日記・コラム・つぶやき

2017年8月19日 (土)

雨季の海幸山幸

ここ数日、毎晩雷雨。 けっこうな雨量で、毎朝、洪水状態で夜が明ける。 まあ、雨季も中盤から終盤にさしかかるころ、追い込みですな。 まあね、うっとおしいんだけど、がんばって降りだめしといてもらわないと困るんです。 10月からは乾季で、下手をすると何か月も一滴の雨も降らないんだから。

Pukipukiさて、夜が明ければ雷雲は遠く海原に去り、朝日が射して水滴がきらきら。 椰子の木立に、白雲輝く。 雨季の一日の始まりです。

043pukipukiメキシコの、雨季の木の実、ナンチ。

ナンチの過去記事、http://teacapan.cocolog-nifty.com/blog/2011/09/post-cdbe.html

我が家の斜め向かいの野原に、ナンチの樹があります。 蒸し風呂のような暑さになる前に、娘を誘って朝食後の腹ごなしに拾いに行きます。 あっという間に、ボール一杯。

ナンチの実は、メキシコの田舎の人たちの、郷愁の木の実でしょうか。 きつい果物臭と酸味と渋みがあります。 そのまま顔をしかめつつ食べたり、砂糖と煮て飲料にしたり、塩漬けにしたりします。

018pukipuki_2さて、暑い一日の終わり。 遠雷が聞こえ、雷雲の手下どもの千切れ雲が空を覆います。 暑さしのぎに、ひと稼ぎしましょうかね。

007pukipuki波に揉まれて砂を掻き、日暮れまで頑張っての収穫です。

039pukipuki夏が季語の、ナミノコガイも、お椀一杯。

いい運動になりました、ああいい気持ち。 暑くてじめじめ、苦しい夏の、山幸、海幸。 感謝していただきます。

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2017年8月15日 (火)

盛夏の夢

033pukipukiサンタンカの花、咲き誇る。

日本は、お盆なんですね。 メキシコは、関係ないんですが。 でも今頃が、こちらもいちばん暑い時期でして。

雨季に入って一か月少々で。 毎日のように、激しい雷雨が来る。

野山に緑滴り。 日差しと白雲。 光と影と草いきれ。 生き物たちのエネルギーが、むんむん充満する。 まさに、熱帯の夏の盛り。 そして、この湿気と暑さ。 人にはいちばん苦しい季節でもあります。

この頃、また良く夢を見る。 出てくるのは、死んだ奴らばかり。 奴らって、人じゃなくて、ネコをはじめとする生き物たちなんですけどね。

昨夜は、インディアンキャットの末裔の、ロコジョナの夢を見た。 灰トラ尾無しネコのロコジョナ、少し黒っぽくなって、小さくなっていた。 それでも変わらずロコジョナで、庭を掃除したり、ハンモックに揺られる僕の周りに普通にいて、抱き上げてチューした鼻の、その湿り具合が唇に残っている。 それから、ナロやチョピンやベルベレチョやウリも、ハナグマのハナムグラも、確かに僕の周りに居て、夢の中では間違いなく生きていた...、あの頃のように。

お盆って、あの世の霊が帰ってくるんでしょ? 僕にも、そうなのかな? 盛夏の今頃って、そういう時期なのかも。 きっとね、暑さで疲れた体や心が、黄泉の国と交錯するんだと思う。

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2017年8月13日 (日)

大雷雨の後の朝

012pukipukiいやぁ、やられました。

昨夜、夜半過ぎから大雷雨。 4時間足らずでしたが、簡易雨量計の雨量は200ミリを超えてます。 我が家は、完全に浸水です。 テアカパン村も、村ごと水浸し。 まあ、短期間にあれだけ降られると、アウトです。

雨季と乾季がはっきりしているメキシコです。 僕が住むシナロア州テアカパンでは、7月から9月が雨季でして、これぐらいの降雨は毎年何回かはあります。 水は半日で引くし、家はコンクリートの床だから、排水すればすぐ乾く。 これぐらいのことでは、びくともしない。 ただね、雷雨ごとに停電するのがね。 エアコンも扇風機も使えず、汗びっしょりで蚊の群れと闘いながら夜を明かすのの辛さと言ったら、拷問レベルです。 メキシコの海辺の村の、楽園暮らしも楽じゃないんです。

019pukipuki暗闇の中、ひっきりなしの稲光を窓から見つつ、プンプン蚊の合唱を聞きながら、待てど暮らせど戻らぬ電気を待ちわびて、体力も気力も使い果たし、虫の息になった頃、雨は小降りになり、夜が明ける。

023pukipuki雨は上がり、残る朧気の中、バラ色の朝日がほのぼのと射し。

016pukipuki椰子の木立、朝日に輝く。

038pukipuki西の海原、遠くにかかる虹。

まるで、すべてが生まれたてのよう。 辛い雨季にも、こんなに素晴らしい贈りものがあります。 やっと電気、戻ったようです。 さあ、家の掃除、頑張らなくっちゃ。

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2017年8月 6日 (日)

真夏の若菜摘み

暑い日が続いてます。 僕が住むメキシコ西海岸のマングローブの湿地帯、テアカパンの夏と、それから日本の夏と、ぢっちが暑いんでしょうかね? こちらは最高気温が34度、最低が26度ってとこですから、同じぐらいですかね?

002iloilo我が家の横の、空地です。 テアカパンでは、7月から9月いっぱいが雨季でして、ほとんど毎晩、雷雨があります。 この3か月で、年間の降雨量(1500mmぐらい)の9割が集中します。 今年は今のところ、降雨量が少なく、空雨季気味なんですが、それでも若草が眩しく萌えています。 雨季乾季がはっきりしているメキシコでは、若葉が萌えるのは、雨季の初めになります。 テアカパンでは、7月8月です。

それでは、真夏の若菜摘で、ビタミン補給と行きましょうか。

003pukiupki狙いは、これ。 メキシコで、ケリテ(QUELITE)と呼んでる草。 たぶん、日本のイヌビユと同じだと思います。

005pukipukiてっぺんの柔らかいところを集めます。

007pukipuki薄い塩水に、さっと通す。 若緑が、ますます鮮やかになる。

010pukipukiギュッと絞って、そのままお浸しに。 なんの癖も苦味もなく、茎はしゃきしゃき、葉にはナッツのような旨味があって、美味しい。

009pukipuki_2汁の具にも。 美味しそうでしょ。 僕は、ホウレンソウやフダンソウより、ケリテの汁ものが好きです。

メキシコの夏は野菜が乏しく、特に葉物には苦労する。 青ネギさえ良いのが無かったり。 でも、雨季のお恵み、ケリテをはじめとする野草たちのおかげで、生き延びさせていただいてます。

このケリテ、メキシコでも、どこにでもある雑草で、それから食用野草の代名詞になるぐらいで、食べられるってことは、たいていの人が知ってます。 でも、実際に食べてるのはインディヘナの人達か、田舎のランチョの人達ぐらい。 スーパーで、しなびた野菜を買うぐらいなら、タダでこんなに美味しいケリテを食べればいいのにと思うんですがね。 メキシコ人って、ものぐさで見栄っ張りなのよね。

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2017年7月19日 (水)

常夏の楽園の夏

017blog地上の楽園、南米から、テアカパンに戻って4日。 普段の生活リズムに戻りました。 体調もOK。 でもね、何この暑さ...。 シナロアの夏の暑さは、あらためて格別ですなと実感するばかり。

チリは真冬だったし、ブラジルの赤道直下では、皆に暑いでしょ大丈夫?、なんてねぎなわれつつ、全然へっちゃらでルンルンだったんですが。 やっと元気になって、よし夏のエネルギーを充電するぞと思いきや、過充電でさっそく夏バテになりそう。  

060bloggg夏のエネルギーは、庭の果物に凝集されていますな。 マンゴーは、超鈴成りモード。 本当にね、象を満腹させるぐらい成ってます。 日本の皆様、ぜひマンゴーの季節にシナロアにいらっしゃい。 ただでなんぼでも食べさせてあげますよ。

マンゴーを毎日バケツ一杯食えば、やがて白目が黄色くなるそうな。 すわ黄熱病かって、空港で隔離病棟送りになるとかね。 豪儀ですな、南国の夢ここに極まれり、いかかです?

004blggライムも、バケツ単位の鈴成りです。 毎朝、良いのを選んで拾って、3リットルのピッチャーにレモネードを作る。 残りはゴミ穴に直行です。 誰か消費を手伝ってくれないかな?

012blggバナナも、ぼんぼこつるりんと、途切れずに熟れてます。 一緒に踊る元気、ないけどね。

055bloggg椰子の実もあるでよ。 こんなに食べきれないよね。

バカだな、売って財を成すんだよ、ですか? 誰が買うもんですか、そこいらになんぼでもあるのに。

果物たちと格闘して、そして日が暮れる。 常夏の、楽園の、今はその夏です。

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2017年5月30日 (火)

ぎゃ~、間違えないで~

008blgラ・グロリア。 漁師たちの、天国の門。

西の海原の彼方に、いつも日が射しているところがある。 海で死んだ漁師たちは、ラ・グロリアの光の道を通って、天に召されていく...。

きれいですな。 ...と見とれていたら、すうっと光が射し...。

011blg_3ありり...、僕にお迎えが来たぞ...。

ぎゃ~、間違えないで~w(゚o゚)w。

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2017年5月26日 (金)

これで良ければ

061blog南シナロアの5月は、どんどん暑くなる季節。 午後の浜には、子供たちが戯れる。 僕も、涼風に吹かれて、どこまでも歩いていいんです。 いつまでも、海を眺めていてもいいんです。 

013blog_2やがて、日が落ちる。 雲たちが眩く輝き、やがて空に溶けていきます。 星があらわれる。 一つ、二つ、そして空いっぱいに。 サソリの赤星が顔をだし、夜更けには、遠い地平に南十字がひっそりと掲げられます。

ええ、いつまでも、こうして空を眺めていて良いんですよ。

これで良ければ、誰でもが、いつでもすぐに手に入ること。 いかがです、あなたも。 もし、これで良ければ。 これだけで良ければね。

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2017年5月17日 (水)

きゃ~書かないで

先月、インターネットの回線を変えました。 ずっと電話会社のTELMEXだったんですが、頻繁に切れるんで。 それで、ケーブルTVのメガカブレに。 ところがね、最初は良かったんだけど、やがて切れるようになった。 モデムをリセットすればつながるんだけど、結構な頻度でめんどくさい、作業も止まる。 カアチャンや息子が携帯で重い写真を送ろうとすると送りきれないし。 で、チェックに来てもらいました。

モデムはどこですか?

あそこですけど。

017a...ネコ、いつもあそこで寝ていませんか?

ええ、入れ替わり立ち代わり。 7匹いますからね。 あのモフィン号は特にお気に入りです、温かいのが好きな子ですから。

う~ん、長毛種ですな..。 あれが原因かもしれませんね、汚れるし、オーバーヒートもしやすくなりますから。 不適切な使い方をした場合、修理の実費は契約者に負担していただく場合があります。 レポートに毛の長いネコがいつもモデムの上で寝ていたと書いておきます。 きゃ~、ご勘弁を、書かないで~(ノ゚ο゚)。 いえ、写真も撮っておきます、かしゃっ。 あ~、もうだめだ~(ノω・、)。

せっかく新規に契約していただいたのですから、原因は不明と言うことにしておいて、新しいモデムにお取替えします、最新式です、大事にお使いください、このモデム、高いんですよ。 ...(゚ー゚;

おかげさまで、インターネットの調子、劇的に良くなりました、今のところはですが。 最新式の威力でしょうかね? ネコどもは、相変わらず上で寝てますけどね。

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2017年4月25日 (火)

タコス楽園

005今日は、隣町まで、お出かけです。 さっそく、タコスの屋台を探す。 メキシコではね、どこへ行っても、屋台のタコス。 いつでもどこでも、ね!

どうです! プラステック皿を手に、朝日を浴びて、タコスを頬張る人達。 自由そのものでしょ? メキシコは楽園。 その、楽園の夢、タコスの屋台に極まれり、ですな。

007さて、それではOTTOおじさんも、楽園の宴に加わりましょうかね。

こういう美味しくて格安屋台、基本、立ち食いなんですが、少しだけれど、椅子もあります。

アンタ、ここにお座りよ。 ご婦人方から、声がかかる。 ありがたいですな。

買ったばかりのタコスを置いて、腰を伸ばして、鍵を置く。 noteあ~なた、鍵を置いて、noteワタシ、タコスを置いて~、むふふ~ん。

009ほらね、メキシコのタコスが、どれほど美味しいか、お分かりですよね?

アンタ、3つしか食べないの? ええ、これから仕事だし...、アナタ方は? アタシたち?、1ダースは軽いわよ、大丈夫よ、もうすぐ彼氏が迎えに来るの、でっかいピックアップよ、抱き上げて乗せてくれるのよ、ミ・ゴルディタ~(僕の愛しのおデブちゃん)、ちゅう~、なんてね(゚m゚*)。

ね、メキシコって、楽園でしょ。

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2017年4月17日 (月)

歳月

003セマナサンタ(イースター)の喧騒の中、一人、チリ・セラノ(激辛チリ)を刻む。 醤油漬けして、お店で使います。 お寿司にてんこ盛りにしたりしてw(゚o゚)w。

家族や友人どもが集って海に出かけ、飲んだくれて大騒ぎするのが、メキシコのセマナサンタですが、OTTOおじさんは普段通りに仕事です。

僕を訪ねてくれたのは、古い知り合いの日系ハーフのご夫婦がちょこっと店に寄ってくれただけ。 あと、マサトランに下宿する息子と娘が帰省してくれました。 もう、十分です。 大騒ぎは嫌いだもんね。

ところでね、最初は激辛チリなんて、空気だけでゲホゲホむせてたんだけど、今はへっちゃらです。 素手で掴んで、ちゃちゃっと切って。 ただね、手に辛みが付いて、目とかこすったら大変。 これはね、いくら石鹸付けて洗っても取れません。 でも、時間が解決してくれます。 辛みって揮発性なのか、あるいは手の成分で中和されるのか、1時間もすれば勝手に取れるのよね。 激辛チリを切る前には、トイレを済ませておく( ^ω^ )。 そして、無駄な抵抗はせずに、ハンモックにでも寝転がって、メキシコの青い空を眺めつつ、手の辛みが取れるまで待つ。 これが、メキシコ生活で避けては通れない、激辛チリ刻みのノウハウね。 メキシコ暮らしも、23年になりますからな、むはは。

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