漠の中の小さな町にいます。 たぶん、町の唯一の日本人です。 どこに行っても、チニト(CHINITO、中国人ちゃん)と声をかけられ、僕がスペイン語を話すと見て取ると、オマエこんな処で何やってんだよと根掘り葉掘り聞かれ、今度お茶でも飲みに来いと言われたり。

こんな世界の果てのようなところでも、表現の自由問題、良く話題になります。 こちらでは、少なくとも庶民の間での議論レベルでは、ソニーやシャルリ側への批判が大半です、アイツラもうちょっと行儀良くしなきゃと。 もちろん陰謀説、やらせ説も断定的に語られてます。 メキシコ庶民の根っこは、基本的に反欧米、反白人種なこともあるかと。 でも、日本の皆様が思うほどに、表現の自由を謳う側に支持がないのも事実かと。 そして今回の、イスラム国による日本人殺害予告事件。 そろそろ危機感を持って、真剣に考えなきゃいけないと思います。 戦争やテロが日本人を避けてくれることは無いし、それどころか自ら求めているようでは。 日本人も、本当はそうじゃないのに、アイツラになってしまう。 僕も今まで以上に気を付けないと。 皆様も、どうかお大事に。

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2015年1月17日 (土)

サボテン林

Img_7482_convert_20150117124827_2柱サボテン、Pachycereus pringlei が林立する、南バハカリフォルニア州、コンスティテューション(CONSTITUCION)市郊外の、夕暮れ時の荒野。

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2015年1月15日 (木)

石壁のお家

Img_7453_convert_20150112102111以前にも記事にしましたが、僕の本拠地、シナロア州南部やナヤリト州北部の山間の村で見られる、石壁の家。

こういう造りの家が、メキシコの他の地域にもあるのかは不明なんですが、ともかくうちの方ではどんどん減ってまして、もう新しく建てる人もいないと思います。 そうなると、こういう家を建てる職人も瞬く間にいなくなり、今ある家が廃屋になるころには、技術も廃れ、存在自体が消えてしまうでしょう。 そうなる前に、もう少し記事にしとこうかと。

ご覧のように、泥を目地にして、石を積んで壁を作っています。 コーナーと、それから壁に約1m間隔に丸太の柱が入ってます。 この丸太は、テぺメスキテ(TEPEMESQUITE?)とう芯材が硬くて腐らない種類の木を使うそうです。 石を積み上げながら、約25cm間隔で木の枝(これも特別な木だそうです)を横に渡して柱に縛り付け、石壁を支えて補強しています。 壁の内側も同じようにしてあります。

この家に使われている石は長方形のものが多く、一見レンガのようですが、天然石です。 積みやすい形でしっかりしてる石を集めてるわけですね。 でも、川原から適当に拾ってきたような丸石ばかりでできてるお家もあります。  

Img_7456copia_convert_2015011210244家の土台になる部分には、大きな石が敷き詰めてあります。 床はまず石畳のように石を敷き詰めて、その上を粘土で滑らかに覆う。 やや高床になっています。

壁が立ち上がったら、扇葉椰子の葉っぱで屋根をふきます。

壁は、ゆるく溶いた粘土を何重にも塗って均して仕上げます。 右側の部分(家の正面にあたる)は、きれいな粘土壁になっていますね。 側面は仕上げがなされておらず、石や横木がむき出しです、人目に触れないところは手を抜いているわけですな。 

Img_7457copia_convert_2015011210284壁の厚さは25cm以上あるように見えます。 柱の間隔が、壁の高いところでは狭くなっていますね。 そういうノウハウなのか、あるいは案外に適当なのかもしれません。 結構頑丈で、泥煉瓦の家なみに、長持ちするそうな。

ミニチュアでもいいから職人がいる間にこういう小屋を持ちたいと思うんですが、残念ながら我が家のあるテアカパン村はマングローブの湿地の中の村、肝心の材料の石が無いのね。 どこかの山の中の村に、避暑用に持つのも良いかなと。

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2015年1月14日 (水)

休息

Sam_2519_convert_20150112052805昼下がり、魚の水揚げを済ませ、漁船や漁具の掃除をする漁師たち。

おしゃべりをしながら、時にはビールの大瓶をあおりながら、鳥たちをお供にして、まったくもって、のどかなものです。

これは労働やら、休息やら。 あるいは、この人たちには、同じなのかもしれません。

いいですな、いつでもあんたが王様だもんね。 家臣のいない王様だけどね、うはは。

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2015年1月13日 (火)

野の花たらん

Img_7455_convert_20150112051319シナロア州南部、西シエラマドレ山中のハルパ(JALPA)村の、そのまた奥の山の中。

Sam_2509_convert_20150112050025雲が飛び、星が降る草原の、遮るもののない風の中で、今はもう刈られてしまったであろう双子の花は、どんなお話をしたんだろうか?

僕はいつも、野の花でありたい。

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2015年1月12日 (月)

事故死したコヨーテ

Img_7378_convert_20150112030748午前10時ごろ、ナヤリト州北部の山道で、交通事故死したコヨーテを見つけました。 雌の成獣で、かなり大きな個体です。 まだ体はまだ体は柔らかく、温もりも残ってました。

メキシコ中北西部では、コヨーテはかなりいるようです。 山間の村では、夜に鶏やシチメンチョウがさらわれる。 飼い犬と交わって、コイドッグ(COY-DOG?)と呼ばれる交雑種が生まれることもあります。 夜に山道で、車のエンジンを切ってライトも消して漆黒の闇の中にいると、キュ~ンキュ~ンと合唱がが聞こえてくることもあります。 だけども、姿を見るのは難しい。

僕はメキシコの田舎に20年以上住んで毎週のようにフィールドに出ますが、野生のコヨーテの生体を見たのはせいぜい20回ぐらいだと思う。 放牧地や原野を走り去っていくところとか、唐突に道路を横切ったり。 シカやペッカリーとなると数回。 キツネやボブキャット、オセロットもいるらしいんですが、見るのはほぼ不可能です。 湿地で頻繁に足跡を見るアライグマやハナグマでさえ、事故死個体以外は見たことがない。 野生動物は人を避けているようで、無防備に姿を現すことはありません。

でもアメリカやカナダの観光客がうじゃうじゃ来る国立公園では、道路脇や駐車場やキャンプ場にシカやヒツジやクマまでがポンポン出る。 コヨーテやボブキャットが住宅地を徘徊したり、ちょっとした郊外でピューマが人を襲ったりとか。 ヒトと野生動物との距離が妙に近いのよね。 日本でも、そういう傾向かと。

これはどういうことなんでしょうかね? メキシコの自然がまだ豊かだからなのか、それともメキシコでは油断してるとズドンとやられて鍋に叩き込まれるからなのか? どちらの関係が正常なんでしょうかね?

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2015年1月 6日 (火)

テアカパン郊外の鳥

僕の心の故郷、シナロア州南部テアカパン村の近くで見かけた鳥です。
Dscf7431_convert_20141230134450たぶん、シロトキの幼鳥だと思います。 大人になると、全身真っ白になります。

Dscf7433_convert_20141230133934セイタカシギの仲間でしょうか? 左側にいるのは、何だろう? ケリの仲間かな?

Dscf7446_convert_20141230133140_2ハシナガサンカノゴイ。 湿地脇の藪にいましたが、本来は草原の鳥です。 留鳥です。 見事な保護色ですな。

Sam_2510_convert_20150106114646シギの仲間。 テアカパンでも冬鳥です。 この種は海岸に多いですが、湿地にもいます。

Sam_2518_convert_20150106115118_2チュウサギ。

Dscf7434_convert_20141230133444_5ちょっと自転車で散歩に出ただけで、いろんな鳥が見れました。 もうすぐ自然豊かなテアカパン村を後にして、またバハカリフォルニアに行きます。

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