日記・コラム・つぶやき

2017年10月18日 (水)

草刈り

023pukipukiここ3日ばかり、いい天気です。 今日なんて、朝から雲一つない青空。 10月も半ばになり、やっと完全に雨季は過ぎ去ったようです。

今年はしつこく雨が降ったもんで、裏の空き地の雑草は伸び放題。 いつも喧嘩ばっかりしてる家内と顔を見合わせ、そろそろやるか?

得物は、ちっちゃなストリング式のガソリンエンジンの草刈り機です。 ほら、鉄の歯じゃなくて、プラスティックのヒモが回って刈るやつね。

軽快なエンジン音と振動の中、ぶんぶん草をなぎ倒していく。 草刈りってなかなか楽しい。 ただし、機械の調子が良くて、草が伸びすぎてなくて、それから気候が暑すぎない場合は、ですかね。

雑草どもは育ちすぎて木質化してるし、蔓草もあって軸に絡まり、機械は頻繁に止まる。 そのうちオーバービートなのか、エンジンがかからなくなる。 始動紐をプルンプルン引きすぎて手の平に水膨れができる。 気温はまだまだ気温は30℃。

もうダメ、止めたっと。 結局、1/5も終わらないうちにギブアップです。 まあ良いや、もう少し涼しくなってから、ぼちぼちやろっと。 今年中に終わればいいや、ぎゃはは(*^-^)。

017pukipukiエンジン音に浮かれて、こんな強面のヘビちゃんが這い出してきました。 いらっしゃいませ~。 こういう来客は、大歓迎です。

020pukipuki長さ50cmほどの小さな子ですが、ツチノコみたいに胴太で頭がくびれ、いかにも毒蛇風です。 なんというヘビですかね?

027pukipukiこんな、きれいな花も咲いています。 刈ってしまうのが惜しいですな。 と言うか、今日はそこまで到達できなかったんですけどね。 思う存分、咲かせてあげましょうかね。

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2017年10月16日 (月)

風に吹かれて想うこと

097pukipuki10月12日は、民族の日(DIA DE LA RAZA)だったんで、ほんの4日間ですが、町の大学に通う上の息子が帰省していました。 コロンブスがアメリカ大陸を発見した日でして、ラテンアメリカでは祝日になっている国が多いんです。 たった140kmの距離です、バスを乗り継いで4時間なんですけどね。

海洋生物学を専攻する息子。 赤ん坊のころから肩に乗せてフィールドに連れ出し、ともに海浜や野山を探索した、僕の分身です。 4339mのコリマ雪山にも、一緒に登ったっけ。

さっそく浜に繰り出し、週末は隣州の山村へ。

大学の研究を目を輝かせて話し、貝や甲殻類をすらすら学名で言うのに、僕はたじたじで。 逞しくなりました。

卒業したら、どうするんだ? いい仕事有りそうか?

いや、すぐに仕事には就かないで、あちこち旅してみたい。

おいおい、お金、どうするんだ? 外国にも行くんだろ?

ほら、行商っていうのかな、車で物を売りながら旅してる人っているじゃん? ああいうのって、どうかな?

...(○゚ε゚○)...

思えばね、僕も学生の頃、そんなことを考えたっけ。 初めてできた、恋人と呼んでも良いようなコと、ヒッピーみたいにして、世界を旅できればって。 けっこう真剣だった。 畳に世界地図を広げて、肩を寄せて、頬杖ついて、指で辿り...。 下宿部屋の窓から秋の夕日が射し、鉄道線路にセイタカアワダチソウが群れ咲いていた。 あれは、遠い日の、やっぱり秋の日。

もちろん夢はかなわず、あのコは家業を継ぎ、僕は田舎町の大学院に残り、そしてアメリカへ行った。

息子の夢を、かなえてあげたい気もします。

こうして束の間を、昔のように一緒に、夢のような時を過ごしている息子。 もうすぐ、もっと遠くへ行ってしまう。

そして、やがて僕も、遠いところへ行く...。

でもね、息子を送り、荒野のバス停で、一人で空を眺めているとね、それが終わりではなく、始まりでもないような気がしたのね。 何も終わらず、何も変わらず、全ては巡り、いつまでも...、そんな気がしたのね。

野花咲き乱れ、千切れ雲飛ぶ、10月の荒野の、透き通った風の中で、想ったこと...。

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2017年10月12日 (木)

秋というのに

032pukipuki白花のツユクサの仲間。

シナロア南部では、白花は原野に多い。 青花のツユクサは、町の道端や空地で見られる。 白花が在来種で、青花は移入種じゃないかと思っています。

004pukipuki今年は、10月も半ばだと言うのに、いまだに雨季の様相です。 午後には東のシエラマドレ山脈にこんな雲が沸き立ち。 夕方には空いっぱいに崩れ、夜半には激しい雷雨になる。 いつもの年なら、10月の声を聞けば、秋空が広がるのに。

035pukipuki我が家の横の空地。 しつこく雨が降るもんで、雑草が凄い茂り様。 立ったままで、楽々とかくれんぼができます。 全身藪蚊に刺され、引っ付き虫だらけになりますけどね。

011pukipkui午後の浜には、人影なし。 足跡一つなし。 秋の海...。

11年愛用していた、キャノンのバカチョンデジカメを、3週間前に海に落としてオシャカにしました。 安物だったけど、遠くに行ってしまった父ちゃん母ちゃんが、あいやテレビ付きのカメラだんべ、と目を丸くした思い出のカメラ。 どこへ行くにも一緒だったのに。 それで、携帯では写真を撮る気になれず、ブログの更新も減ってました。 そろそろ元気出して行きます。 そう、秋だもんね。

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2017年10月 5日 (木)

貧窮問答

105まだまだ暑い南シナロア、昼間は軽く30℃越え、夜には雷雨。 雨季のままです。 数年前までは、10月の声を聞けば、暑いなりにも秋空が広がったんですがね。

さて、シナロアの10月は、エビ漁の季節。 ところが、今年も不漁です。 原因はいろいろ言われてますが、なんとなく分かるんですよね。 僕がテアカパンを知ったのは、20年ばかり前のこと。 あの頃はね、村も原野も雨季には汽水の湿地になって、生き物の氾濫だった。 カエルやトンボや水生昆虫や小魚や。 凄い数の水鳥が群れ、小亀やヘビやイグアナがうじゃうじゃ現れた。 それがね、農薬をじゃんじゃん使う大規模農業の耕作地や、抗生物質や消毒剤をまき散らすエビの養殖場がどんどん増えて、原野や湿地は消えて行き。 もう生き物の氾濫は見られない。 だんだんエビが獲れなくなっていくのと、見事に重なるんだな。 そして魚も獲れなくなった。 雨季には湿地になったあの原野は、生き物たちの揺りかごだったんだ。

001pukipuki今朝は、漁師のアミーゴ、ロビンさんの濁声に起こされる。

おいOTTO、まだおねんねか? サワラを買え。

あれれロビン、エビ漁じゃないの?

ダメだ、昨日も一昨日も、15キロしか獲れねぇ。 ガソリン代を引いたら残らないんだよ。 サワラはすぐそこだからな。 ほれ、ぴんぴんだ、買え。

ところがですな、サワラのなんと小さい事。 頭を入れて25cmぐらいしかない。

なにこれ、イワシサイズじゃん。 だめだよ、こんな小っちゃいの獲ったら。 ロビン、前に言ってたじゃん、大きくなるまで待つんだって。

待ってる間、何を獲るんだ? 他にいないんだよ。 子供の制服と帳面代がいるんだ、買え!

先月はサメが来てたじゃない、ロビンはお金を持ったら無くなるまで働かないんだから。

金があるのに、誰が働くかい? がたがた言わずに、買え!

...(○゚ε゚○)...

という訳で、キロ25ペソで、4キロ買いました。

しっかしOTTOは絶対に余分な金は払わねえな、サワラの浜値は30ペソだぜ、足元見やがって。

だって、こんなに小さいじゃん。 脂全然乗ってないよ。

どうせセビチェにするんだろ、小さくても同じだよ、っつたく。

いやぁロビン、こっちも子供が4人いてね、楽じゃないのさ、悪いね。

買ってやったのに不機嫌なロビンさんです(^-^;。

005pukipukiそうだロビン、バナナがあるよ、昨日切り落としたんだ、持って行く?

汚ねぇバナナだな。

雨続きだからしょうがないよ、味は同じだよ、採りたての完熟だよ。

しかたねぇな、じゃあ貰ってやるか。

口では罵りながらも、やっと笑顔になって、バナナの房を担いで去っていくロビンさん。 やれやれ( ^ω^ )。

002pukipukiさっそくセビチェ、作りました。 やっぱり脂の乗りが足りず、味はいまいちでした。 まあ、仕方ないですな。 苦しい時は、助け合わないとね。

いつの日にか、あの豊饒な日々が、また訪れますように...。

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2017年10月 1日 (日)

ロンリーアゲイン

024pukipuki本日の夕食。 豚野菜炒め。 サワラの酢絞め。 一人御飯です。 土曜日なのにね。

上の息子たち3人が町の大学で下宿。 テアカパンに残るは、8歳の末娘とカアチャンのみ。 今日はオバサン会でお出かけ。 女子会と言わんかい、ですか? はいはい┐(´-`)┌。 ...キーッ。

一人分の量を作るのって、けっこう難しい。 ついつい作りすぎて、満腹を通り越して拷問状態まで食う羽目になる。 だんだん慣れてきました。 今日は適量、腹9分半。 腹8分までにしなきゃね。

020pukipuki夕方、海に出ました。 このごろ、投網漁も、いつも一人です。 

001pukipuki_2獲物は、この子。 マナガツオやコバンアジの仲間。 たぶん、Paloma Pampano, Trachinotus paitensis

30cmほどの良い型です。 一匹だけですが、十分です。 魚食いの上の息子と娘がいなくなっちゃって、生魚はOTTOおじさんだけですから。 明日は、丸々刺身にして、独占です。 美味しいぞ~。 子供たちと取り合いしたのが懐かしくて、ちょっと寂しい気持ちですけどね。

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2017年9月20日 (水)

願い事

012pukipukiメキシコは、また地震。 

僕の住む、シナロアは大丈夫でした。 真昼間でしたが、全然揺れず。 携帯に入ったニュースを見て、びっくりです。 メキシコシティを中心に、すでに死者、数百人。 怖いです。

うちのほうの海岸線の地形は、巨大ハリケーンとか、大洪水とか、大地震や大津波で、数百年以上のスパンですが、大きく変動し続けているそうです。 いずれは、大きなのが来るってことですな。 大津波なんぞが来たら、標高3mの砂州の半島にあるテアカパン村は、消滅してしまうでしょうな。

まあもし、その時に当たったら、愛ネコどもと一緒に、ネコ天使たちに導かれて、ラ・グロリアの光の道を通って、天に行くんだもんね。 よし、日頃から、ネコ達をうんと可愛がっておこう...、それで、合ってますかね?

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2017年9月 2日 (土)

9月だよ

038pukipukiやっと、9月。

雨季はあと3週間。 扇風機を至近距離で回しても汗が滲み出る、そんなテアカパンの暑さと湿気も、あと一か月ってとこでしょうか。

毎日30度を超える暑さは5月半ばに始まり、雨季は6月末からで、 蒸風呂のような暑気と、毎晩のように襲ってくる雷雨。 停電、断水。 まさに雲霞のような蚊の発生。 その苦しさと言ったら。

そしてね、やっと9月。 まだまだぜんぜん暑いけど。 村は泥んこ水浸しだけど。 あと少しの辛抱で、世界で一番いい気候、なんてカナダからの避寒客が言う、輝かしい日々が、巡ってくる。 最高気温が27度で、最低が18度、湿度は40%で、毎日青空で。 そんな日が、半年も続くんだからね。

ああ、9月。 その響き、格別なんです。 ほんとうに、今年も無事に生き延びさせていただいて、神様ありがとう、って。

だから、ハリケーンが来ても、こんな嵐が襲ってきても、全然へっちゃらです。 だって、9月だもん。

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2017年8月21日 (月)

ささやかな幸せ

018pukipuki_3早いもので、8月も末。 5月から始まったシナロアのマンゴーですが、そろそろお終いです。 我が家でも、最晩生のキーツ種が残るのみ。 10年ほどの若木ですが、枝もたわわに50個ほどの実が成りました。

毎朝、熟れた実を収穫する。 末娘の日課です。

マンゴー娘よ、今朝の収穫は如何なりや? 2つだよ、大きいほうはアタシのよ。 く~(ρ_;)。

マンゴーの熟れ具合は、ちょっとした色や艶の変化で見当が付きます。 それらしいのがあったら、優しく触れてみて、柔らかみが出てることを確認して、きゅっとひねって取ります。

019pukipuki完熟マンゴーです。 約500グラムを超える大玉。 冷蔵庫に2時間ほど入れて、ひんやり冷えたところで、いただきます。

022pukipukiナイフを入れれば、滴る果汁と弾ける香気。 しっかりと歯ごたえが残りながらも、とろける果肉。 酸味と甘さが、濃厚ながら見事に調和してます。 神様のブレンドですな。 こんな美味しいマンゴー、産地でないと食べられませんね。

まあね、僕が住むテアカパンでは、マンゴーなんてどこにでもあって、お金を払って食べるものじゃなくて、貧乏隠遁者でも好きなだけ食べられるんですけどね。 でもこれって、ささやかな、そしてこの上ない贅沢なのかもしれません。 そういうことって、身の回りにたくさんありそうな。 ほんとうは、幸せがいっぱいなのかもしれません。 とりあえず毎朝の、マンゴー娘の完熟マンゴー、幸せを噛みしめながら、いただきましょう。

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2017年8月19日 (土)

雨季の海幸山幸

ここ数日、毎晩雷雨。 けっこうな雨量で、毎朝、洪水状態で夜が明ける。 まあ、雨季も中盤から終盤にさしかかるころ、追い込みですな。 まあね、うっとおしいんだけど、がんばって降りだめしといてもらわないと困るんです。 10月からは乾季で、下手をすると何か月も一滴の雨も降らないんだから。

Pukipukiさて、夜が明ければ雷雲は遠く海原に去り、朝日が射して水滴がきらきら。 椰子の木立に、白雲輝く。 雨季の一日の始まりです。

043pukipukiメキシコの、雨季の木の実、ナンチ。

ナンチの過去記事、http://teacapan.cocolog-nifty.com/blog/2011/09/post-cdbe.html

我が家の斜め向かいの野原に、ナンチの樹があります。 蒸し風呂のような暑さになる前に、娘を誘って朝食後の腹ごなしに拾いに行きます。 あっという間に、ボール一杯。

ナンチの実は、メキシコの田舎の人たちの、郷愁の木の実でしょうか。 きつい果物臭と酸味と渋みがあります。 そのまま顔をしかめつつ食べたり、砂糖と煮て飲料にしたり、塩漬けにしたりします。

018pukipuki_2さて、暑い一日の終わり。 遠雷が聞こえ、雷雲の手下どもの千切れ雲が空を覆います。 暑さしのぎに、ひと稼ぎしましょうかね。

007pukipuki波に揉まれて砂を掻き、日暮れまで頑張っての収穫です。

039pukipuki夏が季語の、ナミノコガイも、お椀一杯。

いい運動になりました、ああいい気持ち。 暑くてじめじめ、苦しい夏の、山幸、海幸。 感謝していただきます。

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2017年8月15日 (火)

盛夏の夢

033pukipukiサンタンカの花、咲き誇る。

日本は、お盆なんですね。 メキシコは、関係ないんですが。 でも今頃が、こちらもいちばん暑い時期でして。

雨季に入って一か月少々で。 毎日のように、激しい雷雨が来る。

野山に緑滴り。 日差しと白雲。 光と影と草いきれ。 生き物たちのエネルギーが、むんむん充満する。 まさに、熱帯の夏の盛り。 そして、この湿気と暑さ。 人にはいちばん苦しい季節でもあります。

この頃、また良く夢を見る。 出てくるのは、死んだ奴らばかり。 奴らって、人じゃなくて、ネコをはじめとする生き物たちなんですけどね。

昨夜は、インディアンキャットの末裔の、ロコジョナの夢を見た。 灰トラ尾無しネコのロコジョナ、少し黒っぽくなって、小さくなっていた。 それでも変わらずロコジョナで、庭を掃除したり、ハンモックに揺られる僕の周りに普通にいて、抱き上げてチューした鼻の、その湿り具合が唇に残っている。 それから、ナロやチョピンやベルベレチョやウリも、ハナグマのハナムグラも、確かに僕の周りに居て、夢の中では間違いなく生きていた...、あの頃のように。

お盆って、あの世の霊が帰ってくるんでしょ? 僕にも、そうなのかな? 盛夏の今頃って、そういう時期なのかも。 きっとね、暑さで疲れた体や心が、黄泉の国と交錯するんだと思う。

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