食べ物

2018年3月11日 (日)

マンゴーの蜂蜜

016pukipukiアマドさんから、絞りたての蜂蜜が届きました。 マンゴーの花の蜜の、一番搾り(?)だそうです。

アマドさんは、40箱ほどの蜂箱を持ってます。 蜜源になる花が少ない夏から秋には漁師や大工もする。 兼業養蜂家ですね。

テアカパンでは、1月から4月がマンゴー、5月6月はマングローブや海岸沿いの原野の花が蜜源になります。 7月からの雨季や秋は良い蜜源が無く、アマドさんも蜂たちも休暇状態になります。

アマドさん、雨季なんていっぱい花が咲いてるけどダメなの? ああ、OTTO, 何でもいいって訳じゃないんだ、たっぷり蜜があってまとまって咲く花って限られてるんだよ。

マンゴーの花の蜜は飴色でさらさらさっぱり味、海岸林の蜜は褐色濃厚でうっすら苦味もある。 蜜源によって風味も変わります。

1リットルで、50ペソ(300円ちょっと)でいただきました。 安いでしょう。 もちろん、村人価格ですけどねヽ(´▽`)/。

017pukipukiそれから、これ。 オマケにいただいた蜜房。 ミツバチは集めた蜜を貯蔵用の巣、蜜房に貯める。 要するに、蜜を絞る前の状態です。

018pukipuki食べ方ですか? クマさんになった気分でこのまま齧って、ちゅうちゅう蜜を吸って、味が無くなったらカスをぷっと吐き出すだけです。 味は、普通の蜂蜜と同じです。 そりゃそうです、これをを絞るだけですから。 でも、いかにも栄養がありそう。 実際、絞らすに蜜房のままのほうが、長いこと傷まないそうです。 

019pukipuki朝食。 揚げイモと、サルサで蒸らした目玉焼き(ウエボス・ランチェロス)と言います)、それからパンケーキ。 質素な料理ですが、絞りたての蜂蜜で豪華なメニューに早変わり。 春の贈り物、ですね。

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2018年3月 5日 (月)

ヒカマ

025pukipukiエスクィナパの街路。 ピックアップの荷台に満載のヒカマ(JICAMA)。

ヒカマって、何?

ヒカマは、メキシコでは、凄く一般的な根菜です。 メキシコ中南部原産。 学名は、Pachyrhizus erosus  豆属の植物ですね。

026pukipukiご覧のように、蕪みたいな根っこに、インゲンみたいな蔓が生えてます

028pukipuki主に気候温暖な中標高地の砂礫土壌で栽培されています。 荒れ地を耕して種をまけば、雨季の雨で育つ。 気候と土壌さえ合えば強健な植物で、特に病害虫もなく肥料も要らない。 世話要らず。

このおじさんは、隣州のナヤリト州の山村から来たそうで、このヒカマは裏庭で採れたそうです。 自分で育てた野菜を、自分のトラックに積んで、町に来て売るって、良いですね。

では、食べかた、行きましょう。 至って簡単。 サラダです。

027pukipukiこのヒカマは、小さいほうです。 大きなメロンサイズのもあります。

028pukipuki_2中は、真っ白。

030pukipuki皮を剥きましょう。

032pukipukiちょんちょんと、適当な大きさに切って、出来上がり。

水っぽくて、しゃきしゃきしてて、ほのかな甘さと土の香り。 かすかな澱粉の粉っぽさ。 少し、梨に似ているかもしれません。

そのまま食べて、美味しい。 ちょこっと塩をふって、ライムを絞っても良いです。

033pukipukiまあだけど、ここはメキシコ。 こんなふうに、チリソースをじゃぶじゃぶかけて、チリパウダーまで振りかけて、ほうほう食べるのが一般的です。

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2018年2月12日 (月)

夏の雲にお似合いの料理

うちから北へ140kmのリゾート港湾シティ、マサトランへ行ってきました。 今、ラテンアメリカは、どこでもカーニバルで大騒ぎです。 マサトランでもパレードがあり、フィエスタやコンサートがあり、遠くからも観光客が押し寄せてます。 お祭りと、騒音と、人ごみが好きなメキシコ人ですな。

僕も豚児どもも、そういうの嫌いでして、買い物を済ませたら、家でのんびりしてました。

075pukipukis南シナロアは、すっかり夏の陽気です。 2月もやっと半ばなのに、シエラマドレには、夏の雲。

001pukipukiお昼は、トスターダ。 トルティージャをパリッと揚げて、調理済みの具材を乗せて生野菜を盛り、サルサとサワークリーム、粉チーズをかけてあります。 冷菜です。

シナロアでは、この手のトルティージャを揚げた料理が凄くポピュラーです。 主にシーフードの具材を乗せて2つに折り畳んだり、タコに巻いて油で揚げたのもあります。 そういうのは、タコ・ドラドと言います。 冷たいトマト風味のスープをかけていただくのがシナロア風です。 常夏のシナロアの、青い海と青い空にお似合いの料理だと思います。

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2018年2月 1日 (木)

メキシコのイワガキ

013pukipuki採りたてのイワガキをこじ開けて、つるり、もぐもぐ。 潮風が体中に吹き込んだように、体中に海の香気がほとばしる。 まるで、海を丸ごと食べているよう。

テアカパンにも、カキがいましてね。 3種類、います。 大きいほうからいえば、岩にくっついて育つ、平べったい大きなイワカキ。 それから、海辺の露店で売ってる、湾の底に転がってる育つ10cmぐらいのカキ。 マングローブの幹に着く、ちっちゃなカキ。 学術的ではなく、実用的分類ですけど。

014pukipukiイワガキがいるのは、こんなところです。 湾内で、岩があるところ。 大潮の干潮時に露出する辺りにいます。  

015pukipuki殻が岩にそっくりで、海藻なんかもついてます。 さて、どこにあるか、分かります? 

019pukipukiこれはどうです? 目を凝らして...。

018pukipukiこれなら、分かりますね。

025pukipukiノミとハンマーで岩から剥がす。 バケツ半分で止めときましょう。 美味しく食べられるだけ。 それに、殻をこじ開けるの、大変だし。

023pukipukiのどかな、午後の海。

031pukipukiその場で食べるんなら、岩にくっついたままで、上側の殻だけ剥がしてもいい。 そして、顔を近づけて、直接口に含んでもいい。 海にキッス。 最高ですね。 でも、気を付けて。 カキの殻って、ナイフみたいに鋭いんです。 ちゅう~、イテテテ...。 血だらけのキッスにならないようにね。

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2018年1月21日 (日)

剥く楽しみ

004pukipukiエスクィナパ市の街路の、果物の露店。 メキシコでは、見慣れた風景です。

004pukipukipui常夏のテアカパンでは今スイカが収穫期だったりするんですが、メキシコ全土で言えば、北部や中央高地の今の時期は、それなりに寒い。 時には水溜りが凍ったりします。 まあ12月と1月に、たまにですけど。

そんな今の時期、季節感のある、盛りの果物はこれですね。 ミカンの一種、メキシコでマンダリナ(MANDARINA)という果物です。

1キロ15ペソ(100円ぐらい)、2キロなら25ペソ。 スーパーの特売でも同じぐらいで買えますが、露店のほうが新鮮で品が良い。 メキシコでは、生鮮食品は露店や個人商店がお勧めです。

009pukipuki2キロ、買いました。 小粒で、皮が薄くて、中身がしっかりしてるのが良品です。

006pukipukiマンダリナは、パリパリと皮が剥けるのが良いです。 メキシコのオレンジも美味しいんだけど、皮を剥く楽しみにはかえられませんな、むふふん( ^ω^ )。

008pukipuki味は日本の温州ミカンとちょっと違いますが、甘酸っぱくて美味しいです。 甘みは、マンダリナのほうが強いんじゃないかな? ただ、種が多い、一個に確実に10個以上。 まあ、ぷっぷっと飛ばせばいいんだけど。

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2018年1月12日 (金)

テアカパンの小イカ

009pukipuki海辺にネコ、似合いますな。 ウミネコちゃん、ごっちへおいで! テレパシーが通じて、親愛の眼差しで歩み寄る。 僕の手の匂いをひくひく嗅いで、喉をごろごろ。 はい、アミーゴです。

この頃、ネコにモテるのね、ほとんど百発百中。 テアカパンのネコ使いの名を欲しいままにしております(ホントかよ?)。

004pukipukiさて、今日は小イカが手に入りました。 エビ漁の混獲で、少ししか獲れないし集めても2足3文なんで、普通は海にポイなんですが、僕がしつこく頼むもんだから、選別の時に選り分けてくれたんですな。 ありがたや~。

この小イカ、ほんの6~7cmの種類です。 卵をいっぱいに持ってますから、これで大人のようです。

ところでね、メキシコ西海岸には、コウイカの類がいないの、知ってました。 それから、普通のイカ類だって、バケモノみたいにでかくてゴム草履みたいに不味いアカイカと、それからこの刺身では固すぎるこの小イカしかいない。 日本には、いろんな種類のイカがいて、いつでも美味しいイカ刺しが食べられて、うらやましい限り。 浜からアオリイカが釣れるなんて、夢のような話ですよ。

009pukipuki_2さっそく、塩茹でにしました。 この小イカ、茹でても固いんで、しっかり茹でました。 沸騰してから10分ぐらい。 皮が剥げてしまいましたが、しこしこ丁度良い具合に茹で上がりました。

メキシコ風にライムを絞り、チリソースを振りかけていただきました。 所変われば食材も変わり、料理法も変わるという訳ですな。

うむ、旨い、マッチョ~。 でも、酢味噌のほうが良かったような気もするなぁ。

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2017年12月18日 (月)

庶民食ローストチキン

082pukipukiマサトランにいます。 子供たちが冬休み突入なんで、買い出しがてら、様子を見に。 お昼は、一家6人が満腹して、しかも安上りなものが良いですな。 そうなると、決まりです。 ローストチキン。

メキシコの庶民食で見落とせないのが、ローストチキンなんです。 どんな小さな町でも、ローストチキンの食堂や屋台があって、お昼時には香ばしい煙が漂います。

ボリュームたっぷりで、美味しいし、安いし。 最もポピュラーな、お昼の持ち帰り食だと思います。 仲間とわいわい手づかみで、トルティージャに巻いて頬張るのに最高。 

種類はいろいろありまして、丸ごとオーブンでふっくら焼いたのとか、ぺったんこに開いたのを炭火の直火で炙り焼きにしたシナロアスタイルとか、それから写真のはぺったんこに開いてますがオーブンで半蒸し焼きに焼き上げてます。

このお店は、写真のように二羽で130ペソ(750円ぐらい)。 競争が激しいからか、最近は2羽売りが主流でして、最安値は2羽で110ペソなんて店もあります。

083pukipukiどうです。 じゅうじゅうこんがり、美味しそう。

084pukipukiチョキチョキと大鋏で切って、トレイにドカンと入れて、はいお待ち。 ピリッと辛いサルサと、トルティージャが半キロ付いてくる。 ささっとレタスやトマトを切って、サラダを添えれば、立派なお昼になります。

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2017年12月15日 (金)

エビのから揚げ

003pukipuki_2テアカパン村の前の浜で獲ったエビの、から揚げ。 まだ透き通ってて、ぴんぴん跳ねだしそうなのに、ちょっと塩コショウとダシの素をあてて、さっと小麦粉をまぶして、パリッと揚げる。 油を切って、熱々を口に放り込む。 イテテテ...、頭の棘に気を付けて、ポリポリもぐもぐ。

最近は、エビも減りましてね。 一昔前なら、朝、一時間も投網を打てば、小鍋一杯の小エビが獲れたんですが。 今は、一網に1匹とか(´・ω・`)。 でもそのぶん、有り難味が沸くってもんです。

うほほ~、旨い~。 甘い香気と、海の滋味の凝集体。 こりゃ、たまりません。 あっという間に、無くなっちゃった。

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2017年12月11日 (月)

タコス色々

017pukipuki今夜も、タコス。

人口3000人の、南シナロア州のテアカパン村でも、ストリートタコスの店が10軒位あります。 さて、どこにしようかな~、るんる~ん。

016pukipuki一般的にですな、タコスは体格のいいオバサンたちがいる店が、美味しいような気がする。 まあ、気分的なものもあるかもですが。 さあ食うぞ、どすこい。 気合が入りますからな。

018pukipukiそれからね、サルサや薬味が新鮮な店ね。

024pukipukiで、こんな風に、無造作に値段がわかるメニューが壁に貼ってある店。 これだけそろえば、間違いなしです。

タコス、ケサディアス、チョレアダス、バンピロス...。 メニューをご覧になって、何だか分かります? どれもタコスのバリエーションです。 タコスってね、地方によって種類も変われば名前も変わる。 このメニューは、南シナロアの屋台タコスの定番です。 ここいらが分かれば、シナロア人として認めてくれます。 それでは、順繰りにお見せしましょう。

015pukipukiガスの直火で、トルティージャが香ばしい匂いをたててます。

020pukipukipれは、タコス。 普通にトルティージャを焼いて、肉を乗せ、薬味やサルサをトッピングします。 折りたたんで、ぱくり。 これは、メキシコ全土、共通じゃないかな?

018pukipuki_2これは、ケサディージャ。 ケソって、チーズって意味でして、トルティージャにとろけるチーズをたっぷり乗せて2つに折って、こんがり焼いたのが出てきます。 開いて好みの薬味を押し込んで、また閉じて齧ります。

027pukipukiこれはね、チョレアーダ。 厚めに焼いて周囲を盛り上げたトルティージャに、具材が山盛りになって出てきます。 これは、折りたたまずに、そのまま齧ります。

ところで、チョレアーダって、溢れてこぼれるっていう意味です。 サルサをどぼどぼにかけていただく、ボリュームたっぷりのタコス。

022pukipukiこれは、バンピロ。 訳して、吸血鬼。 煎餅みたいにカリカリに焼いたトルティージャに具が乗ってます。 おやつ的にすいすい入る、でも後でお腹が張るタコス。 吸血鬼みたいにバリバリ歯をたてて、そのまま齧ります。

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2017年12月 3日 (日)

いつでもどこでも屋台食

071pukipkii格安航空が案の定1時間半遅れで、メキシコシティ空港に着いたのが午後5時。

今回は、メキシコシティの看板大通り、レフォルマ通り沿いの、一泊1000ペソぐらいのホテルにしました。 メキシコシティの中心地で、チャプルテペック公園のすぐ近くです。 繁華街でもあり、オフィス街でもあります。

お腹が空いた。 朝から何にも食ってないもんね。 荷物を部屋に放り込んで、通りに降りて、鼻をクンクン。

僕は、メキシコでは、いつでもどこでも、ストリートの屋台フードです。 人がいるところなら、絶対に屋台がある。 もちろん、メキシコシティでも。

どうして、いつでもどこでもかって? だって、美味しいんだもん( ^ω^ )。

025pukipukiメキシコシティのど真ん中の、こんなの誰が買うんだと呆れるような値札が付いたウィンドウが並ぶ高級繁華街でも、道路一つ入れば、庶民フードの屋台が連なる場所があります。 メキシコって、魅惑の不思議の国なのかもしれない。 さて、それではアリスになって...w(゚o゚)w。

024pukipuki屋台通りは、旅行ガイドには出てないし、ホテルで訊いても教えてくれないけど、少しメキシコに住んでれば、雰囲気でどこいらに屋台があるが分かるようになる。 それから、嗅覚ね。 もちろん道行く人を呼び止めて、お金ないけど旨いタコスが食いたい、とはっきり言えば、そうかそうか、うははと笑って教えてくれるけど。

312pukipuki香ばしい煙に包まれた、まるで祭りの晩みたいな通りの、屋台を覗いて回るだけでも楽しいけれど、これはもう見るだけでは絶対我慢できないね、どんなにお腹がいっぱいでも。

314pukipuki何でもござれだけれど、やっぱり狙いはタコスだね。

316pukipuki本当の、プロのタコスシェフは屋台にあり。 見事なもんです。 そりゃそうさ。 毎日何百何千の、タコスをお客が見てる前で、ちゃちゃちゃのちゃっと作るんだから。 すし職人も真っ青さ。

022pukipukiタコスもいろんな種類があって、具材もサルサもトルティージャも、千差万別億通り。 地方によっても違うから、極めるのには一生かかる。 そうそう、死ぬまでタコスを食い続けろってね。

どこの屋台も、美味しいものが、ぎっしりだ。 これじゃあ、お腹が持たないね。

027pukipuki焼肉タコス。 一個10ペソ(60円ぐらい)。 トッピング野菜とサルサで、肉が隠れちゃった。 いくらでも、野菜を乗っけていいんです。 サルサだって、好きなだけかけていいんです。

319pukipukiこちらは、アルゼンチン風タコス。 粗挽き腸詰ソーセージにフレンチフライが乗ってくる。 味もボリュームも、確かにアルゼンチンだね、これは。

017pukipukiあ~、食った食った。 しかし、肉食ばっかりじゃいけません、バランスを取らなきゃね。 はいはい、大丈夫。 ちゃ~んと、屋台にありますよ。

021pukipukiフルーツカクテル、一丁上がり。 25ペソ。 塩を振り、ライムを絞り、チリペッパーをさらっとかける。 そうだよこれがメキシコの、マッチョ風ってやつなのさ。

080pukipukiメキシコの都会では、オフィス街の朝早くにはね、辻ごとにこんな屋台が立って、熱いココアやコーヒーやらと、サンドイッチやタマレスを売っています。 作りたてのほやほやで、レタスもアボカドもパリパリで、コンビニのいつ作ったのか分からない干からびたサンドイッチとはわけが違う。 オフィスガールが袋にポンと放り込んで、コインをお兄さんの掌に落として、風のように去っていく。 ちゃちゃちゃーんとPCを立ち上げる間に、頬張るのかな、良い一日のスタートだね。

016pukipuki通学を急ぐ学生たちや、夜勤帰りの労働者たちも、やってくる。 白い息を吐きながら、熱いココアをふうふう啜る。 こういう店は、日が高く上るころには、蜃気楼のように消えてしまう。 束の間の、都会のオアシス、憩いの場だね。

今回のメキシコシティは、2泊3日の駆け足でしたが、食事はすべて通りの屋台でした。

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