« 2018年8月 | トップページ | 2018年10月 »

2018年9月

2018年9月29日 (土)

フウリンブッソウゲ

010pukipukiフウリンブッソウゲの花。

ハイビスカスの仲間です。 枝から長い茎にぶら下がって咲きます。

006pukipuki年中暑いテアカパンでは、年中咲きます。 毎日次々と咲いて、絶えること無し。

咲いているのが当たり前で気に留めることもないですが、目を惹く花のようで、これ何?、珍しい花ね、なんて店のお客に良く聞かれます。

雨季の終わりの、深い森のようになった我が家の庭の木下闇。 木漏れ日の中、輝くこの花。 まるで燃えているよう。 息を呑む美しさです。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2018年9月28日 (金)

アルバーカ

014pukipuki我が家の、アルバーカ。

変な名前ですが、ハーブのバジルのことです。 スペイン語で、アルバーカ(ALBAHACA)。 学名、Ocimum basilicum

我が家では、特に種をまいたりはしませんが、こぼれ種があちこちに生えてくる。 写真の子は鉢に勝手に生えてきて、占領してしまいました。

015pukipukiミントみたいな強い香りがあります。

もう花穂が出来はじめていますね。 花が咲くと、やがて株は枯れてしまいます。

013pukipukiこれは、僕はずっと、同じアルバーカだと思ってたんですが、カアチャンの言うには別の種類で、アルバコン(ALBAHCON)とう言うらしい。 アルバーカにそっくりですが、茎や新芽がやや硬くて紫がかってます。 それから花穂も紫がかってます。 何者でしょうかね?

香りはよえい強烈で、近くを通っただけで匂います。 ばさばさ葉っぱに触れると、さらに強い香りがする。 ネコがこの藪をがさがさっと横切っただけで窓から匂いが入ってくるほど。 庭の天然芳香剤ですな。

004pukipukiいずれもシソ科の植物です。 2ミmmほどの小さな花が咲きます。 こちらもこぼれ種で繁殖してます。

硬派OTTOおじさんはハーブには興味が無いんで気にも留めてませんでしたが、カアチャンは葉っぱや新芽を摘んで、お茶にしたりスープに添えたりしてます。 あと、枝を折って、店のテーブルの一輪挿しにとか。 優雅ですな。 なかなかやるじゃん。 ちっとは僕も勉強しないといけませんな。

| | コメント (4) | トラックバック (0)

2018年9月27日 (木)

アボカド収穫間近

015pukipuki我が家のアボカド。 4月に花が咲いて、雨季が過ぎ去った今から11月までが収穫時です。 来週あたりから、もぎ始めましょうかね。

ご覧のように、緑で皮がつるつる。 日本でおなじみの、皮がデコボコで熟れると黒くなるアボカドとは違う種類でして、アグアカテ・レヒオナル(AGUACATE REGIONAL、地元のアボカド)と呼ばれているタイプ。 シナロア海岸地方の夏の高温に耐える品種です。

味は、脂肪分が少なく、ややサッパリしてます。 切ってから褐変が遅いのも利点。 鮮緑色のワカモレが楽しめます。

014pukipukiそれからね、大きいのよん。 一玉で500グラムぐらいあります。 種も大きいけどね(´・ω・`)。

アボカドは、地方ごとにいろんな種類があります。 大小さまざま、色も緑や褐色、紫とかも。 なんせ、アボカドの原産地はメキシコから中米ですからね。 

ナヤリト州の街道の露店で売ってたアボカドは、卵ぐらいのサイズで種が馬鹿でかくて食べるところがほんの数ミリだけど、凄く濃厚でクリーミーだったりとか。

野生のアボカドの木が生えてるのを見てみたい、そして食べてみたい、と思っています。 まあ、田舎町の市場の露店で婆ちゃんが売ってるのとかがそれで、知らないうちにもう食べてるかもしれませんけど。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2018年9月25日 (火)

だいじょうぶ

028pukipuki庭で、こんなのを見つけました。 シジミチョウの蛹ですな。 蛹化したてかな? やがて薄茶色になるかもしれません。

025pukipuki正面から見たところ。 大きさは、7mmぐらい。 小さな命です。

023pukipuki見つけたのは、こんなところ。 食堂の椅子です。 予備の椅子はないし、困りましたな。

考えた末、統計的に一番お客が座る確率が少ないテーブルに移しました。 1週間ぐらいで羽化するはずです。 だいじょうぶでしょう、うちは絶対に席が埋まらない料理店ですからな(u_u。)。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2018年9月24日 (月)

雨季のバルアルテ川

008pukipukiエル・ロサリオ(EL ROSARIO)郊外から望む、バルアルテ川(RIO BALUARTE)。 今は雨季の終わりですから、川原を呑みこんで増水しています。

バルアルテ川は、シナロア州南部の川です。 全長155km。 西シエラマドレ山脈を源とし、太平洋に注ぎます。

ご覧のように、護岸も堰堤もない、自然のままの川です。 コンクリートで固められた、日本の川とは大違い。

メキシコ北西部最後の清流。 人口2万人足らずのエル・ロサリオが流域最大の町です。

003pukipuki_2下流方向。 橋の傍に、エル・ロサリオがあります。

これぐらいの増水は毎年のことで、左側に見えている薄緑の耕作地あたりまで水流が来る年もあります。 大きな増水のたびに川筋は変わり、川端の畑や果樹園が消えてしまうことも。 それでも、家が流されたって話は聞かない。 集落は、どんなに増水しても水が来ない高さの岩盤の上にありますから。

川を眺めるの、大好きです。 こんな、川を見下ろす丘の上に住めたら素敵だなって思います。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

シロサポテ

メキシコには、日本で知られていない果物があります。 この、シロサポテなんか、そうじゃないですかね?

001pukipuki我が家にある、シロサポテの木。 Casimiroa edulis

現地名は、サポテ・ブランコ(ZAPOTE BLANCO)。 英名、ホワイトサポテ。

メキシコから中米の高地が原産地だそうです。

13年前にテアカパンに越してきた時に、もうすでにこの木はありました。 すでに高さは6mぐらいあった。 それ以来、今までずっと樹高も樹姿も変わってません。 成長の遅い長寿な木のようです。

003pukipuki
3ミリほどの小さな薄緑の花が穂状に咲き、梅ぐらいの実が成ります。 花期はテアカパンでは12月ごろ、実が熟れるのは、8月から9月。

僕は長い間、この木がシロサポテとは知らなかった。 目立たない花が咲いて変な実が成る無愛想な木。 伐ってしまおうかと思ったこともあった。 ところが一昨年、電気会社の連中がこの木の枝が電線にかかるってんで枝を剪定してくれて、あらまこれ、シロサポテやん、袋いっぱいもいで嬉々として帰って行った。 うわぁ、知らなんだ。 だってね、市場にはまず出ない果物だし、似た果物もないもんね。 テアカパンでも、我が家にある木が唯一だと思う。

025pukipuki実は、こんなです。 最初は緑ですが、熟れてくると黄色くなってきます。

026pukipuki反対側。

ところでこの木、ミカン科の植物となってます。 驚きです。 ぜんぜん、ミカンに似てませんね。

030pukipuki_3切ったところ。 カキみたいですね。 かぼちゃの種みたいな、平べったい種が数個入っています。

果肉も適熟のカキに似ていますが、熟れすぎたリンゴみたいなざらつきがあります。 味は、バナナとリンゴを混ぜて薄くしたような癖のない甘さ。 とても美味しいです。 実が小さいし成る数も少ないんで、ほとんど落果させて腐らせてますけど。 よっぽどの果物好きじゃないと、庭の果樹ってこうなっちゃうんですよね。

| | コメント (4) | トラックバック (0)

2018年9月22日 (土)

季節の変わり目

002pukipuki一昨日の日暮れ時の、大きな虹。

007pukipuki昨日の、残照。

005pukipuki今朝は、眩しい青空と、輝く雲と。

季節の変わり目の空。 常夏の、テアカパンにも、秋が訪れつつあります。

...いつでも空を見ていたい...。

| | コメント (4) | トラックバック (0)

2018年9月20日 (木)

グァバの話し

002pukipuki9月のシナロアは、ハリケーンの季節なんですが、今年は今のところ来襲なし。 発達しそうな気配だった熱低はそのまま北に行っちゃったし。 今年の雨季は、このまま終わってしまいそうです。 暑さも雷雨も、あと2週間でしょうか。

010pukipuki落果したての、グアバの実。

グアバはメキシコから中米が原産地で、うちのほうでもシエラマドレ山脈の山麓に自生しています。 インディヘナ達や山村の住民が実を集めて、そのまま食べたり砂糖菓子にしたり。 家庭果樹としても一般的で、テアカパンではたいていの家にグアバの木があるんじゃないかな。 もちろん栽培もされていて、少しですがマーケットにも出ます。 まあでも、求めて買う果物じゃないかもしれません、どこにでもあるから。

013pukipuki一年中、気が向いたら花を咲かせ実を付ける、ありがたい植物です。

016pukipuki8mぐらいになる木です。 実は高いところに成るけど、熟れれば落果するからそれを集めればOKです。

012pukipuki割ったところ。 1cmほどの果肉があり、中に小さな種がぎっしり詰まっています。 食べるのは、果肉の部分。 ぼんやり甘くて、少し渋い、ボケた味の果物ですが、香りが良いのね。 ツーンと来る揮発系の爽やかな熱帯果の香り。 そのまま齧れば鼻がすうすうするほどだし、ミキサーにかけて水で割れば夏の飲み物として最高だ。

ただね、かなりの確率で、種のところに虫が入ってます。 白い蛆虫で、たぶんミバエの幼虫だと思う。

もうずっと前の話しなんだけどね、うちの食堂にアメリカ人のご夫婦が来た。 初めてのメキシコだそうで、特に奥様はテアカパンの厳しい環境に疲れ気味。 まあね、蚊やハエは多いし、村は土道で鶏やらブタが徘徊してるし、食べ物をはじめとして何もかもが不衛生に感じるってことね。

OTTOんとこは大丈夫って聞いて来ました。 おお、それはそれは。 酢豚や野菜炒めをご機嫌に平らげていただいて、すっかり元気になられた様子。 そこにオバサンがグアバの盛られたかごを下げて入って来た。 コレ、ナンデスカ? グアバという果物ですよ、庭で獲れた言わば有機栽培です、食べてみますか? ワオ、ぜひ。 オバサン、試食させてあげてよ。 シーセニョール! オバサンはグアバをつまむとパカッと割った。 何と言う不運、種に大きな蛆虫が。 オバサンは平然と人差し指で蛆虫を掻き出すと、はいどうぞとそのグアバを奥様の顔の前に差し出した。 キャー...。 絹を引き裂くような奥様の悲鳴。 奥様、顔を青くして、旦那様に抱きかかえられて店を出て行きました。 せっかく元気になってたのに(^-^;。

蛆虫は無害で無農薬の証拠、取って食べればいいだけのことで何の害もないんですが、いないほうが良いよね。 

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2018年9月19日 (水)

丸焼きの夢

074pukipuki村外れのハイメさんのお宅に伺ったら、あらまびっくり、裏庭にこんなものが。 ブタの丸焼き、作成中です。 ブタは50kg以上あります。 ざっと見積もって、200人ぶんのご馳走になります。

うわぁ凄い。 ハイメさん、結婚記念日?

いやいや、頼まれものさ、独立記念日のフィエスタをやるってんでな。

ハイメさんとこは、パン屋さんでしてね。 煉瓦と泥で造った昔ながらの竈でパンを焼いてます。

パンが焼きあがったら、薪をもう一煙べして、こいつをぶち込むのさ。 俺の竈の丸焼きは最高だぜ。 パンと同じ竈で焼くの? ああ、そうだよ、なんでも焼けるよ、特にブタの丸焼きだと煙の良い香りがパンに移って美味しくなるのさ。 ...なるほどね(o^-^o)。

朝から大変だったよ、パンも仕込まなきゃいけないしよ。

そりゃそうでしょ。 この手の豚の丸焼きってね、単にブタを丸のまま焼くんじゃなくて、いろいろ手がかかるんです。 ブタを屠る、血を抜く、洗う、毛を剃る、内臓を抜く、皮を剥ぐ。 皮を剥がれて丸裸の屠体に切り込みを入れて塩やスパイスを擦り込む、脂身を削いで散らす。 皮にも切り込みを入れて、元通りにかぶせる。 皮がたるんでるのはそのせいです。

もう、大変。 全ての手順を上手にやらないと美味しい丸焼きはできないんです。

078pukipukiしっかり熱した竈に入れれば、後は待つばかり。 焼きあがるまで、2時間以上かかります。

竈焼きの豚の丸焼きの美味しさって、まあ食べてみないとい分かりませんね。 皮はこんがり、肉はさっくりふわふわ、頭も鼻もとろとろ。

これ、僕のご馳走じゃないんだけどね(ρ_;)。

誰も知らない遠い小さな村、皆黙々と農作業をし漁労を営み、大きな竈で毎日ブタを丸焼きにして、夕暮れの風の中、つつましく手を合わせ、いただきま~す...。 そんな自給自足コロニーを作れたら素敵だな。

僕のイーハトーブの夢。 がんばって求め続けなきゃね。 叶ったと思いきや、メタボで全滅してたりしてね。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2018年9月18日 (火)

昔ながらの?

088pukipukiスーパーに山積みの特売リンゴ。

メキシコの主要なリンゴの産地は、北部高地のチワワ州です。 メキシコではリンゴは年中売ってましてワシントン産とかの輸入品も多いんですが、秋にはメキシコ産の収穫したての新鮮なのが出ます。  写真のリンゴは毎年秋から冬に出る、チワワ州産の傷や汚れがある2級品、しかもエスコラルサイズ(ESCOLAR)です。 エスコラルとは学校用って意味で、子供たちが昼食やオヤツにカバンに入れて行く、掌にすっぽりと収まってしまうような小さなサイズを言います。 その割にはこの特売、ちょっと高いですな。 季節ものの出ばなだからかな?

090pukipukiでね、この赤リンゴなんですが、丸くて縞模様があって、輸入リンゴには見かけないタイプ。 子供の頃、日本で見たリンゴに似てます。 胡蝶さんのブログにあった、固くて酸っぱくてジャムやお菓子に最高って言う、縞リンゴでしょうかね? https://blogs.yahoo.co.jp/kochoo_noyume/18496505.html

僕は肉食系で、果物やお菓子は目の前に置かれたらつまむ程度なんで、今まで気にしてなかったんですが。 外国ではもう時代遅れて市場に出ないような品種が、メキシコではしっかりと売られていて利用されているとすれば、素晴らしいことだと思います。 ああ、酸っぱいアップルパイが食いたくなったぞ。 誰か作ってくれませんかね?

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2018年9月16日 (日)

メキシコ独立記念日

052pukipukiVIVA MEXICO! VIVA LIBERTAD!

自由の鐘の音、世界中にとどけ...。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2018年9月15日 (土)

こんなに小さくなっちゃった

037pukipuki暑い日が続いてます。

003pukipukiところで、こぼれ種から育った、マツバボタンなんですが。

買ってきたのがテアカパンに来た年だから、もう13年前です。 それ以来、細々とですが、どこかに芽生え生き残っています。

006pukipuki誰も気にしてませんが、探せば庭のあちこちに生えてます。

005pukipukiでですね、買ってきた時は立派な園芸品種で、八重の大輪だったんですが、累代を経るにしたがってだんだん小さくなりまして。 今では、ご覧のように、こんなに小さな花です。 草丈も小さくなったように思う。

007pukipuki花は単咲5弁です。 原種に戻っちゃったようです。

マツバボタン、調べましたら、学名Portulaca grandiflora。 原産地は南米となってます。 それにしても、小さくなり過ぎ。 テアカパンの厳しい環境に適応して、原産地より小さくなってる可能性もありますな。 知らないうちに似た植物と入れ替わったってことはないと思うけど。

| | コメント (4) | トラックバック (0)

2018年9月13日 (木)

秋の貝

038pukipuki_29月の海。

004pukipuki今日の夕方は、散歩ついでにナミノコガイを集めました。 波と戯れながら、小一時間の収穫です。

Donax panamensisという種類のようです。 3cmぐらいの小さな貝です。 

ナミノコガイの仲間は、外洋の砂浜の潮間帯にいる貝で、波が寄せれば砂から飛び出して漂い、波が引くときには砂に潜る、なんてことを一日中やってる貝です。 なかなかの運動能力で、みるみる砂に潜っていきます。

ところで、テアカパンではナミノコガイは、夏の貝です。 メキシコ西海岸では、夏には夜に大きな引き潮がある。 そして9月半ばに入れ替わって、昼間に大きな引き潮が来るようになります。 で、村の人たち、暑い夏の昼間の浜に出て、高い潮位の波に揉まれながらナミノコガイを集める。 レジャーを兼ねた、夏の風物詩です。 貝は年中いるし、本当は潮が引く秋から春のほうが集めやすいんですけどね。  でも夏の物と刷り込まれてるから、村人たち、秋から春にはナミノコガイはいないと信じてます。 OTTOおじさんにとっては、ナミノコガイは秋の貝。 これからがシーズンです。 OTTOおじさんだけのね。 

015pukipukiさっと砂を吐かせて、酒蒸しにしました。

007pukipukiiこんなに小さい貝ですが、しっかりと身が入っています。 美味しいです、手間ですけどね。 一粒も残さず、いただきました。

| | コメント (5) | トラックバック (0)

2018年9月11日 (火)

持ち越し

018pukiupki白花のツユクサ。

僕が住むテアカパンでは、白花ばかり。 普通のツユクサにも白花の変種があるらしいけど、こちらのは日本のより花が小さい。 別種だと思います。

ツユクサは、梅雨草? 露草? こちらでも、村の道端の雨季の花です。 それから、早朝に開いて、朝露が消えるお昼前にはもう萎んでいる半日花です。

023pukipukiところでですね、これなんですが 。 水槽がシロバナツユクサでいっぱい。

元々、この水槽には土を入れて陸亀を飼ってたんですが。 亀は息子が持って行ってしまって、水槽はそのまま放置していました。 カメの餌にと、サボテンとスベリヒユが植わってました。 ところがどこから種が来たのか、ツユクサが芽生えてきた。 みるみる茂って、完全に占領してしまう。

でね、胡蝶さんのブログによると、ツユクサは食用になって、なかなか美味しいとのこと。 https://blogs.yahoo.co.jp/kochoo_noyume/38279727.html

こりゃ、ラッキー! というわけで、先日満を持して、若葉を摘んでサラダとお浸しにしてみたんですが。

う~ん、微妙~。 確かに苦味も癖もないんだけど、けっこう固くて繊維質。 それから、細かな毛が気になる。 種類によるのかな? それとも育ちすぎか? 料理法を考えなきゃ。

なんてことで、ぐずぐずしてるうちに、現在写真のようになってます。

024pukipukiこりゃ、完全に育ちすぎ。 茎なんて、竹みたいです。 2回目のチャレンジは、来年に持ち越しですな。 ツユクサの花は好きだから、当面は茂らせときますけどね。

| | コメント (4) | トラックバック (0)

2018年9月 9日 (日)

セミの羽化

008pukipukiセミの羽化の遭遇しました。 我が家の前の、ゴールデンシャワーの幹です。 時刻は真昼間。 日本のクマゼミみたいな黒い種類なんですが、羽化したてはこんな色をしてます。 まるで蛍光を発しているような青緑色。

011pukipukiやがて脱皮殻を離れて、幹に移りました。 1時間ほど後に見に行ったら、もういませんでした。

019pukipuki9月になっても、猛烈に暑い日が続いています。 朝夕は蝉しぐれ、でもあと10日ほどです。 季節は巡り、常夏のテアカパンは年中十分に暑いのに、9月半ばを過ぎるとセミの姿は消えてしまう。 不思議ですねぇ。

セミにとっては、羽化は輝かしい世界への旅立ちであると同時に、死への歩みでもあります。 でもね、ひょっとしたら暗い地中での何年かが、セミの本当の命なのかも。 地中に楽園があるのかもしれないなって。 さて、僕たちは、どうなんだろう? 僕たちにだって、まだ知らない、本当の命があるのかもしれないなって。

綿雲流れる、眩しい初秋の空を見ながら、想ったこと。

| | コメント (4) | トラックバック (0)

2018年9月 8日 (土)

花の恩返し

002pukipuki我が家のムラサキカタバミ。 Oxalis debilis 初花が咲きました。

ムラサキカタバミは、うちのほうでは、町の溝の傍とか街路樹の根元とかに生えてます。 原野では全く見られない、町の雑草でして、典型的な外来種の分布です。 日本でも同様かと。

ネットで調べたら、南米原産となっています。 最近よく南米に行ってるんですが、見ませんでしたね。 原産地では逆に、野山に生えているのかもしれません。

で、うちの子なんですがね、園芸店で買ってきたペチュニアに付いて来ました。 ペチュニアは花壇に植えたんですが、カップに残った土にひょろひょろの三つ葉が生えています。 捨てるのも気の毒に思えて、主のいない植木鉢に土を開けました。 そのまま庭の隅に置き去りにしたんですが、気が付いたら三つ葉がこんもりと茂っています。 そして、めでたく開花。

003pukipuki小さな花ですが、とても可憐で綺麗です。 この仲間、属名はオキザリス。 置き去りにした鉢に、オキザリスが咲いたヽ(´▽`)/。 捨てないで良かった。 どうもありがとう。

004pukipuki_2こちらは、ハナスベリヒユ。

この子はですね、ホームデポの売り場の隅っこで、半ば干からびて疲れ果てた状態でした。 最後の力を振り絞った花が2つほど咲いていた。 たぶんすぐに店頭から引き揚げられて捨てられるところだったと思う。 店員に、もう捨てるんだろ、タダでくれ。 ダメです。 じゃあ、安くしろ。 私に値引きの権限はありませんので。 じゃあ、権限のある人を呼んでください。 え~っと、お待ちください。 いつまでたっても来ないやん...(´・ω・`)。 結局正札で買いました。 可愛そうだし、何かの縁だと思って。 癪ぅ~。 まあ、たったの19ペソ(100円ぐらい)だったんですがね。

で、食堂の入り口のかんかん照りに植えたらめきめき元気になって枝葉を伸ばし、写真の通りです。

003pukipuki_2真夏の日差しを浴びて、ご機嫌に花盛り。 いやぁ、良かった。 これまた、花の恩返しですな。 そのうち、娘さんに化けて訪ねてくるかも知れないぞ、うひひ。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2018年9月 6日 (木)

カカロタン村ーIII タマレス

025pukipukiカカロタン村のタマレス。

タマレスには色んなバリエーションがあるんですが、基本的には白いトウモロコシを潰した生地で具材を包んで、トウモロコシの皮で包んで蒸した料理です。 メキシコの代表的な郷土料理、パーティ料理であり、家庭料理です。 クリスマスには家族総出でワイワイタマレスを作る。 タマレスが無いとクリスマスは始まらないって言うぐらい。 以前にも何度か記事にしています。 こんなのです。 http://teacapan.cocolog-nifty/blog/2010/12/post-2b03.html

さて、土曜日の昼下がりのカカロタン村。 お昼は何にしようかな? 小さな小さな村ですから、レストランなんてありません。 そうだ、前にタマレスを買ったことがあるぞ、どこだったっけ。

024pukipuki村の通りをうろうろ。 看板なんてでてない普通のお宅ですから。 ここだったっけ? 香ばしい青い煙りが漂ってます。

021pukipuki横庭を覗いてみれば、おお、やってますな。

毎土曜日、ご婦人方二人でこの大鍋で2回、合計200個のタマレスを作るそうです。 で、村の人はみんな知ってるから、いつも完売だそうです。

022pukipuki鍋にぎっしり並べて、薪の火で約1時間蒸したら出来上がり。

Img_1192pukipuki小ぶりの鶏モモが丸ごと一本入ったタマレス。 鶏はたぶん、庭で放し飼いの地鶏でしょう。

まあね、タマレスはレストランでも食べられるし、スーパーには冷凍も売っています。 味はどこで食べてもそこそこ美味しい。 でもね、本当に美味しいのは、鍋から上げたての、小さな村のご婦人方の手作りタマレスです。 そりゃあもう。 不思議村のタマレスですからね。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2018年9月 4日 (火)

カカロタン村ーII 白いキュウリ

011pukipukiカカロタン村で見つけた、白いキュウリ。 在来種でしょう。

元々は、夏が暑くて多湿なシナロアでは、夏のキュウリと言えば、白いキュウリでした。 ところが大規模栽培が始まり、自産自消の生産消費形態が崩れ、まったく見られなくなった。 市場に並んでいるのは、品種番号のラベルが着いた、ワックスがかかった緑のキュウリばかりになった。 キュウリに限らず、他の作物も。 これ、メキシコの北の悪魔の国の陰謀ですね。

この手の白キュウリの特徴は、暑さに強くシナロアの高温多湿の夏に耐える、少しずつ長期にわたって実が成る、実の成長は緩慢。 もちろんですが、自家採種が出来る。 いずれも小規模栽培の自産自消、あるいは家庭菜園に必要な、優秀な形質です。 皮なしイボなし、苦みが少なく、そのまま齧って美味しい。 肉質が硬質で常温で簡単に傷まない、保存もききます。 いいことずくめですね。 ただし収穫量は劣る。 収穫が分散するから手間がかかる。 これらは大規模集約栽培には向かない性質です。

009pukipuki村の通りの露店で売っていました。 お宅の裏の畑で作っているとのこと。 たぶん、意図しない有機栽培でしょう。

一本2ペソ。 さっそく大きいのを選んで、10本買いました。 締めて100円ちょっとの出費です(^Д^)。 

027pukipuki真っ二つに切れば、パリッと弾ける新鮮さ。 塩とライムをかけて、チリソースをちょこっと付けて、ぼりぼり齧る。 夏のシナロアの、最高のオヤツ。 在来種の面目躍如ですな。

忘れられた小さな不思議村には、こんな嬉しい巡り合いがあります。 運が良ければね。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2018年9月 3日 (月)

カカロタン村ーI 不思議村

016pukipukiカカロタン村の教会、

カカロタン(CACALOTAN)は、シナロア州南部の人口約1500人の村です。 18世紀に金銀山で栄え黄金郷と称されたエル・ロサリオ(EL ROSARIO)の町から約20km、シナロア最後の清流と言われるバルアルテ川の傍にあります。 村の起源はスペイン人たちが入植した1745年とされていますが、元々は先住民のインディヘナ達、トトラメス族やシシメ族の集落だったようで、村で出土した彼らの石器や土器が博物館に保管されているそうです。

シナロア南部には同じような歴史の小さな村が点在しています。 カカロタン村の他にも、マタタン村、チャメトラ村、タマリンド村...、いずれも特に用が無い限りは訪れる人もない寂れた村ですが、僕は好きです。 おそらく100年以上たっている古い家並みが残っていて、もっと古くからある小さな教会があり、さらに古い石畳の道があり。 明るい日差しの中で、時が止まってしまったような村々。 古き良きメキシコの原風景があります。

まあね、メキシコの治安の悪化はご存知かと思いますが、これらの村の名前で検索されれば凄惨な写真などがごっそり出て来ます。 地元の人でも、行くのをためらうほど。 それでも僕は好き。

土曜日も、家族を連れてカカロタン村に行ってきました。 

013pukipuki教会の前のあたり、 村の中心地です。 日干し煉瓦と日干し瓦の家並みが残ってます。

こんな村でも、一応は観光に目を向けてましてね、メキシコ観光局の地域活性プロジェクト、不思議村に申請して、めでたく合格したらしい。 それででしょうか、少し小奇麗になった感じ。 広場は登山靴でも足首をひねりそうなデコボコの石の床だったのに、ずいぶんましになってます。

014pukipukiカラフルできれいな家々。 そのまま映画のロケに使えそう。

027pukipuki本来はこれ、何の変哲もないメキシコの田舎の村の通りなんですが、こういう風景は辺境地の南シナロアでもどんどん失われてましてね。 大事に守っていく時期なのかもしれません。

028pukipuki土曜日の昼下がりなのに、誰もいない街路。 不思議村で村興し作戦は機能していないようです。 でもいいんです、これがリアル、これが本当の不思議村ですからね。 (言いたいこと、お分かりでしょうか?)

030pukipukiこんな誰も知らない小さな村に、ひっそりと住んでみたいなんて、思いません?

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2018年9月 2日 (日)

秋の浜

024pukipuki誰もいない、9月の浜。

9月ですね。 そう、やっと9月。

ああ早く、9月になれば、Ohohoho...、なんて歌があったっけ。 テアカパンの夏は、暑さと雨季が重なって、蒸風呂のような湿気と毎晩の雷雨。 泥んこの村、雲のような蚊。 永くて苦しい夏。 だから、9月って聞いただけで、まだまだ暑いんだけど、すうっと涼風が吹きこむような希望の響きがあります。

025pukipuki秋風と言うには生暖かい風なんだけど、風紋がきれい。

湿度が下がって過ごし易くなるのは、10月になってからなんですけどね。

034pukipuki空の青さも、いささか秋色になったような。 眩しい夕日に、椰子の木立のシルエット、揺れる。

常夏のテアカパンから、少しだけ秋風をお送りしました。

| | コメント (3) | トラックバック (0)

2018年9月 1日 (土)

クモユリ

003pukipuki我が家の、クモユリの花。

英名、スパイダーリリー。 この仲間、Hymenocallis属は、熱帯アメリカに約50種が分布しているそうです。

うちのは在来の野生種です。 湿った土地の植物で、湿地帯の傍とか、放牧地で雨季に水溜りになるところにあります。

雨季の花でして、乾季にはどこにあるか分からない。 雨季の最初の雨が降ると、いち早く萌えだして花を咲かせる。 そして周りの植物が育ってくると、他の草に紛れて消えてしまう。 野生地での花時は、ほんの2週間ぐらいだと思う。 だけど地下には球根があって、毎年しっかり萌え出て花を咲かせる。 そんな、儚いけどしたたかな植物です。

002pukipoukiテアカパンに越してきた年、雨上がりの道を歩いていると、放牧地にうっすら白く染まっている場所がある。 行って見たら、クモユリの群落だった。 初めて見る花。 なんていう花だろう? その驚き、感動。 息子たちや家内に、凄い物を見つけた、さっそく掘り取りに行こう。 ところが、時は雨季の初めで雨続き。 雷もごろごろで、原野は危険だ。 なかなかチャンスが無い。 やっと晴れ間を見計らってスコップとバケツを持っていってみると、放牧地は泥沼状態、雑草が丈高く茂っている。 汗だく泥まみれで探しても、どこに群落があったのかわからない。 家族に、夢見てたんじゃないの、なんて言われるしまつ。 2年目も3年目も、期を逸して、だめ。 やっと原野のクモユリの群落に再会できたのは4年目だった。

今では、雨季に庭の隅っこでひっそりと咲く、目立たない花だけど。

| | コメント (5) | トラックバック (0)

« 2018年8月 | トップページ | 2018年10月 »