気象

2016年11月12日 (土)

夕空晴れて

Img_5927bll昨日の夕空。

やっと少し涼しくなって、最高気温が30度、最低が25度ぐらい、日本でいう、ぎりぎり真夏日状態になりました。 これぐらいの暑さなら、へっちゃらですな。 これから4月まで、メキシコ西海岸は、世界で一番気持ちがいい気候になります。 大げさな奴ってお思いでしょうけど、本当ですよ。 まあ、やっと苦しい夏が過ぎて、いささかハイな状態ではありますがね、むふふ~ん。

Img_5926bllそして、今日の夕空。
 
ここんとこ、少し雲が多い空模様なんですが、夕方にはちゃんと雲が切れて、きんきらきんの夕空に夕日が差してくれます。 不思議だなぁ。
 
テアカパンの漁師たちが言います。 そりゃそうだよOTTO、西の海原の向こうの空には、ラ・グロリアっていう俺たち専用の天国への入り口があるのさ、だからいつでも日が差してるのさ。
 
さて、なんだかニュースなんかを見てると、トランプショックでメキシコは悲嘆に暮れてるってなってますな。 まあね、ペソは8%も下落し、NAFTAは見直しで輸出産業は風前の灯火、アメリカに首尾よく潜り込んだと思ったアミーゴどもは強制送還???、テアカパンみたいな田舎の漁村でも話題になってます。 でもね、アンタが毎日獲る魚も、庭のブタや鶏だって、ヤシの葉葺きのアンタの家だって、価値はちっとも変わらないんだから、なんの心配もないよ、なんて言ってやりましたら、分かってるさ、ちょっと気取って言ってみただけだよ、ぎゃははは、なんてね。 やっぱり僕は、メキシコの地方の人たちの、磊落さと余裕が好きです。 地に足が付いた生活をしてれば、何も怖くないよね。

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2016年3月11日 (金)

寒さが来た夕方の海

一昨日から、急に寒くなりました。 まあ、常夏のテアカパンの寒さですから、知れたもんなんですが、北風ごうごう又三郎です。 最高気温はやっと23C、朝方は16Cまで下がりました。 掘っ立て小屋に住んでる子供やお年寄りなど、凍死者が出かねない寒さ。 普段はみんな、パンツ一丁でごろ寝してて、防寒の備えがゼロなんでね。
 
空は青く澄み、雲がきれいです。 まるで、日本の初秋の時雨時みたい。 夕暮れ時に、海に出てみました。
 
Img_2368_convert_20160310125652_2 雲間から日射しが、カーテンのよう。 テアカパンの漁師たちは、ラ・グロリアと呼んでいます。 西の海原の果てに天国があって、海で死んだ漁師は、ラ・グロリアを通って天に行くんだと。
 
Img_2363a_convert_20160310130027_3 椰子の木たちも、寒そうです。
 
Img_2384_convert_20160310131948_2 まるで入道雲みたいな、大きな雲。 雨のカーテンを引いてます。
 
Img_2397_convert_20160310131726_2 海上の、雪雲みたいな雲。
 
Img_2408_convert_20160310131320_2 東の空低くに、ひとひらの不思議な虹。
 
Img_2412_convert_20160310130559_2 雲の向こうに沈みゆく夕日。
 
Img_2420_convert_20160310131008_2 夕日に縁どられた積雲。
 
Img_2425_convert_20160310130740_2 最後の夕日が、雲底と水平線の間から射しました。
 
この日は、空の透明度が凄かったです。 まるで宇宙にいるみたいでした。

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2015年7月19日 (日)

雨季の空

メキシコ北西部では、今頃からが雨季になります。 昨日は夜半に激しい雷雨。 夜明け前には止んで、爽やかな朝を迎えたんですが、昼間はかんかん照りです。 蒸し暑いのなんの。

Img_9776_convert_20150719121540午後には、東にそびえるシエラマドレ山脈の上に、雷雲がむくむく。 みごとな、かなとこ雲ですねぇ。 足の太さといい、頭のかたちといい、教科書に出てきそう。

Img_9784_convert_20150719121155日が暮れれば、海風に千切れ雲が飛びはじめる。 西の空を仰げば、うわぁ、きれい。 三日月と金星が寄り添ってます。

この月と金星、さらに近づいて、たぶん沈んでからになりますが、横をすり抜けで月が上になります。 末娘と一緒にしばらく見てたんですが、東から雷雲が迫って来て、稲光も近くなってきたので退散しました。

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2015年7月 5日 (日)

南半球の空

Img_9575_convert_20150704092307パタゴニアパンパの夜明け。 プエルト・マドリン(PUERTO MADRYN)からトレレウ(TRELEW)に向かうバスの車窓より。

南米の旅も後半に入り、僕はアルゼンチンの南のほう、パタゴニアの入り口あたりになる、プエルト・マドリンという港町にいた。 チリもアルゼンチンも、夜明けが遅く、午後が長いように時刻が設定されている。 僕がいたのは6月半ば過ぎで、最も日が短い時期だった。 南緯43度の町では、朝は8時を過ぎてやっと地平が青くなり始め、9時ごろやっと日が地平から顔を出す。 日暮は6時前。 自然と住民の朝の始動は遅くなる。 夜はすっかり日が暮れきった8時ごろから町は賑わうが、10時前にはひっそりしてしまう。 遮るもののないパタゴニアパンパの大平原の港町、風が強い。 初冬の今は、夜はどんなに着込んでも凍えてしまうから。

さて、プエルト・マドリンに着いた日、不思議なものを見た。 お昼過ぎの北東の海の上に、太い三日月が浮かんでいる。 ところがね、この月、立ってるのね。 やや傾いてるけど、右側が欠けた、右弦の月。 こんな三日月、生まれて初めて見た。 この月が、お日様を追って北の空を巡るのか...、ん? 左向きに...???

そういえば、お日様もってことだな??? う~んと、ほんとだ、左に動いてるぞ、今まで気が付かなかった、ぎゃははは...。 少しの間僕は方向感覚を失って、脳の中の世界地図の上をうろうろしていた。 宇宙空間に地球を置いてみると容易に理解できる。 北の空の北斗七星は、左に動くよね、同じことだ、あはは。 とは言え、なんとなく居心地が悪い妙な気分ね。

そうそう、夜空も見とかなきゃな。 その夜、僕はダルマのように着ぶくれて、ホテルを抜け出し、浜に出てみた。 西空低く、金星と木星。 ケンタウルスの2つの明星と南十字星が、天頂近くに煌めいているの。 他にも星はたくさん出ているが、それ以外の星座は皆目わからない。 見慣れた星座が一つも見当たらないのよね、う~、なさけない~。 はて、南の地平近くに、大きな青白い星が2つあるぞ。 何だろう?

南の夜空には、北極星に該当する星が無い。 僕は見えない南の極を頭に描きながら、かなりの時間を苦悩した。 やがて青星たちが、カノープスとアケルナル、日本では見えない南の果ての星なのに思い当たった。 メキシコでは12月から2月に見ている星たちだが、ここ南半球では、僕らの北斗七星のように、年中沈むことのない周極星なのだ。

カノープスとアケルナルのおかげで、一瞬にして星めぐりの地図を夜空に描くことができた。 ああ、あの銀河のはずれの光の雲はマジェラン星雲だ、あんなに大きいのか。 天頂にさそり座が、尻尾を斜め上にして向こうを向いているぞ、真っ逆さまだ。 北を向けば、おとめ座の白星は高く、牛飼の赤星は北西に遠く低くまたたいている。 これも、逆さまだ。 

初めて見た、全てが真っ逆さまの、南半球の星空。 あまりの寒さに15分ほどで切り上げました。 暖かい季節にまた来て、一晩中星めぐりが出来たらいいなと思います。

アケルナルと南十字は、以前に記事にしていますので、ご覧下さい。 http://teacapan.cocolog-nifty.com/blog/2011/12/post-182e.html http://teacapan.cocolog-nifty.com/blog/2010/05/post-da07.html 

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2015年6月20日 (土)

プエルトモントの白い虹

Img_8898_convert_20150620033709ほとんど南極海のプンタ・アレナスから、かなり北上して、プエルト・モント(PUERTO MONTT)という町にいます。 南緯42度、パタゴニアの入り口あたりになります。 初冬の町は寒いです。

冬の低い太陽は、もちろん北から照るんですが、今の時期、この町には、一日中海霧が立ち込めます。 そして束の間の日差しが漏れれば、必ずと言っていいほど虹がかかる。 細かい霧の粒子の、ほとんど霧虹と言っていいような、僅かに分光した白い虹が明滅する。 南の果ての寒海の漁港の白い虹...。 

Img_9006_convert_20150620034400寒々とした海ですが、大小の漁船が行き来してます。 この町は重要な漁業基地で、周辺には鮭鱒の養殖場もあります。

Img_8986_convert_20150620035537町の市場の、魚屋通り。 タラや鮭、ムール貝、カニ...、魚種は少ないです。 主に、大型船の漁獲だからでしょう。

Img_8993_convert_20150620034231小舟の漁獲物を売る露店。 貝類やウニ、大フジツボ、ホヤなんかがありました。

Img_8966_convert_20150620034048ここの魚介スープの味付けは、たぶん塩だけ。 思いっきり辛いチリペーストをちょこっと入れていただきました。 ヒリヒリ喉から胃袋まで温まって、美味しかったです。

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2015年3月14日 (土)

昨日の空

Img_8012_convert_20150314110212昨日のお昼過ぎの、東の空。 心地良い海風が吹き渡り、シエラマドレ山脈には、もう夏の雲。

Img_8024_convert_20150314103401これは、午後4時半ごろの西空。 高層に薄雲が出始め、大きな幻日が現れました。 ちょっと不気味な空模様になりました、天気が崩れるのかもしれません。

Img_8029_convert_20150314104000日没後。 北風が吹き始め、雲が重く全天を覆いました。 地平線下のお日様から放射状に、赤い光芒が伸びています。

雨になるかと思ったんですが、今日は朝から、きんきらきんの快晴です。 寒冷前線の通過だったようで、メキシコ中部では寒波と雨に注意なんてニュースで言ってましたが、僕の楽園シナロアはへっちゃらですな、うひゃひゃ。

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2014年7月17日 (木)

またバハへ

Img_4386_convert_20140717121513航空機が朝霧を抜けた時に現れた、ブロッケンの怪光。

蒸し暑い雨季の真っただ中のメキシコ中西部から、またバハカリフォルニアに来ました。

メキシコの旅は、特に陸路が、ともかく時間がかかります。

Img_3199_convert_20140717121945あるはずのバス便が、いつの間にかなくなっていたり...。 満席で乗せてもらえず、グァダルーぺ様が祭ってあるバス停で、次の便まで4時間待たされたり...。

Img_3259_convert_20140717122410やっとこさ、たどり着いたバハカリフォルニア。 ここには、僕が先週までいたカナダとはまた違った、澄んだ空と清冽な空気がある。 生活臭すら、南国の日差しに純化され、甘い熱帯果の香りを放っているようだ。

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2014年6月29日 (日)

雨季のある土地

Img_3263_convert_20140629082525年中雨が降らない、砂と岩とサボテンのバハカリフォルニアから、メキシコ中西部に来ました。

ここは今、8か月以上も全くと言っていいほど雨が降らない乾季が終わり、雨季に入ったばり。 若葉萌える野山に、夏の雲がまぶしい。 入道雲が盛り上がり、夕方には雷鳴がとどき、スコールが大地を叩く。 いやぁ、メキシコは広いです。

Img_3274_convert_20140629082939今日はちょっと郊外まで足を延ばして、森林浴。 湿気むんむん、草いきれでめまいがするほど、生き物たちのエネルギーがすごいです。

Img_3266_convert_20140629091438こんな美麗蝶も、現れました。

Img_3295_convert_20140629082327今日の正午過ぎ、太陽が天頂に達するころに現れた、見事な日傘。 雲がある空は、良いものですな。

さて、明日はまた移動です。 さて、今度は何処に行くのかな、むふふ。

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2013年9月18日 (水)

都会の虹

Imagen277_convert_20130918112924 コリマは、土曜日の午後から、ずっと雨でした。 豆ハリケーンがコリマ州の海岸に上陸したのが日曜日の朝。 同時にメキシコ湾側にもハリケーンがあって、仲良く協力して雨を降らせてたらしく、その後も断続的に今日(火曜日)のお昼過ぎまで、どしゃ降り続き。

コリマ市は、火山の裾野の斜面にあるんですが、道路がどこも川みたいになって、マンホールの蓋が浮いて水が噴水みたいに噴き出てるのを見て、やばいなと思いました。 水は何度も歩道を越えて我が家の玄関まで来ましたが、幸いにもそこまででした、やれやれ助かった。 今年の雨季は少雨だったんですが、これで一気に取り返しましたな。

午後には雲が切れて、3日ぶりの日が差しました。 くっきり濃い虹が現れる。 まだ日が高いので、虹は地形に張り付くように低くかかっています。

Imagen287_convert_20130918113528 虹はあっという間に消えて、やがてまた大粒の雨。 そしてまた日が差せば、2度目の虹が輝く。 日が傾いて、少し高度が上がりました。

Imagen290_convert_201309181140413度目の虹。 うっすらと二重の片虹です。 

日暮れまで、雨が降っては、また虹が現れ、を繰り返してました。

Imagen291_convert_20130918114500日が落ちてから、近所の公園に、娘の手を引いて散歩に行きました。 水浸しで、遊具も濡れてます。 人影なし。

大きな月が、昇ってくる。

あちゃ~、今宵は満月だったのね。 思えば長いこと、月を見てなかったなぁ。 海辺に住んでた頃は、月の満ち欠けと共に生活してたのに。

都会の虹や月も、また良しですな。 これからは、もうちょっとゆったりと暮らすようにしよう。

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2013年8月 8日 (木)

夕立雲

ここ数日、夕立続きです。 コリマの街の東方に、コリマ火山がありまして、いつも昼過ぎには火山の上に雄大な入道雲が盛り上がって、やがて街のほうに崩れてくるのね。

日が傾くころには雲は全天を覆って、どどど~んと大砲みたいに雷鳴が響いて、大粒の雨が落ちてくる。 日が暮れるころには、雨は止んで涼しい風が吹く。 コリマは、昼間はテアカパン並みに(たぶん日本並みに)暑いけど、気候はかなり気に入ってます。

ところでですね、子供たちの転校手続きで、トラブルしてます。 実にバカらしい、いかにもメキシコって感じのトラブルでして、家内のストレスが最高潮になってます。 僕も、毎日一緒に学校に行って、長い間待たされて、ちっとも話は進まず、疲れ気味。

それから今日は、食堂の営業許可の申請方法を聞きに行ったら、まず土地の使用許可、それから建物の許可、それから排水許可、等々が必要で、なんて説明された。 書類を揃えるの大変だし、結構な金と時間がかかる。 おいおい、屋台に毛が生えた程度の家族営業食堂で、誰もそんな許可、揃えてないぞ。 まあ、いざとなったら、許可なしで始めるけどね( ^ω^ )。

そんなこんなで、毎日ばたばたしてるうちに一日が終わり、自然の中でゆっくりしたいと思いつつ、願いはかなわず。 夏の雲を眺めて、ため息をつく。

Imagen007_convert_20130808102341 ちょっと街を外れると、素敵な野山があります。

このまま、農道を辿りたかったんだけど、次の機会にしよう。

 

Imagen008_convert_20130808103932 どんどん成長する、入道雲。

むくむくむくむく、見てるだけで、元気が沸いてきますな。

Imagen010_convert_20130808110108 

入道雲の頭が、まるで傘雲のように広がる。

そこに日が差して、淡いピンクと緑の、真珠のような、見事な彩雲になりました。

ああ...、ぼんやり一日中、雲を眺めていたいなぁ。   

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