旅行・地域

2017年12月 5日 (火)

メキシコシティ、レフォルマ通りの風景

091pukipukiメキシコシティの中心地、レフォルマ通り。 まさに大通りです。

090pukipukiロータリーごとにモニュメントがある。 写真のは、ディアナ・カサドールと言うらしい。 狩人ディアナですな。

084pukipukiこれは、独立記念塔。 メキシコシティの住民には、モニュメントは場所を言うのに良い目印になる。

307pukipukiメキシコシティは、クリスマスへの衣替えの最中だった。 ロータリーや中央分離帯に、ポインセチアを植えているところ。

290pukipuki森のような、広い歩道。 メキシコシティは、10年も前に比べて、格段にきれいになった気がする。 ゴミが落ちていない。 以前は気になった、下水臭さも皆無。 悪名高きスモッグも、ましになったように感じた。 季節によるのかもしれないけれど。

286pukipuki貸自転車が、歩道の方々にある。 カードを通して自転車を引出し、行先の最寄りの置き場に落とせるそうだ。 スーツで決めたジェントルマンも、さっそうと自転車を漕いでいく。

288pukipukiこれは、移動マスコット美容院。 こういう商売があるのも、都会だなぁと思う。

007pukipuki中央分離帯も、広くて森のようだ。 朝日を浴びてジョギングする御嬢さんとか、犬に引かれて散歩するオバサンとか。 大都会の暮らしも悪くないかなと。

014pukipukiメキシコには、紅葉って言えるような木々の色付きは無いのだけれど、それでも町は晩秋の風情。

009pukipukis
メキシコシティは、標高2250m。 朝方は冷え込みます。 皆、もう冬の装いですね。 そして、日が高く昇れば、ポカポカ春の陽気です。


011pukipukiこんな中心地でも、探せば一泊3000円ぐらいで快適なホテルもあるし、ストリートの屋台なら食費も一日1500円あれば十分だ。 飛行機も便利で安いし。 一週間ぐらい時間を取って、のんびり休暇っていうのも良いかもしれないな。 いつも僻地ばかりだから、たまには都会もね。

287pukipukiお昼時、歩道のベンチでくつろぐ人達。 大都会のど真ん中とは思えない、長閑さですな。 お昼休み、たっぷりあるんでしょうね。

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2017年12月 4日 (月)

チャプルテペック公園、動物園

ラテンアメリカの大都会って、どこも素敵だと思う。 ラテンアメリカは人口が多いが、土地だって広い。 何事もスケールが大きくて、凄味がある。 格差も大きいから、あらゆる階層の地域や人が混在している感じだ。

古めかしくてちょっと陰鬱でタンゴの調べが似合うブエノスアイレス。 チリのサンチアゴは眼前に雪山が迫り、広い明るいスペースはまるでアメリカ西海岸やデンバーみたいな開放的な空気だ。 サンパウロの巨大さと整備された道路やビル街は目を見張るばかりだ。 高地の青空と白い雲の下、コロニアルのカラフルな家並みの見上げるような石畳の坂がどこまでも続くキト(エクアドル)。 遺跡や古い教会とビルが混在し、海風が芳しいリマ(ペルー)。 エクアドルもペルーも、先住民の血が濃くて、背丈は僕と同じだし、食べ物が美味しいのが良い。

国それぞれ、町それぞれに歴史があり、似つかわしい人たちがいて、濃厚な生活臭があり空気がある。 そう、濃いんだよね、ラテンアメリカ。

で、メキシコシティ。 メキシコに住んで20年以上になる、でもめったに来ないんだけど。 この町は、何と言ったらいいんだろう? 超大都会の洗練と、多様性の極致が混在し、混沌が極まった調和だろうか? 慌ただしいのに、妙にリラックスできる、不思議な街だ。 見どころはたくさんあると思う、観光客じゃなくても。 たぶん、知れば知るほど。 

さて、今回は数時間しか時間が無かったんで、宿からレフォルマ通りを歩いてすぐ近くにあるチャプルテペック公園の動物園に行った。 メキシコシティのど真ん中にあって、総面積は、600ヘクタール以上あるそうだ。 有名な国立人類博物館をはじめ、美術館、チャプルテペック城もある。 文句なしの、メキシコ市民の憩いの場です。

098pukipukiチャプルテペック公園の、たぶん動物園側の入り口。 無料です。 もちろん、公園へ入るのも無料。 入り口はいくつもあるから、帰るときに他から出ると、迷います。

280pukipuki_2公園内の土産やスナックの露店が並ぶ道を、動物園のサインを辿りながら、歩きます。 ともかく広いです。 平日のお昼前なんで、主にカップルや観光客が多い。 外国人も多かったです(僕もですな)。

281pukipuki帽子屋さん。 ルチャの覆面も売ってますな。

279pukipuki写真撮影用のセット。 簡易刺青とか、フェイスペイントのなんかもあって、家族連れには楽しい空間だと思います。

107pukipuki愛国6少年の記念塔だそうです。 ミリタリーのセレモニーをやっていました。

109pukipuki大きな池があります。

110pukipuki動物園まで、けっこうな距離です。 疲れました。

187pukipukiさて、動物園。 これは、日本から贈られた、タヌキだそうです。 なかなかの貫録。 こんなところで巡り合えるとはね。 懐かしいですな。

230pukipukiシマウマとキリン。 サファリなみに(?)、広いです。

この動物園、スペースが広くて、動物たちは健康そうで気持ちが良い。 ただ、動物本位と言うか、広すぎて遠くて、隠れる場所も多いので、なかなかよく見れないという欠点もあります。

238pukipukiラクダですな。 どうしてラクダって言うのか、知ってます? え~、知らないって? ダメだなぁ。 乗ってみれば、すぐ分かりますよ。 うほほ、こりゃ楽だ(また言ってる( ^ω^ ))。

動物園も広くて、それから迷路みたいになってて、道標も分かりにくい。 何度も同じところに戻ったり。 さて、全部の動物か見れたのかな?

253pukipukiヤマネコ。 2匹いまして、大きいほうが鶏の足を食べてます。 で、この小さいほうのヤマネコ君、それをじ~っと見てます。 うちの飼い猫も、食べ物の順番待ちの時、同じ表情をします。 可愛い~。

268pukipukiフラミンゴ。 遠いですが、かえって生き生きしてていい感じ。 狭い檻に、疲れた姿で汚い水に佇んでるより、このほうが良いよね。

167pukipuki動物園 のエリアも、広くてきれいな森の中で、動物臭さが皆無です。 他に、パンダ、ジャガー、トラ、ヒョウ、ユキヒョウ、ライオン、カラカルやオセロットもいて(みんなサービス精神に欠けていて全然良い写真撮れなかったけど)、立派な動物園です。 何より、タダなのが良いですね。

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2017年12月 3日 (日)

いつでもどこでも屋台食

071pukipkii格安航空が案の定1時間半遅れで、メキシコシティ空港に着いたのが午後5時。

今回は、メキシコシティの看板大通り、レフォルマ通り沿いの、一泊1000ペソぐらいのホテルにしました。 メキシコシティの中心地で、チャプルテペック公園のすぐ近くです。 繁華街でもあり、オフィス街でもあります。

お腹が空いた。 朝から何にも食ってないもんね。 荷物を部屋に放り込んで、通りに降りて、鼻をクンクン。

僕は、メキシコでは、いつでもどこでも、ストリートの屋台フードです。 人がいるところなら、絶対に屋台がある。 もちろん、メキシコシティでも。

どうして、いつでもどこでもかって? だって、美味しいんだもん( ^ω^ )。

025pukipukiメキシコシティのど真ん中の、こんなの誰が買うんだと呆れるような値札が付いたウィンドウが並ぶ高級繁華街でも、道路一つ入れば、庶民フードの屋台が連なる場所があります。 メキシコって、魅惑の不思議の国なのかもしれない。 さて、それではアリスになって...w(゚o゚)w。

024pukipuki屋台通りは、旅行ガイドには出てないし、ホテルで訊いても教えてくれないけど、少しメキシコに住んでれば、雰囲気でどこいらに屋台があるが分かるようになる。 それから、嗅覚ね。 もちろん道行く人を呼び止めて、お金ないけど旨いタコスが食いたい、とはっきり言えば、そうかそうか、うははと笑って教えてくれるけど。

312pukipuki香ばしい煙に包まれた、まるで祭りの晩みたいな通りの、屋台を覗いて回るだけでも楽しいけれど、これはもう見るだけでは絶対我慢できないね、どんなにお腹がいっぱいでも。

314pukipuki何でもござれだけれど、やっぱり狙いはタコスだね。

316pukipuki本当の、プロのタコスシェフは屋台にあり。 見事なもんです。 そりゃそうさ。 毎日何百何千の、タコスをお客が見てる前で、ちゃちゃちゃのちゃっと作るんだから。 すし職人も真っ青さ。

022pukipukiタコスもいろんな種類があって、具材もサルサもトルティージャも、千差万別億通り。 地方によっても違うから、極めるのには一生かかる。 そうそう、死ぬまでタコスを食い続けろってね。

どこの屋台も、美味しいものが、ぎっしりだ。 これじゃあ、お腹が持たないね。

027pukipuki焼肉タコス。 一個10ペソ(60円ぐらい)。 トッピング野菜とサルサで、肉が隠れちゃった。 いくらでも、野菜を乗っけていいんです。 サルサだって、好きなだけかけていいんです。

319pukipukiこちらは、アルゼンチン風タコス。 粗挽き腸詰ソーセージにフレンチフライが乗ってくる。 味もボリュームも、確かにアルゼンチンだね、これは。

017pukipukiあ~、食った食った。 しかし、肉食ばっかりじゃいけません、バランスを取らなきゃね。 はいはい、大丈夫。 ちゃ~んと、屋台にありますよ。

021pukipukiフルーツカクテル、一丁上がり。 25ペソ。 塩を振り、ライムを絞り、チリペッパーをさらっとかける。 そうだよこれがメキシコの、マッチョ風ってやつなのさ。

080pukipukiメキシコの都会では、オフィス街の朝早くにはね、辻ごとにこんな屋台が立って、熱いココアやコーヒーやらと、サンドイッチやタマレスを売っています。 作りたてのほやほやで、レタスもアボカドもパリパリで、コンビニのいつ作ったのか分からない干からびたサンドイッチとはわけが違う。 オフィスガールが袋にポンと放り込んで、コインをお兄さんの掌に落として、風のように去っていく。 ちゃちゃちゃーんとPCを立ち上げる間に、頬張るのかな、良い一日のスタートだね。

016pukipuki通学を急ぐ学生たちや、夜勤帰りの労働者たちも、やってくる。 白い息を吐きながら、熱いココアをふうふう啜る。 こういう店は、日が高く上るころには、蜃気楼のように消えてしまう。 束の間の、都会のオアシス、憩いの場だね。

今回のメキシコシティは、2泊3日の駆け足でしたが、食事はすべて通りの屋台でした。

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2017年12月 2日 (土)

久しぶりにメキシコシティ

063pukipuki先週ですが、所用ありて久しぶりにメキシコシティへ行ってきました。 言わずと知れたメキシコの首都で、人口2千万のメガシティです。

マサトラン空港から、約1時間半のフライトです。 今回お世話になったのは、ビバ・アエロバス(VIVA AEROBUS)という格安航空です。 今回の料金は、往復で3076ペソ(18500円ぐらい)。 メキシコにはもう一社、ボラリス(VOLARIS)という格安航空もあります。

064pukipuki座席はちょっと狭いですが、たった1時間半ですがら、全然大丈夫です。 フライトアテンダントも、若くて気さく気持ちが良い。

066pukipuki飲み物やスナックは、すべて有料。 タダでは、水一杯すら出てきません。 ワゴンを押して、目線を合わせて、にっこり笑う、なかなか商売上手でほとんどの乗客が何か買ってました。 僕は飛行機に乗ると、無性にコラコーラが飲みたくなるんですが、コンビニの3倍してたから我慢しました。 とは言っても、一本200円なんですが。 でも、メキシコシティでタコス頬張りながらのほうが、絶対に良いもんね。

...続く...

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2017年12月 1日 (金)

夢の町マサトラン

030pukipuki朝もや薄れゆく、マサトランの海岸。

マサトランは、シナロア州南部の、人口約60万の港湾リソート都市。 北回帰線の少し南で、完全に常夏の気候です。 とはいえ、乾季のさなかの11月から4月は比較的涼しくて過ごし易い。

テアカパンに住んで、もう12年になるんですがね。 マサトランまで、車で2時間少々でして、いちばん近い大都会。 まあでも、海ならテアカパンも十分すぎるぐらい綺麗だし。 都会は好きじゃないし、リゾートする金も無し。 だから、よっぽどの用が無い限り、行かなかった。

ところがですな、去年から息子たちがマサトランの大学に行くようになりましてね。 今年からは、下の息子まで。 合計3人、2寝室のアパートを借りてます。 それで、ここんとこ、月一回ぐらいのペースでマサトランに行くようになりまして。 今さらなんですが、素敵な街だなと。

031pukipuki町の前は長大な浜だし、ちょっと足を延ばせば、夢のようなリゾート海岸もある。 目の前には島々が浮かび、マリンスポーツ天国だし(僕は釣りとボディボードしかしないけど)。 フェリーやクルーズ船や貨物船が着く立派な港があり、船員や海兵隊員が闊歩する古い港町の風情がたっぷり残ってるし。

旧市街は、メキシコの地方都市そのものだし。  安く静かに休暇を過ごしたければ、一泊500ペソ(3000円弱)で十分に快適なウォーターフロントのホテルもあるし。

なにより、この町を包む、明るい解放感が良い。 ここでは、ショーツにT-シャツ、サンダル履きが正装で、高級レストランでも銀行でも役所でも、どこにでも行ける。 ちなみに、T-シャツのことをこちらでは、プライエラ(PLAYERA)と言います。 プラヤ(PLAYA)とは、浜って意味でして、だからPLAYERAは、浜衣ってかんじかな。

水族館や博物館やシアターや、メキシカンリーグの野球やボクシングの試合もあるし、フェリアやコンサートも週ごとにある。 海や町の暮らしに飽きたら、シエラマドレの森もすぐそこだ。 普通に暮らしても、退屈しない町だ。

036pukipuki街中に、ティラピアがうじゃうじゃいる池もある。 海がきれいすぎるから、ここにボートを浮かべる人はいないけど。 アライグマやコヨーテもいるらしい。

僕のテアカパンが、あまりに楽園だったから、今まで気が付かなかったんですが、マサトランって、全てが揃った夢の町かもね。 皆様も、ぜひどうぞ。

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2017年11月24日 (金)

ナヤリト州、ヘスス・マリア村への小旅行ーXIII 晩餐

インディヘナの村、ヘスス・マリアを発ったのは、3時前でした。 テアカパンの我が家まで350km、そのち半分は山道です。 いまの時期、5時過ぎには日が沈み、6時には真っ暗になります。 シナロアやナヤリトの山岳地帯の、夜のドライブは避けたいですから。

つるべ落としに山の端に近づいていく日に追われながら、曲がりくねった山道を急ぎ、山裾に着いた時には、もう夜の帳が下りていました。

やれやれ。 でもこれからまだ、150kmのドライブです。 夜明け前に家を出て、けっこうタフな一日。

159pukipuki遠い見知らぬ村の、人通りが途絶えた、暗い市場通り。 電燈が花のように眩しい屋台がポツンとありました。 よし、腹ごしらえして元気をつけよう。

157pukipuki出しものは、ポソレです。 恰幅の良いオバサンが、丸太のような腕で、ぐらぐら煮え立つ大鍋から、大きな木のしゃもじでよそってくれる。

薬味野菜をどっさり乗せて、ライムをギュッと絞って、ふうふう啜る。 ああ、美味しい。 つんと鼻に抜ける、この香辛料はなんだろう。 熱々のスープとチレの辛さが、舌から喉へと降りて行く。 胃袋まで、よじれて焼けるようです。 こういうメキシコ庶民食は、屋台に限りますね、特に田舎の小さな村の。 メキシコの僻地の旅は、やっぱり最高に楽しいです。

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2017年11月23日 (木)

ナヤリト州、へスス・マリア村への小旅行ーXII 川

106pukipukipukiヘスス・マリアの村外れの川端にて。

山肌の斜面の畑から粗放栽培のトウモロコシを刈り取って、ラバの背に積んで運んでいます。

110pukipukiへスス・マリア村の近くの橋。 道はでこぼこなのに、橋だけ立派です。 最近、新しく作ったんでしょう。

メキシコの町や村は、たいてい川の傍にあります。

メキシコって、雨季があり、雨季の雨量は日本の梅雨以上だ。 川は濁流になる。 でも、ちゃんと計算してるようです。 町は地盤がしっかりしていて、川がどんなに増水しても水が来ないところに広がっています。

104pukipukiヘスス・マリア村を潤す川は、ワイナモタ川(RIO HUAYNAMOTA)と言います。 リオ・グランデ・デ・サンチアゴ河(RIO GRANDE DE SANTIAGO)の支流で、太平洋に注ぎます。

本流はグアダラハラやテピクの都市排水で汚染されていますが、このあたりでは手つかずの自然のままの川です。

108pukipuki気ままにうねる流れ。 広い川原がそのまま原野に続く。

日本の川って、護岸と堰堤のコンクリートで覆われているよね。 必要なんですかね? 自然のままのほうが、水は浄化されるし、生物相も格段に豊かになるのに。 お金をかけて、自然を壊しているように思えるんだけど?

081pukipuki車を洗い、馬を休ませ。 近くの淵では、女性グループが洗濯をしていて、子供たちが水しぶきを上げていました。 川は、村人の憩いの場であり、生活の場でもあります。

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2017年11月22日 (水)

ナヤリト州、へスス・マリア村への小旅行ーXI 昼食

ヘスス・マリアは、人口2000人弱の、インディヘナの村です。 メキシコでは、これぐらいの村ならば、土曜日の昼下がりとなれば、仕事を早く切り上げたリラックスモードの村人がそぞろ歩きし、屋台の鶏や肉を焼く煙が漂っているもんです。 ところがですな、この村には、そういうのが無いのね。 唯一の舗装道路の目抜き通りですら、人通り少なく、出店も屋台も何にもない。

あらま、涙。 いえね、OTTOおじさんファミリーは、大の屋台食好きでしてね。 特に、田舎の村の屋台食に目が無いんです。 お~、なんてこった。 楽しみにしてたのに~。 落胆すること甚だし。

僕たちを警戒の横目で見ながら足早に過ぎていくオバサンに追いすがって(*^-^)、訊いて見ましたら、村に一軒だけあると言うレストランを教えてくれました。

まあね、普段村の人達が食べるところはあるんでしょうが、メキシコの田舎の人にはコンプレックスがあり、見栄っ張りで偏屈でもあります。 そういう村人たちのための店は、総じて小汚いけど安くて美味しいんですが、来訪者には教えない。 だいいちそういう店は、顔見知りだけが相手で売れる分だけしか作らないから、僕たちが急に押し掛けたら、行き渡らなくなってしまう。 まあ、俺たちだけのものってわけですな。 そういうのの攻略は、そのうちにしましょう。

122pukipuki_2さて、来訪者向けで、村人たちにはよそ行きの食堂、なかなか立派でした。 お客は、僕たちだけだったけど( ^ω^ )。

あれ、末娘がいないぞ?

114pukipukiと思ったら、さっそく店の人と仲良くなって、コスプレやってました。

この食堂、布屋もやってまして、インディヘナの女性たちが穿く、ダブダブふわふわスカートも裁縫して売ってましてね。

おやまあ、似合うこと。 完全にインディヘナの少女になっちゃってます。 そうか、お前のルーツは、ここだったのねw(゚o゚)w。

121pukipukiこの店、メニューは写真の豚ばら肉煮込みと牛すね煮込み2品だけ。 味付けは、同じです。

124pukipukiこんな、分厚くて大きなトルティージャが、次々に運ばれてきます。

この料理のソースがね、肉の味が濃縮されてて、どういうチレを使っているのか、唐辛子の風味はしっかりあるけどほんのり辛い程度で、香辛料が複雑控えめに効いてて、苦みや渋みも感じられて、実に深みのある味。 肉は筋や軟骨ごと煮込まれてますが、歯触りが良い。 少し癖がありますから好みはわかれると思いますが、僕にはとても美味しい。 これは、出来合いのソースでは絶対に出せない味です。 お~、やる~。 思わずうなります。

よそ行きレストラン、侮る勿れ。 メキシコの郷土料理の粋ですな、これは。 思えばメキシコ人って、毎日こんな手のかかった美味しい料理を食べてたんですよね、ほんの20年も前には。 ヘスス・マリアみたいな僻地の村では、今でもなんでしょう。 ぜひ、こういう料理をマスターしたいんですけどね。

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2017年11月21日 (火)

ナヤリト州、ヘスス・マリア村への小旅行ーX 野良豚?

100pyjupyjuヘスス・マリア村は、村を貫通する道がこんな準舗装道路ですが、あとは石畳か土の道です。 メキシコでは、これぐらいの村では、たいていがそうです。 で、暇そうな連中がやたらいて、野良犬がたむろしているのが常です。

ところがですな、ヘスス・マリア村は、通りに人がほとんどいない。 それから、野良犬も少ないように見えました。

090pujipukiそして、村道を徘徊しているのは?

090fukifuki犬かと思ったら、ブタさんなんですよね。

102pukipuki村のあちこちで、こんなふうに、ブタさんが歩いていました。

092pukipuki路地にも、ブギブギ、ブタさんがいます。 手前は犬ですが、犬よりブタのほうが絶対に多い。

メキシコの村では、たいていのお宅では、自家消費用に裏庭にブタを飼っている。 それは普通なんですが、ヘスス・マリア村では、通りにブタが歩いているんです。

どういうことですかね? 飼い主がいない、野良ブタ? あるいは、この村ではブタは放し飼いで勝手に増えて、村人の共有財産で、いつでも誰でも、とっ捕まえて食っちまって良いとか? もしそうなら、素敵ですね。 日本なら、良い村興しになりゃせんですかね? こんど行ったら、訊いてみよう。

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2017年11月20日 (月)

ナヤリト州、ヘスス・マリアへの小旅行ーVIIII ヘスス・マリア村

078pukipuki原野の中の、つづら折りの穴だらけの舗装道路を下り続けると、いきなり村の入り口のゲートが現れた。 ヘスス・マリアへ、よおこそ、ですな。

でこぼこ道をさらに下ると、村に出た。 もう、お昼を過ぎていた。

ナヤリト州、ナヤル郡、ヘスス・マリア村は、人口約3000人に満たない。 うち9割がコラ族かウイチョール族のインディヘナです。 ナヤル郡の最大の村であり、郡庁です。

083pukipukiヘスス・マリア村の、中心部へと続く、目抜き道路。 標高500mなので、少々暑いです。

084pukipuki土曜日の真昼なのに、人影まばら。 明るい空から日がさんさんと降り注ぎ、土と乾草のような香りの風が吹き抜ける。 メキシコのどこにでもあるような田舎の村です。

080iloilo石畳の道と、石造りの塀。

079pukipuki選挙のポスターですが、候補者もインディヘナの人達です。

082pukipukiデング熱予防、蚊を発生させない、刺されない。

087pukipuki村の中心地近くなのに、こんな古い空き家が点々とある。

093pukipuki道行く人たちは、やっぱりインディヘナばかり。

094gmaria村の中心地の広場にある、ナヤル郡の郡庁舎。

095pukipukiちっちゃくて、すっきり可愛い建物です。

096pukipukiこちらは、ヘスス・マリア村の、村役場だと思います。 時計の時刻が合ってるのが凄いですw(゚o゚)w。

097pukipuki村の教会。 変わった形をしています。 ピラミッドを形どっているのか? てっぺんに一つだけある十字架も珍しい。 見えないぐらい小さいし。

この教会も、土曜日なのに、何もやっていなかった。 インディヘナ達は、教会に来ないのだろうか?

097fukifukiそれから、教会の前の広場のこれ。 他所ではこんなの見かけない。 ピラミッドの上に、十字架が乗っている? そういえば、メサ・デ・ナヤルの、幽霊が礼拝やってそうな教会の前にも、似たような十字架がぽつんとあった。 なんだろう?

101pukipuki木陰に集う村人たち。 土曜日の昼下がりなのに、喧しい音楽もない。 出店やフィエスタもない。

101fukifuki_2なんだか、親しげにこちらを見ていますな(^-^;。

ヘスス・マリア村は、外見はメキシコの普通の村ですが、村人がいささか違うし、そのせいか村の空気も、ちょっと違うように感じました。

まあ僕は、この人達、好きですけどね。 テアカパンに季節農業労働者として秋から冬にたくさんやってくるし、我が家の近所にも住んでるし。 空き家を貸してあげてたこともある。 アミーゴって呼び合って、魚や野菜を分け合ったり、食事に呼ばれたりしてたこともある。 とっつきは悪いけど、正直で勤勉で、恥ずかしがり屋だけど人懐っこい人達です。

こんな村に住んで、子供たちに英語や数学を教え、僕は彼らの言葉を教えてもらい...、なんて良いかもしれません。 数年後に、そんな機会があるかもしれない...。

...続く...

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