2020年9月18日 (金)

もう秋だから

025pukipuki_20200918041401 昨日は、雷雨の後、素晴らしい夕暮れ。 

027pukipuki_20200918043901 今日は夜明け前に雷が鳴って大粒の雨が降った。 雷は収まったけど、雨はしとしと残り、お昼過ぎの今も継続中。

ここ10日ほど、ほとんど毎日雨が降る。 そして、この蒸し暑さ。 テアカパンに来た頃、15年ばかり前には、こんなことはなかったような。 9月の半ばなら、湿度が下がりはじめ、秋風が吹き始めていたはず。 なんだかね、5年ほど前から季節が半月ほど後ろにずれたみたいです。 ああ、秋が待ち遠しい。

日本は、どうなんでしょう? ヒガンバナとか、もう咲き始めてるでしょうね? OTTO翁、日本を離れて、37回目の秋です。 日本の、それはきれいな秋ばかり、思い出します。 なんだかちょっと、悲しい気分。 もう、秋だもんね、あはは。 

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2020年9月16日 (水)

野生のトケイソウ

011pukipukipuki我が家の裏の空き地で見つけた、野生のトケイソウの仲間の花。

トケイソウの仲間は蔓性の植物で、花を観賞したり、果物(パッションフルーツ)を目的として栽培されていますが、熱帯地方には色んな種類の野生種があるそうです。 メキシコにも何種類もあると聞いていたんですが、初めて見ました。 

011pukipuki_20200916023001直径3cmほどの小さな花ですが、まさしくトケイソウです。

014pukipuki_20200916023001長卵形の葉っぱが特徴的です。 軽飛行機の翼みたい。 すぐに種類が分かるかと思ったんですが、いろいろ調べてもこんな葉っぱのトケイソウ科の植物は見つからず。 もしご存知でしたら教えてください。

012pukipuki_20200916023001ありふれた雑草で、こんな感じで蔓を伸ばしてまして、いつも変な形の葉っぱのやつだなぁと思いながら刈って捨ててました。 なんと、野生のトケイソウだったとは。 驚きました。 で、よく見てみたんですが、こんなに茂ってるのに花はこれ一つだけで、蕾が付いてるのもこの蔓だけでした。 花が少ないうえに、小さくて地味で目立たないんで、今まで見逃してたようです。 テアカパンに住んで17年になるんですが、身近な自然にも、まだまだ発見があるもんです。 どんな実が成るか、楽しみに見守ります。

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2020年9月13日 (日)

忘れないでほしいこと

064pukipuki_20200913015601 今日も夜明け前に激しい雷雨。 村はまた水没状態です。 でもね、テアカパンでは朝方の雷雨は、季節の変わり目のサインです。 夜半にシエラマドレから下りてきた冷気が湿地帯の蒸気を得て雷雲が沸くんですが、もうすぐ雨を降らす力がなくなり、積雲になって太平洋に去って行くようになる。 そうしたら、雨季は去り秋の到来です。 秋は空からやってきます。 もうすぐです。

さて、テニス、大坂なおみ選手、全米プロ優勝! やりましたね。 これで3つ目のグランドスラム。 ハイチ系黒人のお父さんと日本人のお母さんとのハーフで日本生まれアメリカ育ちという出自からずっと気にしていた選手でして、とても嬉しいです。 OTTO翁にもハーフの子供たちがいますし。

でね、大坂選手、毎試合BLMマスクでコートに入り、主張を続けましたね。 この件に対しては、OTTO翁は反対です。 世界中で、虐げられている人達は、アメリカの黒人だけではありません。 数多います。 それらが皆、同じようなことをしたら、スポーツ界は火の海になってしまうでしょう。 大阪選手がいわば当事者のアメリカ育ちの黒人ハーフであり、開催地が当事国のアメリカで、今それが錦旗をまとった運動であっても、コートに持ち込んでほしくないです。 スポーツは純粋に競技の場であってほしいと願います。 だから外でやってほしい、存分にね。

さらに言えばね、彼らは差別を受けているとしても、世界一富んだ強国の国民です。 世界中の富が集まる豊かな国の国民です。 その陰でおそらく世界の過半の人たちが、経済的にも物質的にも彼らより貧しく、彼らよりさらに危険で不衛生な環境で、誰にも顧みられず、訴えるすべも知らず、日々を過ごしているはずです。 僕の身近にも、貴方の身近にもね。 そのことも、忘れないでほしい。 

OTTO翁は1984年から1993年までロサンゼルスに住みました。 メキシコ系の女性と結婚し、ヒスパニックの家族を持ち、メキシコ移民の地域に住み、子育てをした。 そして離婚し、メキシコへ行ったんですが。 アメリカのヒスパニックって、不法移民が多いこともあり、ある意味ちゃんとした市民の黒人たち以上に差別されてましてね。 彼らとおんぼろのチカノスタイルの車に乗ってたら、まあポリスに止められること。 なんにもしてないのに。 近所連中とがやがや歩いてたらパトカーが止まって、いきなりピストル抜かれてフリーズさせられたこともあった。 もうほんと、目の敵状態だった。 だからアメリカの黒人たちに起こってること、それなりに分かってるつもりです。 それからアメリカは人種のるつぼ、黒人やヒスパニックだけじゃない、人種間のヘイトや軋轢もあった。 人種によって住んでるエリアも分かれてたしね。 今は外国人であり移民としてメキシコに住んでますが、まあそれなりに色々あります。 差別は世界中どこにでもある問題です。 で、それでは、どうすれば良いかって? OTTO翁が思うにですが、まずは経済格差をなくしていくことでしょうね。 これは人種間に限らず全てにおいてですが。 それからいちばん効果があるのは混じり合うこと。 血が混じり合うのがいちばんですが、ともかく混じり合って暮らすこと。 学校でも職場でも普段の生活の場でも。 そして共に同じ目的を持って一緒に何かをやること。 そうすれば見かけや習慣が違っても、誰もが悲しみも苦しみもある同じ人間なんだって分かり、嫌悪や偏見は消え親しみも愛も芽生えます。 簡単なことじゃないですが。 頑張りましょう。 

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2020年9月12日 (土)

トウモロコシ、65日目

066pukipuki OTTO翁のトウモロコシ畑。 播種から65日目です。 雄穂は8割以上の株に出ました。 何だか背丈がやたら高くなって、3mもある奴もあります。 

017pukipuki_20200910053801 雌花は3割ぐらいでしょうか。

019pukipuki_20200910053901左側、真ん中の尖がってるのが雌花の出初めです。 1~2日で先から透明な髭が出て来ます。

生育は凄く不揃いです。 ハリケーンや雷雨の風で3回倒れ、それから生育初期に雨が足りず、2回枯れる寸前になったのが痛かった。 それから株間25cmの2条蒔きは、密植すぎたようです。 それから、播種5週間の時に倒れた株を起こしていて腰を痛め、それ以降草取りや土寄せが出来なくなったのもまずかった。

020pukipuki_20200910053801 この株なんか、茎は指ぐらいしかないヒョロヒョロです。 それでも、ちゃんと雌花が付きました、ベビーコーンみたいに小さいけどね。

日々の天気に一喜一憂し、毎日朝夕畑を見回り、ずいぶん楽しませていただいてます。 あと一か月半の間に大嵐とか大ハリケーンが来なければ、いくらかの収穫はありそうです。

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2020年9月10日 (木)

少しだけ

059pkipuki 夜明け前に盛大に雷が鳴ったんですが、雨は一滴も降らず。 シエラマドレから下った雷雲は太平洋に抜けていく。 そして、朝日を浴びて虹を作りながら綿雲になる。 左側のクマさんが座ってる形の雲ね、手に持ってる魔法の棒が虹でできてます。 薄いけど透き通るように澄んだ、きれいに分光した虹。 それはそれはきれいな虹なんですが、ここの連中は空なんかには関心ゼロなんで、見ているのは世界中で僕だけでしょう。 へっへっへっ...。

でもね、遠ざかって行く雲と虹を眺めながら、分かち合える人がいないってこと、少しだけですが悲しくも感じました。 写真だと、その美しさが届かないのが悔しいんですが、どうかご覧になってください。

026pukipuki_20200910012901 虹は無くても、空も雲もきれいです。

010pukipuki_20200910013001 こんな雲も出ます。 まだ9月になったばかりですもんね。

005pff もう日が暮れる。

🎵ひとりが好きなのひとりっ子...、ほんとはウソなの甘えっ子...、なんてね、きゃはは。

では、懐かしい歌をどうぞ。

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2020年9月 9日 (水)

サバイバーたちの村

Img20200906wa0005pukipuki 連日の雷雨で水浸しのテアカパン村。

皆様、お元気でしょうか? 日本はようやく秋風ですかね? こちらは9月いっぱいは苦しい雨季です。

今年の雨季は、今までは少雨だったんですが、終盤で追い込みにかかってます。 湿地のマングローブ林の中の村は、泥んこで半水没状態。 熱帯の蒸し風呂のような暑さ、まさに雲霞のような蚊の群れの中で、水道は数週間もほぼ断水、雷が鳴るたびに停電し、なかなか戻らない。 いやぁ、テアカパンの雨季は、もう拷問レベル、ほんとキツイです。  もう少しの辛抱なんですが、もしこんな生活が際限なく続くなら自ら命を絶つことを真剣に考えるでしょうね。

ところが村人たちは涼しい顔で、こんな環境の中で病気にもならず腹すら壊さず、丸々太って子孫も作り...、ほんと、タフな奴らです。 この人達、ナショナルジオグラフィックのサバイバルチャレンジに出たら、楽々クリアするだろうね。 いや、お前たちはリアルだからダメって断られるかな? まさに怖いものなしの、本物のサバイバーたちだね。

まあでも、OTTO翁ファミリーも、毎年ブーブー言いながらテアカパンに住んではや16年。 サバイバーの端くれかもですね? さあ、それでは、人生のサバイバーになるよう頑張ります、なんてね、ぎゃはは。 どうか皆様もね。

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2020年9月 7日 (月)

これで失格!?

テニス、全米オープン、ジョコビッチがプレー外で線審にボールをあてて失格となる。

これで失格!? ボールガール(?)と間違えた? あるいはジョコビッチ、見てなかった? どっちにしても、ポンとトスしただけやん。 確かにジョコビッチが悪いんだけど、こんなのスポーツには良くある、ほんのちょっとしたアクシデントでしょ。 ジョコビッチは凄く恐縮して謝ってるんだから、線審の女性が大丈夫よって立ち上がって、心配して固唾を呑んで見てた観客がわ~っと拍手して、和やかに試合再開。 それでよかったはず。 なんかそういう規則があるらしくて、ジョコビッチは非を認めて、失格の判断は正しい、なんて潔いコメントをしていますけど。 たぶん少数意見なんでしょうが、OTTO翁は忖度なしで言います。 これで失格なんてとんでもない。 それに、スポーツゲームは常に選手が絶対の主役ですしね。

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2020年9月 6日 (日)

コパラ村の金山掘り

昨日の続きですが、南シナロアの、450年ばかり前にできて今はほとんど廃村になりそうな小さな鉱山の村、コパラ村(COPALA)。 行き会ったオバサンに訊いてみましたら、鉱山はもうやってないけど、ほらそこが博物館だよ。 だけどもその古いちっちゃな家みたいな博物館、閉まってました。 と言うか鎖がかってて、たぶんここ数か月は開いてないって感じです。 う~、残念。 ちょっと気まずそうなオバサン、ああ、そうそう、この坂を下ったところに一つあるわ、掘ってるかもしれない、行ってみれば?

091copalaこれがそうでした。 なんだか、ただの工事現場みたいですね。 金山堀りのお兄さんたちの言うには、土砂崩れで入り口が塞がったから、土砂を除けてるところとのこと。 金鉱石と銀鉱石の鉱脈が通っていると言います。 穴の長さはせいぜい10mぐらいだそうです。 穴に入ってツルハシや鎚で鉱石を割り出してネコ車で運び出すそうです。

Img20200903wa0001copala これが鉱石だそうです。 左側の石の、やや左側の茶色く錆びてるみたいなところに金があって、白い石英みたいな結晶のあたりが銀含有とのこと。 

024copala‘‘鉱山‘‘の傍に咲いていた花。

いつも思うんですけどね、こちらではこういうフリーの金山堀りの人達、ときどき見かけるんですが、こんなやり方でどうやって暮らしていけるんでしょうかね?  まるで童話の世界です。 不思議な人達がいるもんです。

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2020年9月 5日 (土)

コパラ村

064copala コパラ村(COPALA)はOTTO翁が住むテアカパン村から北へ150km、シナロア州南部シエラマドレ山脈の山裾の、標高600mの山村です。 1565年にスペイン人侵略者たちが入植し、金銀の鉱山を拓いたのが起源だそうです。 シナロアで最も古い村の一つになります。

村の周囲に鉱山が点在していますが、今はもう商業規模での採掘はされていない。 メキシコの古い村の環境が残った村として一応知られてはいるんですが、観光客が押し寄せることはないし、特に産業もありませんから、村は寂れるばかり。 それからね、シナロアの山村って、現地の人でもけっこう危険なんですよね。 現在の人口は300人ほどだそうです。

この村、ずっと気になっていたんですが、今回は一つ目的があって、意を決して行ってきました。 驚きました。 本当に大昔の小さな村にタイムスリップしたよう。 その保存状態も凄いし、それが特に観光用に保全整備しようとかそういうのじゃなくて、普段の生活として機能していて、リアルもリアル、本物の本物でした。 中南米も含めて今まで行った処の中で、もっともインパクトがあった村の一つですね。 以下、村の佇まいです。 へたくその写真では上手く伝わらないのがもどかしいです。 ご容赦ください。

Img20200827wa0033copala高速道路が出来たため寂れてしまった旧国道から石畳の道をたどって5分ほど。  村は深い森に中にありました。

066copalaすぐに教会が見えてくる。

041copala 左片塔の、この規模の村にしては立派な教会。 18世紀前半の建立とのこと。

046copala教会の前の広場の、白鳥の噴水。 水が噴いてたのはいつのことだろう。

055opala小さなプラスエラ(PLAZUELA、中央公園)。

048copala 周りには回廊のように石畳の道が巡り、古い家が並んでいます。

050copala家の壁の絵。 休日のバザールかな? 古き良きメキシコの情景ですが、この村は今でもこんな生活なのかも。

052copala_20200905025301 素焼きの瓦、素焼き煉瓦に漆喰で真っ白に仕上げた壁。 多くは18~19世紀に建てられた家々です。

Img20200827wa0016copala 素敵な家ばかりなんですが、空き家が目立ちます。

061colapa食堂(閉まっていました)の脇にあった、鉱山のトロッコ。

045copalaもうほとんど失われてしまった、典型的なメキシコの古い村の通りの情景。

037copala 誰もいない、石畳の通り。

 

039copala村はほとんど無人でした。 ほんの数人に出会っただけ。 皆、村の外に働きに出ているのでしょうかね?

真昼の村はかなり暑かったです。 テアカパンよりましだけど。 こんな素敵な村に住めたらと思うんですが、難しいところだなぁ。

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2020年9月 3日 (木)

ひっそりとだけど

019parapara 9月になってしまいました...(また言ってる😃)。

ここ2か月ばかり、ずっと思い悩んでいたんだけど。 じつはね、2年ばかり前から、エクアドルに生活の拠点を移すことを計画していました。 いろいろ調査し、協力してくれる人もいて、期は熟した、さあ進めるぞという時に、このコロナ禍。 何もかもが不確かになって、どうにも動けなくなった。 いまに良くなるからって待ち続けても、事態は混迷するばかり、先は見えなくなるばかり。 ずっと遠い空を見て、どうしようか、どうしようかと。 そして時は過ぎていく。 きっぱりと断念しました。 これからもずっとメキシコで、頑張ることにします。 求めるものは同じです。 迷いを吹っきるため、ひっそりですけど、ここで声に出しておきます。

新しい計画、あります。 ほんの少しだけ、言ったような気もします。 いくらか形が見えてきたら、またひっそりと、公表します。 自身を鼓舞し、退路を断つために。 おおげさだけど、そうしないと、僕って弱いんですよね。 見守ってください。 それが僕への励ましになりますから。

歌をひとつ、貼ります。 古い歌でごめんなさい。 生ける化石OTTO翁、古い歌しか知らないもんで。

 

思えばね、人生いろいろあって、求めて叶わぬ事ばかりで。 僕の一度目のアメリカでの結婚は、何かを求めて裏通りをさまよう、痩せた野良犬みたいな2人が巡り会って、そして互いに信じられたはずだった。 そう、国境の砂漠の町で出会った、今のカアチャンとだってね。 今度の計画は、僕一人のものですけど、喧嘩ばっかりしてるカアチャンをはじめ、家族の皆に協力してもらい、皆が幸せになるように進められればと願います。 懲りないけど、頑張ります。 自由を求めてね。

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