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2016年10月 4日 (火)

クイ、喰いねぇ

Img_529333 キト郊外の山の中の小さな村、ジョア(LLOA)。 小さな朝市は、あっという間に見終わってしまい、さてどうしようか? せっかくなんで、山の空気を吸いながら、朝飯でも食うか。 何があるのかな? 屋台を見て回ってましたら、こんな看板が。 上のポンチョを着たネズミなんですがね。
 
アクアドルのアンデス山岳地帯で、クイ(CUY)っていうテンジクネズミの一種を食用にしてるって言う話は聞いてました。 テンジクネズミって、まあモルモット類なんですが。
 
出たな! 噂のクイ、肉食系男子、OTTOおじさん(また言ってる)、これは避けては通れません。
 
お兄さん、クイ、食いたいんですけど(スペイン語でです)、何があんの? ああ、今日はアサド(ASADO、焙り焼き)だよ、ほら、あそこ。 
 
Img_530333 すみません、陰になっちゃいました。 クイの丸焼きです。 けっこうでかくて、35cmぐらいあります。 やっぱり顔はモロにネズミです。
 
ヒゲは焼けたなとか、やっぱり前歯があるな、なんてぶつぶつ言いながら、しげしげと眺めてましたら、お兄さん、一匹15ドル(約1500円、エクアドルの通貨は米ドル)だよ。
 
高いなぁ。 僕があんまり感心して見てるんで、吹っ掛けられたかなと思いました。 今日の朝市では、僕が唯一の外国人のようだし。
 
こういう時は、僕は諦めが良いんです。 ラトン(RATON、ネズミ)一匹に15ドルは高いよ、隣の屋台のロクロ(ジャガイモスープ)なら2ドルじゃん、またこんどにするわ。 あ~、待って待って、ラトンじゃないよ、クイだよ、美味しいんだよ。 朝飯に大ネズミ(しつこい)一匹は多すぎるよ。 なんだかんだで、クイ1/4の定食ドリンク付きで、3ドル50セントで交渉成立しました。 食べるところが多そうな、お尻の部分の縦割りをリクエスト。  
 
Img_530533 はい、クイ定食。 お若えの、クイ、喰いねぇ、なんてね(*^-^)。
 
Img_530633 一見、鶏ももみたいですが、足がネズミです。 味はですね、やっぱり鶏ももに似てますが、もっと筋肉が細かくて旨みたっぷり、特に気になる臭いはなし。 弾力がある歯ごたえで、とっても美味しい。 ただし、皮は靴底みたいに硬かったです。 お兄さんに訊いたら、湯に浸けて毛を抜き、剃刀で剃るそうな(゚o゚)。 丸焼きは、皮つきでないとダメだそうです。
 
Img_530733 あっという間に完食。 関節のところの軟骨が旨かったんでガリガリ齧ってたら、筋が歯に挟まって翌日まで苦しみました。
 
あとで村の人たちと話す機会があって、聞いてみましたら、クイを裏庭で飼ってるお宅も多くて、普通に食べてるそうです。 そうか、山でとっ捕まえてきたんじゃなくて、飼育ものだったのね。 考えてみれば、上の看板みたいなマダラの奴は山にはいないよね。

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コメント

お金積まれても手が出ません。
見るのも勘弁して~!(゚m゚*)

投稿: サニー | 2016年10月 5日 (水) 06時17分

クイって、モルモットですよね。
ペルーに住んだとき、何度か食べました。
アレキパではcuy chactadoというのが名物でしたが、これは開いたクイの丸揚げです。皮もパリっとして、美味でしたよ。一人前が一匹ですが、大きさは25センチ程度でした。
好きな人は、骨までバリバリ食べちゃってましたねー。

投稿: 胡蝶の夢 | 2016年10月 5日 (水) 20時21分

>サニーさん
まあ、なんでも慣れじゃないかと。 もろネズミの顔してるんでちょっとたじろぎましたが、一回で慣れました、美味しいです。 僕らも変なもの食べるしね、ナマコとか、クラゲとか。

>胡蝶さん
やっぱりアンデス地方では、クイは普段から食べてるんですね。 庭に飼っとけばどんどん増えて、良い食料になると思いました。 普通に美味しかったです。 メキシコでも、良い名前付ければ、名物になるかも。 ロクロ(スープ)とか、蒸し焼きも食べてみたかったんですが、胃袋が追いつきませんでした。

投稿: OTTO | 2016年10月 8日 (土) 10時59分

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