食べ物

2019年6月 7日 (金)

自由自在

暑い日が続いてます。 まあ南シナロアは年中日本の夏の範疇内の気温なんですけどね。 ここでは夏至にはお日様が僅かですが北から照ります。 お日様が頭の真上を通る今が一番気温が高い時期でして。 そして7月から9月の蒸し暑くて苦しい雨季が続きます。 暑さはまだまだ始まったばかりでして。 いささかうんざりもしますが、それでも季節はあったほうが良いとも思います。

012pukipuki_1さて、暑気払いにタコスでも頬張りましょうかね。 日差して真っ白な真昼間の街路から、木下闇のようなタコス食堂へ。 ここは吹き抜けになっていて、涼風がさらさら通ります。

015pukipuki_3さあ、食べよう。 いつでもどこでも、タコスですね、へへへ。

018pukipuki_4ここの出しものは、カルニタスです。 ブタを丸ごとぶつ切りにして大鍋で炒り上げた、宝石のようなメキシコの肉料理。 ほらね、メキシコの青い空が映ってます。

017pukipuki_2鍋からつまみ上げた肉や内臓は、鉈包丁でだだんと切って。 

009pukipuki_4がさっと合わせてトレイに盛って、ハイどうぞ。

021pukipuki_2 薬味もサルサも、焼きたてホカホカトルティージャもやってきて、テーブルはフィエスタ状態だ。

011pukipukiカルニタスのタコスは、自分で作る。 トルティージャに肉を乗っけて、薬味もサルサも自由自在。 ぎゅうっと畳んでパクリと頬張る。

020pukipuki_3 これは、チョレアーダ。 これもタコスのバリエーションでして、トルティージャを厚め小さめに焼いてもらって、具材を乗っけてそのまま齧る。 タコスはまさに、自由自在。 楽園の食べ物です。 いっぺん来てみなが...(また言ってる...😃)。

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2019年5月19日 (日)

エステロのエビ

002pukipuki_2 のどかな土曜日の昼下がり、コンコンとドアを叩く音が。 日に焼けたお爺ちゃんが自転車に跨ってます。 エビ買いませんか、これでお終いなんで安くしますよ、キロで120ペソ(約700円)です。 荷台のバケツを覗くと、けっこう新鮮な良いサイズのエビ、でも養殖もののようです。 養殖物は飼料が腸に残ってたりするし、たまに泥臭いこともあるんで僕はめったに食べないんですよね。 それを言ったらお爺ちゃん、いやいや、エステロのエビですよ、昨日の晩獲ったんです。

エステロ(ESTERO)とは、汽水域の湿地帯のことです。 テアカパンのエビは、産地で3種類に呼び分けられてましてね。 海で獲れるエビ(アルタマール、ALTAMAR)、養殖エビ(クルティボ、CULTIVO)、それからエステロのエビ。 海のエビは身が締まって滋味があるが殻が固い、エステロのエビは養殖ものにそっくりな白エビだけど味は濃厚で美味しい。 値段は海、湿地帯、養殖の順になります。  知っておくとエビの買い物上手になれます。

養殖エビとエステロのエビは見分けが難しいんですが、正直そうなお爺ちゃんだったので信じることにしました。 だったら120ペソは安い、残ってた3キロばかり、全部いただきました。

033pukipuki_2さっそく塩茹でにしました。  どれどれ、うん、美味しい! これは本当にエステロのエビです。

063pukipukiそれから、から揚げ。 これ、凄く簡単で美味しいんで、やり方書いときますね。 エビを洗って水気をきったら、軽く塩コショウをする。 それから顆粒のダシの素を少々混ぜて馴染ませる。 小麦粉をさっとまぶして中温でパリッとなるまで揚げる。 以上です。 頭ごと、殻ごと、むしゃむしゃいただきます。

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2019年5月17日 (金)

もんくありません。

052pukipuki 今日は曇り空。 西風が強い。 海は荒れ気味でうねりもある。 コーストガードの屋根には赤旗が立っていた。

047pukipukiこんな天気なのに、漁師のベニーさん、お願いしてたフグを持ってきてくれた。 テアカパンのフグは、4月、5月が産卵期で、漁獲シーズンです。 小舟で湾口の浅瀬にでて、波に揺られながらの一本釣りで獲ります。

050pukipuki全部で5キロ。 皮を剥いできれいに洗って、一匹ずつラップでくるんで冷凍します。 美味しいから揚げやフグ鍋がいつでも食べられます。 以下、ベニーさんとの会話。

おいOTTO、ほれ、お前のフグだ。

うわぁ、ベニーさん、こんな天気なのに。 僕のために出てくれたの? 波、凄かったでしょ。 無理しなくてよかったのに。

ばか言え、誰がお前のために漁に出るかよ。 だいじょうぶだから出たんだよ。

でも天気予報では荒れるって言ってたし、港に赤旗あがってたでしょ、見ないの?

見るよ。 でもな、決めるのは俺様だ。 今まで何べんも危ない目にあって来たし、死んだ奴もいるんだ。 命がけの真剣勝負なんだよ、漁は。 机に座ってかちゃかちゃやってる連中の言うことを信じて死んだら諦めがつかないじゃねえか。 だから俺たち漁師はな、自分しか信じないのさ。 どんな凪でも出ない時は出ない、ハリケーンが来てても出るときは出る。 どうだOTTO、もんくあっか?

いいえ、もんくありません。 とても重い言葉です。 僕もこれから、そういうふうに生きようと思います...😃。

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2019年5月15日 (水)

簡単モヤシ栽培

025pukipuki_5緑豆もやし、一回めの収穫です。 上手く行きました。 これでいつでも新鮮なモヤシが食べられます。

緑豆はマサトランのハイパーソリアナ(HIPER SORIANA)で見つけたんですが、600grで87ペソ、いささか高いんですよね。 メキシコ在住の方、緑豆を安く買えるところをご存知でしたら教えてください。

では、OTTOおじさん式、緑豆モヤシ栽培、いきます。

017pukipuki_1栽培に使った道具。 直径約35cmのバケツ(洗濯用に買って使ってなかったやつ)、プラスティック製のざる(バケツの底に収まるサイズ)、ふた(ネコの玉ころがしオモチャを転用、何でもいいです)、半欠けの煉瓦(台になれば何でもOK)。 あと、古タオルと着古したTシャツ(厚手の木綿の布ならなんでもOK)。   

027pukipuki_28時間水に浸けた緑豆をざるに広げます。 一部はもう皮が破れて根が出始めています。 水に浸ける時間はいい加減でいいけど、12時間を超えないほうが無難でしょう。  量は今回は最初だったんで少なめにしましたが、豆が少し重なるぐらい入れて良いと思う。 

028pukipuki_2バケツの下に煉瓦を入れます。 水を2cmほどの深さに入れる。

029pukipuki_2濡れたタオルを煉瓦の上の敷く。 タオルの端っこはバケツの底の水に届くように。 常にタオルが湿った状態に保てます。 その上に豆を入れた笊を乗っけます。

006pukipuki_2滴が垂れるぐらい湿らせた着古しTシャツをかぶせます。 ここでもTシャツの端っこは水に浸るように。

007pukipuki_3ふたを置いて、成長を待ちます。 暖かいほうが成長が早いけど、あんまり暑いと蒸れます。 25~33℃ぐらいまでが無難だと思います。

001pukipuki_3 最低2回、朝夕にバケツからざるを出して、ざっと水をかけます。 写真は、2日目です。 

023pukipuki_24日目。 もう収穫適期になりました。 ちなみにテアカパンの今の気温は、昼間が33度ぐらい、朝方が23度ってところです。 収穫は簡単、がさっとざるから掴み出せます。 ざぶざぶ水洗いすれば豆殻が簡単に洗い流せます。

このやり方だと、水が溜まって腐ることはないし、水を1日やり忘れても乾かない。 よほどのことが無い限り、失敗なしです。 ご参考までに。 

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2019年5月10日 (金)

緑豆もやし試し栽培

003pukipuki_6 先日、マサトランのスーパーで見つけた緑豆。 モヤシを作ろうと、まずはテストです。 空き瓶の底に湿らせた脱脂綿を敷いて、20粒ほど入れる。 翌日にはもう、皮が破れて芽が出はじめていました。 朝と寝る前に水を注いで捨てるを繰り返し、4日目の朝、こんなになりました。 発芽率、ほぼ100%、成長早いです。 もう、収穫適期のようです。 今のテアカパンは日本の真夏の気温だからかな。

005pukipuki_1 瓶から出しました。 良い感じ。 ちょっと細くて華奢ですが、これはそういう品種なのかもしれません。 そのまま食べてみましたが、しゃきしゃき美味しいです。

025pukipuki_4どうやら大丈夫のようなんで、量を増やして栽培開始します。 とりあえず、モヤシ炒め一回分ぐらいをやってみよう。 軽く一握りの量を水に浸けました。 今夜、水から上げて笊で育ててみるつもり。 さあ、村の荒物屋に材料を買いに行かなきゃ。

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2019年5月 9日 (木)

地産パイナップル

013pukipuki_3 エスクィナパ市の入り口の線路脇のピックアップで、パイナップルを売ってました。 看板も何も出てなくて、道路からけっこう遠いところだったんですが、カアチャン目ざとく見つけて車を寄せる。 こういう売り方のパイナップルは地産の産地直送です。 生産者が売ってる場合も多い。 スーパーのパイナップルとは比べ物にならない美味しさ。 絶対買いです。

016pukipuki_3訊いてみると、やっぱりそう。 隣州のナヤリットから来たそうで、林床栽培の地物パイナップルです。 日蔭が好きなパイナップルを、原生林の林床を耕して栽培してます。 うちのほうの地方独特の栽培法かもしれません。

皮を剥いて、ちょんちょんと刻んで袋に入れて20ペソ(120円ぐらい)。 辛いチレパウダーもかけてくれます。 丸のままなら、一個10ペソです。

030pukipuki_4味見をして美味しいのを確かめて、3つ買いました。 ソフトボールよりちょっと大きい程度の小ぶりで真ん丸のパイナップルです。 ちょん切った頭も少し貰ってきました。 土に刺しておくと根付くんでね。 裏のマンゴーの木の下に植えてみようと思います。

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2019年5月 7日 (火)

緑豆

023pukipuki_1 マサトランのソリアナというスーパーに、こんなのがありました。 MUBG BEANS,緑豆。 モヤシに使う豆です。

024pukipuki_3このスーパーにはオリエンタル食品と健康食品がごっちゃになったようなセクションがあって、そこで見つけました。 600gr入りの箱が、87ペソ(500円ぐらい)。 モヤシ用じゃないようです。 箱の裏には調理法が載ってますから。 サラダとかスープとか。

テアカパン近辺ではモヤシが売ってまないんで、作りたかったんですよね。 芽が出るかどうか分かりませんが、買ってみました。 そのまま食べる用だから殺菌剤とか使ってないでしょう、安心です。 芽が出なかったら煮て食べよう、失うものは何もないよね😃。

025pukipuki_3箱を開けたら、こんな感じです。

027pukipuki_1まさしく、モヤシ用の緑豆です。 さっそく試しに少しだけ水に浸けて、モヤシの試しづくり、やってみます。 うまく行けば、いつでも新鮮なモヤシが食べられるようになるぞ、しめしめ。 あわよくば、裏の空き地で緑豆を栽培して、自給できるかもしれません。 経過、追って報告しますね。 

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2019年4月29日 (月)

バルボン

006pukipuki 今日の昼食。 メヌード(MENUDO)とタマレス(TAMALES)。 いずれも7メキシコの代表的な家庭料理です。

メヌードは牛の第一胃とトウモロコシのスープ、タマレスはトウモロコシを潰した生地で具材を包んでトウモロコシの皮で包んで蒸したものです。 ...なんて言っても、さっぱり見当が付きませんよね。 まあこれはもう、実際に食べていただくしかないです、現世の楽園メキシコに来ていただいてね。

016pukipuki_2でね、タマレスは普通は豚肉や鶏肉を包むんですが、今回のはご覧のように丸ごとのエビが入ってます。 これね、バルボン(BARBON、顎鬚)と言いまして、南シナロアの名物です。 ここいらは広大なマングローブの湿地や汽水の湖沼が広がしてましてね、エビの産地なんで。 エビを包むときに髭を出しておく、髭が生えたタマレス、だからバルボンです。

如何にもエビの産地の郷土料理って感じで、特に観光客には非常に魅力的なんですが、普段の食べ物としての評価は微妙ですね。 せっかく贅沢に使ってるエビなのにの蒸されてクタクタになってて味も抜けちゃってるし、エビから出た水分で生地はべたべたです。 それから丸齧りするとエビの頭の棘が刺さる。 割って崩して食べる。 タマレスの醍醐味半減です。 味は悪くはないんですけどね。 それでも良いお土産になるし、食べてみる価値は十分にあります。 名物に旨いものなし、なんて言いますが、このタマレスもまあ普通の食べ物ですね。 

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2019年4月24日 (水)

普通の昼食

003pukipuki_4 今日は知り合いのオスマラおばさんが、フリホーレス(JURIJORES)のペーストを作ってくれました。 インゲン豆を煮て、ミキサーでつぶして、チレだとかチョリソソーゼージだとかイワシ缶だとかを加えてけっこう濃厚な味に仕上げます。 これ、メキシコの3度の食事に欠かせないものでしてね。 どんな料理にも添えられて出てくるし、パンやトルティージャに塗ったりもします。 フリホーレスにはそれぞれの家族にレシピがあり、奥さん方の腕の見せどころです。

大鍋いっぱいの凄い量を作ってますが、この料理は前日に豆を水に浸けるところから始まって、朝から豆を煮て潰してって半日がかりで凄く手間なんです。 だから一週間分ぐらいをいっぺんに作るのが普通です。 ドカンと作ったほうが美味しくできるって言うしね。 半分はオスマラさんのぶん、残りの半分はOTTOファミリーのぶんです。 ポリ袋に小分けにして冷凍します。

005pukipuki お昼に早速、出来立てをいただきました。 鶏胸の煮びたしをちょこっとと、たっぷりのフリホーレス。 それから、ハラペーニョチレの酢漬け。 質素な昼食ですがボリュームたっぷり、美味しいフリホーレスさえあればだいじょうぶ、最高です。

メキシコ人の普段の食事って、お金持ちでもこんなものなんですよね。 僕はいつも、毎食事ごとにけっこうな量の肉や魚を食べるんですが、金もないのに贅沢だって言われてます。 それから、体にも悪いって。 これからは、この程度にしようかな。 ただね、美味しいフリホーレスがあれば、トルティージャがいくらでも食べられちゃうんですよね。 どうしたもんですかね?

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2019年4月11日 (木)

久しぶりにアスパラガス

アスパラガスが安かったんで、買いました。

アスパラガスは、メキシコ北西部の砂漠地帯で栽培されてまして、12月から4月がシーズンです。 特に春に急に気温が上がるとじゃんじゃん出て、安くなります。 どんどん大きくなるもんだから収穫が間に合わなくて、投げ売りも出ます。 大きな束が15ペソ(90円ぐらい)。 鉛筆より細い奴ですが、細いのには細い奴の滋味があります。

さて、久しぶりのアスパラガス。 ビーフ巻きと行きましょうかね。

027pukipuki作り方は、アスパラを数本まとめて、牛肉薄切りで巻いて塩コショウをして鉄板で焼くだけです😃。

028pukipuki残った肉の細切れと巻ききれなかったアスパラはそのまま焼きました。 ズッキーニも添える。 いっそう春らしくなりました。

029pukipukiそれでも使いきれず、朝食もアスパラ炒めになりました。 ああ、美味しい。 毎日でも飽きないでしょうけど、普段は何倍もするんでね。 旬の安い時にがっつり食べるに限ります。

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