旅行・地域

2018年11月23日 (金)

キバナコスモスの野道

秋の南シナロアの野道は、キバナコスモスでいっぱい。

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055pukipuki野の香りに、心まで染まってしまう。

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083pukipukiアサヒカズラ。 ここではありふれた雑草です。

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087pukipuki透明に輝く世界。 これが僕の食べ物であり、衣服であります。

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063pukipuki放牧地は、風に波立つ緑の海だ。

066pukipuki青い空に、綿雲。

南シナロアの秋の野は、まるで夢のよう。

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2018年11月22日 (木)

水と一体

012pukipukiアグア・グランデは、南シナロアからナヤリト州にまたがる、南北200kmに及ぶ大汽水湿地帯です。 テアカパンはその真っ只中で、海への連絡口になります。

013pukipuki今は小エビ漁の季節です。 このあたり、水深はどこまで行ってもOTTOおじさんのおへそぐらいです。 こうして小舟の舳から投網を打ちます。

投網は総重量3キロ以下の軽いものです。 水深が無いところで、動きが遅いエビが相手ですから、これで十分。 のどかな漁です。

まあでもね、ゆらゆら揺れる小舟の舳先に立って投網を打つのって、なかなか難しいんです。 僕にはできない。 どうしても体が安定せず、揺れが怖くてへっぴり腰になって、この軽い投網を開かせきれないのね。 なにくそ、と~りゃ~、なんて思いっきり腕を振れば、網は開いたのは良いけど、OTTOおじさんも一緒に水面にダイブ、なんてこともありました。 これ、慣れのようでね。 言うには、毎日やってれば、身も心も水と小舟に一体化して、ふらつかなくなるそうです。

014pukipukiこの漁は、二人一組です。 一人がともに立って竿で船を操り、もう一人が舳で投網を打つ。 竿役も、船を自在に、そして滑るように動かさないといけません、なかなか難しいんです。 それから、2人の息が合ってることも大切、そうでないと漁獲が半減するそうな。 だからコンビはいつも同じ、親子や兄弟が多いそうです。

014pukipukipuki投網を引き揚げ、ふるって舟底に得物を落とす。 小エビの他、小魚やカニも獲れます。

先月のハリケーン以降、エビの漁獲が増えたそうです。 高潮と大風大雨で、水底に堆積した有機物が循環し、マングローブ域からも栄養素が流入したからだと。 水産専攻の息子の見立てですが。 今回のハリケーンは、波と高潮が凄くて、場所によっては砂止め突堤が消えてしまったり、海岸線が10mも浸食されたりしましたが、良いこともあるようです。

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2018年11月11日 (日)

僕のまほろば

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025pukipuki南シナロアは、僕のまほろば。 いつでも幸せです。

インターネットが無い生活になって、19日になります。 いつ繋がるか、わからない。 たぶん最低、あと一週間はダメでしょう。 2~3日に一回、隣町のエスクィナパに来てます。 仕事には支障をきたして迷惑をかけてるんですが、ネットのない生活って、なかなか良いもんです。 ケーブルTVもダメなんで、夜なんて時間がたっぷりある。 久しぶりに、童話なんて書いてました。 ネットが繋がったら、ぼつぼつ公開しますね。 ではまた。 OTTO.

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2018年10月 9日 (火)

アカポネターワヒコリ散策ーIV 表札

036pukipukiワヒコリの教会。 200年近く前に建てられた石造りの建物です。 前の記事でお見せしたように、中はピカピカです。

042pukipuki教会の横扉を出たところ。 左側が教会本体です。 正面は元々は聖職者たちのお住まいだったのを、今は倉庫になっているようです。 切石の壁、目地は石のかけらと石膏で埋めています。 200年近く経ってるのに、びくともしていません。 こういう様式の建物は、教会以外でも古い倉庫や蔵なんかの大きな建物が今でもけっこう残ってます。 手間も技術も要りそうですが、煉瓦より堅牢なんでしょう。 

054pukipuki_2教会と中央広場の周りは、こんな感じ。 ワヒコリの中心地なんですがね。

053pukipuki_2雑貨屋と食料品店があるだけです。 この辺りの道は、以前は本物の石畳のでこぼこ道でした。 自転車だとがたがたお尻が痛くなるような。 ブロック舗装されて小奇麗になってます。 石畳のほうが風情があってよかったのに。 無責任な訪問者の感想ですけどね。 当然、風情なんて何の役にも立たん、という意見が正論ですわな。

055pukipuki_2空き家も多いです。 家の中にも草木が茂ってます。 掃除して、教会みたいにピカピカにすれば素敵な家になりそう。 外観はこのままが良いですね。

043pukipuki辺りで一番立派なお宅に掛かっていた表札。

043pukipukipukiBienvenidos, mi Casa es su Casa (いらっしゃいませ、私の家は貴方の家)。 メキシコでは定番ですが、なかなか素敵。 千客万来になれば良いけどね。

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2018年10月 8日 (月)

アカポネターワヒコリ散策ーIII ワヒコリ教会の中

037pukipuki_2ワヒコリの教会。 1835年に建立とのこと。 メキシコには、こういう古い小さな教会が無数に有ります。 集落が出来ると、まず礼拝堂ができ、やがて教会が出来る。 従って、新しいのも多いですけど。

メキシコでは、教会の扉は昼間ならいつも開いてまして、誰でも中に入れます。 こんな小さな村の、人っ気のない教会でもそうです。 メキシコにいらして教会を見つけたら、ぜひ中もご覧になってください。 たいていは誰もいないか、ほんの少しの人が黙ってお祈りをしているかです。 布教されるようなことは絶対にありませんかから、お気楽に。 ただし、マナーは守りましょう。 落書きなんて絶対にしないでくださいね、リンチ喰らいかねませんから。 まあ、ご心配なく。 神聖な場所であることを心がけるだけでOKですから。

では少し中を覗いてみましょうか。 メキシコの小さな教会は、古かろうが新しかろうが、中はだいたい同じです。

038pukipuki_2扉をくぐったところ。 なかなか綺麗でしょう。

039pukipuki_2正面の祭壇。

040pukipuki_2横壁には、キリスト様や聖人たちの像があります。

041pukipukik_2メキシコの母と言われる、グアダルペ聖母の姿もあります。

教会は古めかしい外観ですが、内装は新しくてピカピカです。 きれいに掃除されていて、ゴミ一つありません。 メキシコの街路って、たいていは汚くてゴミだらけなのに。 人々の信仰の深さが覗われます。

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2018年10月 7日 (日)

アカポネターワヒコリ散策ーII ワヒコリ村の教会とキオスコ

ワヒコリ(HUAJICOLI)は、昨日の記事のアカポネタから東へ20km、西シエラマドレ山脈の山麓にある人口約3000人の町です。 小さな町ですが、ナヤリト州ワヒコリ郡の郡庁です。 まあ、群全体の人口が1万人余りで、ワヒコリの他には人口数百人の村が点在してるだけなんですが。 そして、そういう小さな村の住民は、ほとんどがインディヘナ達です。

029pukipukiアカポネタからワヒコリへの道路脇の、原野の中の素敵な家。 大きなブタが闊歩していました。 

030pukipukiメキシコの田舎では、自家消費用にブタを飼っているお宅が多い。 生ごみや農業余剰副産物の有効利用です。 得られる肉は自然食品。 フィエスタの最高の献立です。

うんと田舎の小さな村だと、ブタがこうして繋がれもせず放し飼い状態だったりします。 一応飼い主はいるんですが、村人の共有財産でもあるわけですな。 肉は皆でいただき、子豚が生まれれば(普通8ー12頭産まれる)希望者に配る。

ブタの放し飼いって危なくないですか? ええ、まあ。 ブタってけっこう凶暴で、子供さんだったら殺されかねない。 まあでも、メキシコの田舎の人たちは良く承知してるし、ブタの扱いは慣れてますから。 イヌと同じです

035pukipukiさて、ワヒコリの教会。

石造りの地肌がむき出しですね。 塔には草木が生えてます。 いかにも忘れられた古い山里の教会。 OTTOおじさんは、小奇麗なのより、こういうののほうが好きです。

034pukipukiそれでもやっぱり、広い中央広場があります。 こちらは最近改修したようで、小奇麗ですね(´・ω・`)。

034pukipuki_2キオスコもきれいです。

でね、このキオスコには、定番の風見鶏がありません。 ワヒコリにはインディヘナが多く住んでますから、彼らに気遣ってるのかもしれません。

031pukipukiこちらは、中央広場脇の郡役場。
平屋で良い感じ。 古い邸宅を改装したんだと思います。 土曜日だからか、通りにも広場にも誰もいない。 リアルなゴーストタウンですな。

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2018年10月 6日 (土)

アカポネターワヒコリ散策ーI アカポネタの教会とキオスコ

アカポネタは、ナヤリト州北部の人口約2万人の町。 僕が住むシナロア州テアカパンからは、湿地帯を迂回して南へ約100kmのドライブです。

008pukipukiアカポネタ(ACAPONETA)の中央広場。

メキシコの町ってね、どんなに小さくても中心地に教会があり、その前は中央広場です。

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中央広場の真ん中には、必ずこんなものがある。 屋根つきの舞台みたいなもの。 キオスコ(KIOSKO)と言います。

001pukipukiてっぺんの風見鶏。 これも定番です。

110pukipukiそれから、歴史上の重要人物の像がある。 これは、独立の鐘を鳴らしメキシコの父と呼ばれる、イダルゴ神父ですね。

003pukipukiアカポネタの教会。 最近、色を塗り替えてスッキリしました。 以前は石造りの地肌が丸出して、迫力があったんですが。

Pukipukiそれから、中央広場に必ずあるのが、市庁舎です。 たいていは、古い建造物をそのまま使ってます。 教会があるところが、町の一番古いところですから。 アカポネタの市庁舎も日干し煉瓦がむき出しだったはずだけど、きれいになってます。 教会、キオスコ、市庁舎と、えんじ色に統一してますね。 僕は、古めかしいほうが好きですけどね。

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2018年9月24日 (月)

雨季のバルアルテ川

008pukipukiエル・ロサリオ(EL ROSARIO)郊外から望む、バルアルテ川(RIO BALUARTE)。 今は雨季の終わりですから、川原を呑みこんで増水しています。

バルアルテ川は、シナロア州南部の川です。 全長155km。 西シエラマドレ山脈を源とし、太平洋に注ぎます。

ご覧のように、護岸も堰堤もない、自然のままの川です。 コンクリートで固められた、日本の川とは大違い。

メキシコ北西部最後の清流。 人口2万人足らずのエル・ロサリオが流域最大の町です。

003pukipuki_2下流方向。 橋の傍に、エル・ロサリオがあります。

これぐらいの増水は毎年のことで、左側に見えている薄緑の耕作地あたりまで水流が来る年もあります。 大きな増水のたびに川筋は変わり、川端の畑や果樹園が消えてしまうことも。 それでも、家が流されたって話は聞かない。 集落は、どんなに増水しても水が来ない高さの岩盤の上にありますから。

川を眺めるの、大好きです。 こんな、川を見下ろす丘の上に住めたら素敵だなって思います。

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2018年9月 3日 (月)

カカロタン村ーI 不思議村

016pukipukiカカロタン村の教会、

カカロタン(CACALOTAN)は、シナロア州南部の人口約1500人の村です。 18世紀に金銀山で栄え黄金郷と称されたエル・ロサリオ(EL ROSARIO)の町から約20km、シナロア最後の清流と言われるバルアルテ川の傍にあります。 村の起源はスペイン人たちが入植した1745年とされていますが、元々は先住民のインディヘナ達、トトラメス族やシシメ族の集落だったようで、村で出土した彼らの石器や土器が博物館に保管されているそうです。

シナロア南部には同じような歴史の小さな村が点在しています。 カカロタン村の他にも、マタタン村、チャメトラ村、タマリンド村...、いずれも特に用が無い限りは訪れる人もない寂れた村ですが、僕は好きです。 おそらく100年以上たっている古い家並みが残っていて、もっと古くからある小さな教会があり、さらに古い石畳の道があり。 明るい日差しの中で、時が止まってしまったような村々。 古き良きメキシコの原風景があります。

まあね、メキシコの治安の悪化はご存知かと思いますが、これらの村の名前で検索されれば凄惨な写真などがごっそり出て来ます。 地元の人でも、行くのをためらうほど。 それでも僕は好き。

土曜日も、家族を連れてカカロタン村に行ってきました。 

013pukipuki教会の前のあたり、 村の中心地です。 日干し煉瓦と日干し瓦の家並みが残ってます。

こんな村でも、一応は観光に目を向けてましてね、メキシコ観光局の地域活性プロジェクト、不思議村に申請して、めでたく合格したらしい。 それででしょうか、少し小奇麗になった感じ。 広場は登山靴でも足首をひねりそうなデコボコの石の床だったのに、ずいぶんましになってます。

014pukipukiカラフルできれいな家々。 そのまま映画のロケに使えそう。

027pukipuki本来はこれ、何の変哲もないメキシコの田舎の村の通りなんですが、こういう風景は辺境地の南シナロアでもどんどん失われてましてね。 大事に守っていく時期なのかもしれません。

028pukipuki土曜日の昼下がりなのに、誰もいない街路。 不思議村で村興し作戦は機能していないようです。 でもいいんです、これがリアル、これが本当の不思議村ですからね。 (言いたいこと、お分かりでしょうか?)

030pukipukiこんな誰も知らない小さな村に、ひっそりと住んでみたいなんて、思いません?

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2018年4月 4日 (水)

春の紫

008pukipukiメキシコシティに来ています。


012pukipukiちょうど、ハカランダが花盛り。 メキシコの高地の春の花。 少し沈んだ紫色の花です。

明日は、ずっと南へ行きます。

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