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2016年12月

2016年12月31日 (土)

クロコンドル集合す

年の暮れですな...。

メキシコは、休暇シーズンの真っただ中。 シナロアの海辺の小村、テアカパンでも里帰り連中で賑やかになってます。 連日連夜、あちこちでフィエスタ騒ぎ。 シナロアの郷土音楽、ナルコ・コリード(NARCO CORRIDO)で、夜明けまで大音響の大騒ぎ。 村中が揺れてるって感じ。 もう、この世の終わりかって、このエネルギー、どこから来るんでしょうかね?

偏屈隠遁者、OTTOおじさんは、家族だけでひっそりと過ごしてます。 やかましい音楽も、気を遣うフィエスタも、基本、嫌いだし。 いつも通り一人で、野山を歩いたり、投網を打ったり、ネコと喧嘩してるほうが楽しいし。 夜は、満天の星空に虫の声のほうが、フィエスタの喧騒より好きだし。

でもね、多様性の楽園メキシコでも、クリスマスも新年も一人ってなると、心配してくれる人たちもいましてね。 明日のフィエスタは浦島太郎の友達のビリアだぜ、なんて誘ってくれた人もいたんですが、鱈腹食ってさっさと退散ってのも悪いしね。 でも大晦日の夜は、アメリカ人のお宅の年越し会に顔を出そうかと思ってます。 ミュージシャン連中だから、音楽会になるのかな。 振られたら、ロバの鳴き声でもやってやろう。

Sam_4395bllさて、今朝は7歳の末娘に起こされました。 パピ、裏庭が大変、早く来て!

なるほど、自然界の掃除屋、クロコンドルで椰子の木がいっぱいです。 空にも20羽以上が輪を描いてます。

クロコンドルは、世界最大の飛べる鳥アンデスコンドルの仲間で、サイズは日本のトンビぐらいのチビ助ですが、立派な死肉喰らいです。 テアカパンでは、どこにでもいる鳥ですが、これほどの数が集まるのはめったにないこと。 何か、大きな動物が死んでるのか、あるいは秘密墓地でも作られたかw(゚o゚)w? いささか緊張しました。

Sam_4391bllまずは、写真撮影ですな。 3本の椰子の木に、うようよ群がってます。 飛んでるのを含めれば100羽ぐらいはいます。 いかにも、これから飽食フィエスタって雰囲気。
Sam_4396bllほらね、ちゃんとコンドルの顔してるでしょ。 黒ずくめで、死の司祭って感じ、なかなかの貫禄です。
 
Sam_4393bllかわいい顔、してますよね。 尾が短くて、寸詰まりで、愛嬌がある姿です。
 
恐る恐る近づいて、椰子の木の下から空き地の隅々まで調べてみましたが、フィエスタの出し物になるようなものは、何にもありませんでした。 クロコンドルたち、やがて三々五々と青空に飛び立って散っていき、日差しまぶしい平和な暮れの朝になりました。 何やってたんでしょうかね?
 
ともかく、とっても素敵な生き物納めになりました。 新しい年にも、たくさんの生き物たちとの出会いがあればいいな。

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2016年12月27日 (火)

ツバメコノシロの一種

楽園テアカパンでも、この頃は魚が減ってましてね。 10年前なら、投網を打てば、空網を引くほうが難しかった。 絡まって団子になってバチャンと波間に落ちでも、網の外から首突っ込んで上がってきたり。 もう、そんなことは起こらなくなりました。 日が暮れるまで頑張っても、晩のおかずを揃えるのがやっとです。 今シーズンは、抱卵ボラの来襲が皆無。 エビもここ3年、すっと不漁続き。 どうしたんだろう、楽園の海? 見た目はきれいで、ちっとも変わってないんですが。

Img_6331bll そんな中で、お世話になってる魚がいます。 テアカパンで、ボボ(BOBO)と呼ばれてる魚。 日本のツバメコノシロの仲間です。 たぶん、Polydactylus approximansだと思います。 カリフォルニア中部からペルーに分布。
 
ツバメコノシロっていいますけど、コノシロとは全然別の魚です。 もちろん、鳥のツバメも関係ありません。 どうしてこんな名前になったんでしょうかね。 しいて言えば、尾びれがツバメに似てますかね?
 
元々は、たまに網に入ってきて、弱ってなければ逃がしてやる魚だったんですが。 他に持って帰る魚が獲れない時に(最近多い~(ノω・、))、助かります。
 
Img_6332bll サメみたいに、口が下に付いています。 ほんの波打ち際にいる魚で、目の前の砂に砕ける波に網を打てば掛かってきます。 薄暮時に良く掛かりますから、たぶん夜行性だと思う。
 
Img_6335bll 胸鰭の下の部分に、左右6対の、胸鰭が変化してできた髭があります。 変な魚ですね。
 
Img_6342bll_2 25cmほどの小型魚ですが、コロンとしてて、結構身があります。 卸して皮を引けば、血合いのピンクがきれいなフィレー
がとれます。 身は柔らかいですが、ふんわりした白身で、揚げても刺身にしても美味しい。
でも獲りすぎないようにしないとね。 この子も獲れなくなったら、漁師廃業になりかねませんから。

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2016年12月26日 (月)

僕のサンタは

クリスマスは、家族だけで過ごしました。 年々、ひっそりになりますが、それも気楽で良いかと。

今年から町で大学に行ってる長男長女が帰省してまして、それが嬉しいです。 子供たち、逞しくなりました。 子供の成長に目を細め、親離れを祝い、いささか寂しくもあり。
 
Img_6316bll頑張って、御馳走しましょう。 お昼は、子供たちにも手伝ってもらって、手作りギョウザです。 記事を捏ねて、伸ばして皮を作り、100個少々を2時間がかり。 美味しくできました。
 
Img_6154bll都会暮らしの子供たち、晩飯には新鮮な獲れたてを食べてもらいましょう。 投網を担いで、夕暮れの浜へ。
 
Img_6273bll真っ暗になるまで頑張って、漁獲はたったこれだけ。
 
Img_6329bll唐揚げとフライにしました。 これでは足りないんで、業務用のエビフライも少々。 それから得意の卵チャーハン。 1キロのご飯を一気に炒めたんで大変でした、ああ腕がだるい。
 
なんだかけっこうハードなクリスマスになりました。 でもなかなかの充実感です。 僕のサンタクロースは、子供たちだったのかな。

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2016年12月24日 (土)

メリークリスマス

Img_6119bllクリスマスなのに、一人ぼっち。

いつも通りお店を閉めて、いつも通りに投網を下げて、一人で浜への道をたどれば、西空低く雲が切れ、ラ・グロリアのお出迎え。
 
今日は誰にも、メリークリスマスって言わなかったなぁ。
 
その分、皆様に、たくさんのメリークリスマス!
 
クリスマスなのに、一人ぼっち。
 
noteクリスマスなのに、一人ぼっちnote 

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2016年12月22日 (木)

ビリア・スルティード、ふっふっふ...

なんかもう、愛車オデッセイのトランスミッションがイカレてから、その連鎖だか何だかトラブル続きで、あちこち駆け回って、出費はかさむばかり。 その顛末は、まだ進行形なんで、落ち着いた時に記事にしますね。 まあでもクリスマスだし、気候は良いし、元気出さなきゃね。
Img_6230bllさて、今日もオデッセイの件で早起きです。 朝霧の中、朝露いっぱいのフロントガラスにバケツで水をかけたりしてると、地平線から大きな朝日が顔を出す。 朝霧が見る見るうちに薄れていき、姿を現した椰子の木立にほのぼのと朝日がさして、オレンジ色に染まる。 椰子の木って、いつ見てもきれいです。
 
今日はこれから、140km離れたマサトラン市までドライブです。
 
Img_6236bll朝飯は、道半ばのエル・ロサリオの、熱々のビリア(BIRRIA)。
 
ビリアって、肉の蒸し焼きスープでして、メキシコの代表的な肉料理で、庶民のフィエスタのごちそう料理でもあります。
 
Img_6237bllこのお店、こんな看板があるだけで、一見食べ物屋とは分からない。 ところが旨いのね、ここのビリア。
 
Img_6238bllこれがキッチンで、テーブルが3つあるだけ。 まあね、メキシコでは、小さくて小汚い構えの店のほうが、安くて旨いことになってます。 まあこれ、万国共通かもしれません、それで不味かったら、すぐにつぶれちゃいますからね。
 
Img_6240bllヤギと羊のビリアがあるんですが、ビリアは元祖はヤギ(CHIVO)です、迷わずヤギを注文する。 一人前50ペソ(約300円)。
 
でね、ふと思って、スルティードもあるのって聞いてみました。 スルティード(SURTIDO)っていうのは、肉や脂や筋や内臓もみんな入った盛り合わせって感じの意味です。 純肉なら、マシサ(MACIZA)。
 
するとね、おじさん僕をじ~っと見て、妙に抑えた声で、スルティードがいいのか? うん、もしできるんならね。 ああ、できるよ、そうか、じゃあスルティードだな、ふっふっふ...。
 
うぬぬ、あの含み笑いは何なんだろうか...(;°°)~?
 
Img_6241bll_2新鮮な薬味がどんとテーブルに。 シラントロ(香菜)の香りに胃袋が鳴ります。
 
おい、ハポネス、どうしてスルティードが好きなんだ。 マシサだとさっぱりしすぎて物足りないからね、いろいろ混じってるほうが楽しいし。 おじさん、うんうんとうなづいて、また僕をじ~っとみて、ニタ~リ。
 
いや~ん、また笑ってる~(゚ー゚;。
 
Img_6244bllやがて、待望の僕ちゃんのヤギのビリアのスルティードが運ばれて来ました。 ほれ、ハポネス、ふっふっふ...。
 
これには僕も、いささかぎょっとしました。 御覧のように、内臓の、しかも赤物のオンパレード。 主に心臓、肝臓、肺、腎臓、それから軟骨付きの骨も入ってます。 むっと来る獣臭。 いくらスルティードと言っても、こんなビリア、見たことない~。
 
Img_6245bll薬味を思いっきり乗せて、ライムをぎゅうぎゅう絞って口に含む。  爽やかなビリアのスパイスの香りが内臓の風味と拮抗して、いい感じ。 ぎゃはは、美味しいじゃんnote
 
Img_6246bll食っても食っても、内臓ばかり、なかなかよろしい。
 
Img_6247bll楽々と完食しました。
 
うほほ、よく食ったなハポネス、オレのスルティードを平らげた初めての外国人だよ。 グラシャ~ス、美味しかったよ、ところでこのスルティード、メキシコ人には好きな人多いの? いや、どうかな?、メキシコ人にはもう少し内臓を減らしたのを出すからね。 な~んだ、どうやらOTTOおじさん、虐待されてたみたいね。 

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2016年12月15日 (木)

ネコサンタ

Img_6219bll_3遅ればせながら、我が家でもクリスマスツリーを飾りました。 僕は、どうでも良いんですけど、7歳の末娘がうるさいんでね。 娘、頑張りました。 こっちはこき使われて、おまけに丸一年倉庫にしまってあったもんだから、ホコリが凄くて鼻水だらだら。

日が暮れて、電気を入れる。 わぁ、きれい。 なかなかの達成感であります。

Img_20161214_185009_1bll我が家のボケネコアイドル、ケロン君も気に入ってくれたようです。 ネコにも僕にも、サンタが来ればいいな。 たくさんネコを置いて行ったりしてね。 ...お~、なんぼでも持ってこいや、面倒見たるぞ~...(o^-^o)。

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2016年12月13日 (火)

命って何だろう?

Img_6132bbl子猫のレイチャ、昨夜死にました。 一緒に過ごしたのは一週間だけですが、レイチャのことは、いつまでも忘れない。

 
先週の火曜日のお昼前、僕が庭の落ち葉を掃いていたら、レイチャが僕の足元に来た。 僕は思わず目をそむけた。 レイチャの両後ろ足は潰れて泥だらけ、まるでぼろ雑巾のようだった。
 
前足だけでイモムシみたいに這って、レイチャは僕のところに来た。 僕を見上げて、ミャオと鳴く。 抱き上げると、ゴロゴロ喉を鳴らす。 その振動が掌に伝わって来る。 僕たちは鼻を合わせて、ネコ流の挨拶をする。 
 
レイチャの後ろ足は、両方とも腰のところから完全に砕けていた。 車に轢かれたのだろうか? だけど怪我をしてからかなり日が経っている。 たぶん2週間以上。 血が通わないから、足先から壊死が始まっていた。 でも上半身は清潔だ。 生後3か月ぐらいだろう。 母ネコが舐めてきれいにしていたことは明らかだ。
 
数分前、僕は車の音を聞いていた。 うちの前に止まって、すぐに走り去った。 手に負えなくて、うちに投げ捨てて行ったんだろう。 母ネコから、引き離して。 悪い奴。 でも、この子は助からない。 水路に放り込むより、優しいのかもしれない。
 
ともかく、世話をすることにした。 もうすぐ星になる子。 星はスペイン語でエストレィジャ。 茶色のお星さまだから、レイチャ。
 
レイチャは、腰の骨も折れているようで、排便が出来ない。 もちろん、後肢がボロボロだから穴も掘れない。 尿も染み出すだけだ。 食欲はあり、水もよく飲んだが、お腹がパンパンに張った。 流水で下半身を洗って、テラスの日なたに横たえる。 体が乾くと、レイチャは眠ってしまった。
 
レイチャは日が昇ると、下半身を引きずって這い出し、日なたに横たわってご機嫌だった。 だけど壊死は進み、日々衰弱する。 4日目からは、何も食べなくなり、水も舐めるだけになった。 夜には段ボール箱の寝床に入れて、這い出さないように蓋をした。 夜明け前には、ミャオミャオ鳴いた。 母ネコを呼んでいたのだろう。
 
昨夜、寝床に入れた時には、レイチャはもう頭すら動かせなかった。 でも今まで以上に、ゴロゴロ喉を鳴らして僕を見つめる。 死にゆく動物の目って、どうしてあんなにきれいなんだろう。
 
僕がシャワーを浴びて戻ってきたら、もうレイチャは死んでいた。 体を長々と伸ばして。 まるで、無くなってしまった後ろ足まで伸びをしているようだった。 うっすら開けたままの目に、涙が溜まっていた。 
 
レイチャは、何のために生まれてきたんだろうか?
 
僕はいつも動物たちと暮らしていて、小さな命が消えていくのを、生まれてすぐに消えていく命を、たくさん見てきている。
 
命って、いったい何なんだろうね? 今までに、どれほどの命が生まれ、消えていったことか。 そして、これからも。 まるで、流れの中の泡のようなもの? でもその泡には、それぞれ確かに自我があり。 命って、ほんのかりそめのことで、その向こうには、永劫不変なものがあるのだろうか?

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2016年12月 8日 (木)

大きな葉っぱの植物の花

Img_6141bll我が家の庭の、大きな葉っぱの植物。

近所の森の湿地にあったのを抜いてきて植えたのが2年前。 掌ぐらいの葉っぱが数枚の小さな株でしたが、こんなに大きくなりました。

Img_6142bll高さ2m。 大きな葉っぱは差し渡し1mぐらいあります。  これだけで庭全体が、いかにも熱帯のジャングルっていう風情になってます。

Img_6139bll葉っぱだけで十分だったんですが、先月から花が咲きはじめました。

長さ20cmほど。 微細な花がびっしり付いた柱が白い花弁に包まれています。 水芭蕉によく似ていますね。 典型的なサトイモ科の植物の花です。

こんな立派な花が咲くとは、嬉しいサプライズです。 花は短命で、翌日にはもう黄色く皴ばんでしまいますが、数日おきに新しい花が咲いてくれてます。

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2016年12月 5日 (月)

メキシコ西海岸漁師町風、魚のセビチェ

Img_6089bcc今日のお昼は、セビチェ(CEVICHE)のトスターダです。

セビチェは、魚介をライムで締めた料理です。 ラテンアメリカでは、海岸地方ならどこにでもある料理ですが、国や地方によってかなり違います。 今回はメキシコ漁師町の典型的なセビチェです。

では作り方、行きましょう。

Img_6028bccサワラを使いました。 他の魚でもOKです。 ただし、身だけを取ってスリミ状にするので、身の柔らかい魚のほうが楽です。
 
Img_6031bll3枚に卸す。 サワラなら、こうしてスプーンでこそげるだけで、身が取れます。 身が固くて出来ない魚の場合、皮を引いてみじん切りにして、さらに包丁の背で叩いて潰す。 日本でなら、サワラ以外では、サバやアジが良いかと思います。 ただし、生食用の新鮮なのを使いましょう。
 
Img_6033bcc_3身を取り終わったところ。
 
Img_6037bll白玉ネギみじん切り半個分を加え、ライムを絞ります。 魚肉500グラムに3個ぐらい。 レモンでもいいと思います。
 
Img_6038bcc塩ひとつまみを加え、ライムジュースが良くなじむまで、ぐちゃぐちゃに混ぜ合わせます。 魚肉がしっかり締まるまで、半時間ほど置きます。
 
Img_6081bccその間に、野菜を準備しましょう。 今日はニンジン、白玉ネギ、トマト、香菜(シラントロ)、セラノチレ(辛い青チレ)です。 あり合わせで合いそうと思う野菜でKOです。 セロリやキュウリを入れても美味しい。 で、メキシコではもっぱら白玉ネギだけど、日本では手に入りにくいし高いのかな? 風味でいえば、黄玉ネギと長ネギの白い所との中間って感じだから、黄玉ネギでも長ネギでも大丈夫でしょう。 新鮮な魚たっぷり以外は、細かいことにこだわらないのが漁師町風ですから。  
 
Img_6083bcc野菜たちを、みじん切りにします。 ニンジンは固いので極細のケンに。
 
Img_6085bccさっきの魚肉、ライムで締まって、真っ白でポロポロのフレーク状になってます。 もしまだ生々しかったら、ライムが足りなかったってことですから、適量加えて放置しましょう。
 
Img_6086bcc魚肉と野菜を全て入れて、よく混ぜ合わせます。
 
Img_6088bcc出来上がり。 鍋のままで、すみません。 ガラスの鉢に盛って、野の花や貝殻なんぞを飾れば、小粋な一品になります(o^-^o)。
 
トスターダ以外にも、そのままちまちま食べても、ドリトスですくっても美味しいです。
 
セビチェは、メキシコ海岸地方では、子供のフィエスタとか軽い昼食会なんかによく出てきます。 もちろん、漁から戻った漁師が浜で豪快に作って、テカテビールの大瓶を片手に頬張ってたりもします。 新鮮な魚さえあれば絶対確実、簡単で美味しい料理ですから。

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2016年12月 4日 (日)

新築

Img_6114bll先月、ゲレロ州から農業の出稼ぎ季節労働にいらしたインディヘナの人たち、村外れの空き地にお宅を新築中です。

屋根は椰子の葉葺き(パラパと言います)、壁は椰子の葉柄でできています。
 
昼間は畑でチリやトマトを摘み、朝夕の僅かな時間で、仲間たち10人ばかり総出で野原で材料を集める。 パラパは扇葉椰子の木から葉っぱを切り落として陰干しにし、壁の葉柄は地面に落ちたココ椰子の葉っぱを掃除する。 奥様方も壁の立ち上げや屋根葺きをを手伝って、10日ばかりで完成間近になりました。
 
この人たち、この手のエコハウスを建てるのはお手の物です。
 
なかなか素敵な出来上がりです。 粗末なハンモックやカトレ(布製の簡易ベッド)で、みんなで雑魚寝ですが、年中海で泳げるテアカパンですから、これで十分です。 
 
インディヘナの季節農業労働者たちは、毎年農繁期の冬の間はテアカパンで働き、5月には山岳地帯の村に帰っていきます。
 
やりましたね、でも春には行っちゃうんでしょ? ああ、でもこうして家を建てれはほとんどタダだけど、借りると最低月2000ペソ(1万円ちょっと)だ。 それのこっちのほうが居心地も良いからね。
 
せっかく立派なお家ができたんだから、ずっとテアカパンにいれば? いやいやOTTO、ゲレロの山は良いぞ、きれいな川も泉もあって、シカやウサギだってたくさんいるのさ。 このごろはいろいろ金が要るからこうして働きに来てるけど、そうでなかったらずっと山にいるさ。
 
ふむふむ、身につまされる話ですな。 僕も海辺の村に籠って、今頃は仙人になってるはずだったんだけどね。

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2016年12月 3日 (土)

木漏れ日とバナナの花

Img_6123bll_2我が家のバナナです。 なかなか見事でしょ。 僕は大きな葉っぱの下、青いバナナがぷらりぷらりと成り下がってるのを見るの、好きです。

バナナのことを、スペイン語で、プラタノ(PLATANO)と言います。 良い響きですね、プラタノ。 なんとなく、ぷらっと成ってるって感じでね。
Img_6113bllpバナナの薮の中で、大きな房の下に、ひっそりと咲く、バナナの花。 木漏れ日に透き通って、まるで深い森の中のよう。

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