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2010年4月 1日 (木)

村の鶏屋

100_6521_convert_20100331131910 テアカパン村には、鶏を売ってるところが3軒ばかりあります。 マスコット用じゃありません、もちろん食用です。

こんな風に,ケージの中に鶏さんたちがいます。 エシクィナパの町外れの養鶏場から持ってきたのを、お客が注文するまで飼ってるわけです。 たぶん生後2ヶ月に満たない子達です。 体は大きいですが、顔つきは幼いです。 かわいそう~。

以前は町から持ってきた屠体を売る鶏肉屋さんもあったのですが、小さい村ですからお客も限られてまして、傷みの早い鶏肉を扱いきれず、閉めてしまいました。 生きたままキープしといて、お客が注文したら締めるやり方が、輸送は一括で一週間分ぐらいできるし、ロスもありません。 冷蔵庫もいらないし。 

昔、大航海時代に白人どもが、ゾウガメなんぞをとっ捕まえて、生きた保存食として甲板に裏返しといて、順繰りにぶっ殺して食べる(けしから~ん!)、そういうやり方ですな。 

まあ田舎の人は、締めたての鶏に慣れてるってことでしょう。 実際、格段に美味しいです。 

ケージを覗いて、これちょうだいと言うと、網ですくって捕まえて、メガホンみたいな三角錐型の筒に首を下にして入れる。 下の穴から首が出ますから、スポンと切ってしばらく血を抜いたら、熱湯にさっと浸けて羽をむしる。 お尻をくるりと切って内臓を抜き取る。 あっという間です。 この状態でキロ30ペソ、一羽がだいたい60ペソぐらいですな。 町のスーパーやメルカードより若干割高ですが、新鮮な上に健康な鶏であることが確認できるのが良いです。 絶対確実ですな。

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鶏ケージの側には、ブタさんが繋がれていました。 ブギブギ鼻を鳴らして、人懐っこい可愛い子です。 

売り物ではなく、自家消費用ですな。 まだ子ブタです。

この子は当分大丈夫でしょうが、やはり長くても今年のクリスマスまでの命じゃないかと思います。 丸焼きタコスの可能性が高い...、気の毒だな。 ガリガリに痩せてたら、長生きできるぞよ、ハンストやったれ。 

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コメント

つい先日TVで農業高校の教師が「命」について
言葉だけじゃ生徒に命の大切さが伝わらい・・・・・と。
ヒヨコ誕生を見せてから生徒1人1人にヒヨコ1羽づつ手渡し肉として食べられるまで育てさせるんですね。

さて大事に育て成長した鶏の命を頂く日 生徒達は涙しながら手に包丁を持つ。 
教師が鶏の頭を押さえ持ち 生徒に頚動脈をスパッ!と切らないと鶏が苦しむ・・・ぞ。(助言)

女子生徒30人ほど・・泣きながらも首に包丁を入れてから捌いてました。

ついさっきまで生きていた・・・自分が育ててた鶏の命を絶ち
多分複雑な想いのなかの行為。 良い母親になって欲しいなぁ~と。

最後はカレーライスの料理を美味しい!!! と
食べていましたねぇ~【Q_Q】

投稿: こゆき | 2010年4月 2日 (金) 03時46分

>こゆきさん
命をいつくしむ気持ちは、神様が人間だけに与えた哀しみですね。 昔、ファンだった動物国王ムツゴロウ氏が動物愛護団体を罵倒していたのに対して、複雑な反感に似た気持ちを持ったものです。 彼は同時に、自分で育てた家畜を殺して食べることが愛情だ、と言っていました。 僕にはなんとも言えません。 そんなに割り切れないです。  
かわいそうだ、という気持ちが女々しいものだと言われても、人はそういう風にできてるんだから仕方がない、それがなくなったら人じゃなくなっちゃう、大事にしたいです。  


 

投稿: OTTO | 2010年4月 2日 (金) 13時47分

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