昆虫

2018年11月24日 (土)

秋の野道の蝶たち

060pukipukiドクチョウの仲間。 たぶんヒョウモンドクチョウ、Agraulis vanillae だと思います。

翅の表側は、キバナコスモスよりさらに鮮やかなオレンジ色です。 日本のウラギンヒョウモンを少し華奢にして前翅を伸ばしたような感じの蝶。 飛び方も、ちらちらと優雅です。

010pukipukiこの子は、小川の岸にいました。 蛾のようですが、セセリチョウの仲間です。 素敵な模様ですねぇ。 迷彩的な光沢と地を這うような飛翔で、すぐに見失ってしまうけど、また戻ってきてくれる。

102pukipuki給水集団も、あちこちにありました。 特にシロチョウ科の蝶たちは大きな群れが多かった。 近寄れば一斉に飛び立って、黄白の紙ふぶきの中にいるよう。

南シナロアでは、雨季の後の9月、10月が、蝶の個体数が多い時期です。

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2018年9月25日 (火)

だいじょうぶ

028pukipuki庭で、こんなのを見つけました。 シジミチョウの蛹ですな。 蛹化したてかな? やがて薄茶色になるかもしれません。

025pukipuki正面から見たところ。 大きさは、7mmぐらい。 小さな命です。

023pukipuki見つけたのは、こんなところ。 食堂の椅子です。 予備の椅子はないし、困りましたな。

考えた末、統計的に一番お客が座る確率が少ないテーブルに移しました。 1週間ぐらいで羽化するはずです。 だいじょうぶでしょう、うちは絶対に席が埋まらない料理店ですからな(u_u。)。

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2018年9月 9日 (日)

セミの羽化

008pukipukiセミの羽化の遭遇しました。 我が家の前の、ゴールデンシャワーの幹です。 時刻は真昼間。 日本のクマゼミみたいな黒い種類なんですが、羽化したてはこんな色をしてます。 まるで蛍光を発しているような青緑色。

011pukipukiやがて脱皮殻を離れて、幹に移りました。 1時間ほど後に見に行ったら、もういませんでした。

019pukipuki9月になっても、猛烈に暑い日が続いています。 朝夕は蝉しぐれ、でもあと10日ほどです。 季節は巡り、常夏のテアカパンは年中十分に暑いのに、9月半ばを過ぎるとセミの姿は消えてしまう。 不思議ですねぇ。

セミにとっては、羽化は輝かしい世界への旅立ちであると同時に、死への歩みでもあります。 でもね、ひょっとしたら暗い地中での何年かが、セミの本当の命なのかも。 地中に楽園があるのかもしれないなって。 さて、僕たちは、どうなんだろう? 僕たちにだって、まだ知らない、本当の命があるのかもしれないなって。

綿雲流れる、眩しい初秋の空を見ながら、想ったこと。

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2018年1月30日 (火)

茶色のカマキリ

016pukipuki我が家のマングローブの苗木ですが。 おや、誰かいますね。

みどりの葉っぱに茶色の体では、すぐに見つかっちゃいますね。 カマキリちゃんで~す。

012pukipukiこれはしくじったと、幹に移りました。 うん、これなら、枯葉の屑が付いてるように見えなくもないですね。 腹が平べったくて、足や腕にも微妙な模様があります。 いっぱしに擬態してるんでしょう。

011pukipukiはい、もう一枚。

ほんの4cmほどの、ちっちゃな子です。 こちらのカマキリって、みんな小っちゃいんです。 日本の、オオカマキリみたいな立派な奴はいない。 それから、緑のより、茶色の奴が多いです。

ところでね、メキシコではカマキリのことを、カンパモチャ(CAMPAMOCHA)と言います。 カンパとは、たぶん野山のこと、モチャは切りとること。 なんだかよく分かりませんが、可愛い名前ですね。 

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2017年8月25日 (金)

みんな仲良し

013pujupuju夏の生き物、もっと行きましょう。

野道を歩いていますと、こんなものが。 アシナガバチ? いささか、ぎょっとしました。

017pukipukiバッタちゃんの群れでした。

ちょっと変わった色合いの奴らです。 さわさわ微かに音を立てて、仲良くモリモリ葉っぱを食べてます。

森でバッタにバッタリ遭遇し...、ですな。

015pukipukiなかなか綺麗です。 それに、強そうですね。 鉄騎兵って感じでw(゚o゚)w。

022pukipukiさて、こちら。 なんだか分かります?

024pukipuki8cmほどもある、毛虫の群れです。

樹の幹に、数十匹が仲良くひしめいています。 渋い模様と色合いが素敵、頭の赤も調和の極み。 とっても綺麗です。 そのまま和服に使えそうですね。

060pukipukiうわ~、こういうの苦手なんだ~、っていう方もいらっしゃるかと。 これを、お目直しに。

トウワタの花で食事中のシジミチョウ。 足の親指の爪ぐらいの小さな子です。

木漏れ日の中。 一瞬の真夏、その輝きと、儚さと...。 

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2017年8月24日 (木)

真夏の生き物たち

050pukipuki真夏で雨季の真っ只中の南シナロア。 野も山も、緑滴り、生き物が生まれ育つ季節です。 身近に現れた連中を、すこしお見せしましょう。

006pukipukiグリーンイグアナ。 なかなかの大物で、尾っぽも入れたら1m近くあります。 グリーンイグアナって、ちっちゃなときはきれいな緑で、大きくなるにつれて色がくすんだり、茶色やオレンジ色がかったりするんですが、この子は緑がきれいなまま。 少しだけど環境に合わせて体色を変える能力があるようですから、これは夏の装いなのかもしれません。

Img_20170816_190104pukipuki庭に現れた、1mぐらいのヘビちゃん。 ヘビは結構いますが、この子はワインレッドの超美麗種です、何というヘビですかね?

Img_20170816_205019pukipuki今の時期の、夜の蒸し暑さときたら、扇風機全開でも汗が滲み出ます。 涼を求めて庭に出てみたら、セミの羽化に遭遇しました。

Img_20170812_200652pukipuki庭に出しっぱなしのグッピーの水槽には、カエルちゃんが浮かんでます。 どこから来たのかな?

Img_20170817_215000pukipuki樹の幹に、動くものが。 ライトを照らしてみれば、うぬぬ、ハキリアリども、お仕事中ですな。 ゴールデンシャワーの木なんですが、梢から葉っぱを切り取って、せっせと運んでます。 まずいなぁ、このままでは数日で丸坊主にされちゃうぞ。

ハキリアリども、昼間も仕事をしてるのを見かけますが、夜のほうが断然に大勢です。 やっぱり少しでも涼しいナイトシフトに人気があるんでしょうかね?

005pukipuki翌朝です。 ハキリアリどもの姿はありませんが、緑の道ができてます。 切り取った葉っぱを、運びきれずに落として行ったためです。 よし巣穴を見つけて暴いてやろう、と思って辿ってみましたが、延々と100m以上も離れた水路の向こうのブッシュの中に続いていて、断念。 しかしこの連中、近くにいくらでも緑の葉っぱがあるのに、どうしてこんなに苦労してまで我が家の可愛いゴールデンシャワーの木を狙い撃ちにするんでしょうかね(ρ_;)。

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2017年7月22日 (土)

声掛からず

Img_20170715_194305ukiuki今日は、僕が住むメキシコの話題です。

一昨日の日暮れに現れた虹。 太陽は地平線下にあり、天半ばに届くばかりの、大きな虹になりました。

002ukiuki昨日の夕方の、西空。 遠雷が聞こえ、今にも雨が降り出しそうです。

メキシコ西海岸シナロア地方は、3日続けて夜に雷雨です。 どうやら、本格的に雨季入りのようです

005ykiyki今朝の我が家の前のガソリンスタンド。 インディヘナの少女が、コカコーラの空き瓶に、何かを集めてます。 さて、なんでしょう?

010ukiukiやがて、お母さんもバケツを持ってやってきました。

012ukiuki獲物はこれ。 ガソリンスタンドの電燈にやってきた、大きな羽蟻です。

この羽蟻、モチョモ、あるいはオルミガ・デ・サンファンと呼ばれてまして、雨季の最初のまとまった雨の夜に、年に一回だけ発生します。 メキシコの田舎では広く食用にされていました。 テアカパンでも、ほんの15年前には、発生のあった翌朝にはたくさんの人が集めにやってきてましたが、今朝はこの人たちだけです。 こういう習慣は、残念ながら急速に忘れ去られていくようです。

雨季を迎える羽蟻については、以前に記事にしていますので、ぜひご覧ください。 http://teacapan.cocolog-nifty.com/blog/2011/07/post-0e89.html

009ukiukiほら、たくさん集めました。 お母さんと女の子、嬉々として手をつないで帰っていきました。 これから羽蟻尽くしの朝飯って訳でしょう。 羽を取って、さっと鉄板で炙ってトルティージャで巻いてタコスにしたり、あるいはざくざくとスプーンですくって食べても、とっても美味しいそうです。 食べにおいでと誘われたら、行こうと思っていましたが、残念ながら声掛からず。 誰も食べなくなる前に、食べておかなきゃと思ってるんですが(゚ー゚;。

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2017年6月 9日 (金)

ラス・ラブラダスーIII 生き物

トトラメス族の遺跡、ラス・ラブラダスの彫石群は、海岸の原野にあります。 見かけた生き物たちを少々、お見せします。

064puki掌ぐらいの、大きなカニ。 これは、脱皮した、抜け殻です。 紙のように薄くてふわふわで、触れれば粉々になってしまいます。 お腹側が割れてます。 夜中に波の来ない石の上に上がって脱皮するようです。 どんなふうにして、こんなに見事に脱皮するんでしょうかね?

生きてるやつは、濃いオリーブ色です。 彫石のある海岸の岩にたくさんいたんですが、すばしっこくて写真撮れず。

052blll茫々たる海岸林の灌木の白い花に群れていた蝶。 モンシロチョウより、やや大きいぐらいです。 何の変哲もない見かけの蝶ですが、珍しい種類かもしれません。

077blll海岸で拾った貝殻。 小さなタカラガイ。 青い貝はアサガオガイ。

どこに行っても、自然や生き物に目が行ってしまいます。

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2017年1月23日 (月)

トレレウの荒野にて

Img_6491blgアルゼンチン中部、トレレウ(TRELEW.)郊外の風景。

このあたりは、パタゴニア北部、パンパ(PAMPA)と呼ばれる大平原地帯の真っただ中になります。 パタゴニアパンパは、年間降雨量が50mmほどの半砂漠地帯です。 ただし、アンデス山脈から河川や伏流がありますから、場所によっては水はあるようです。 灌漑水路があるところは穀倉地帯で、畑や果樹園が広がってるところもあります。 でも、何にもしていないところは、こんな荒野です。

Img_6619blg僅かな緑地に群れ咲く、ヒルガオの花。

Img_6594blgこの虫ですが、胴長約5cmもある、立派な甲虫です。 砂漠の砂礫を、高速歩行する。 こいつを遠くから見つけて、タランチュラかと思いました。 カミキリムシのような容貌ですが、たぶんオサムシの仲間だと思います。

Img_6602blg砂漠の小さな灌木に群れていた蝶。 モンシロチョウより、やや小さいぐらい。 たぶんヒカゲチョウの仲間でしょう。 雰囲気はタカネヒカゲみたいですが、前翅に大きな蛇の目紋があります。 強風が飛砂を巻いて襲ってくると、地面に横倒しになって風を避ける。 砂漠の蝶です。

名前を調べようとネットを叩いてみましたが、ここいらの昆虫の情報は乏しくて、わかりませんでした。 どなたかご存知でしたら、ご教示お願いします。

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2016年8月 1日 (月)

夏の昆虫

8月ですな。
 
8月って、良い響き。 夏休み真っ只中、あの遠い夏の日が目に浮かぶ。 しかし、どうやってウチワと蚊帳だけで過ごしてたんだろう。 思い出すのは、楽しいことばかり。 でもお母ちゃんに天花粉をポンポン、汗疹だらけの首筋にかけてもらったこともあるなぁ。 あれも懐かしく楽しい思い出かな。
 
Img_4308a_convert_20160731074917さて、夏はやっぱり昆虫ですな。 メキシコ西海岸にも、セミがいます。 日本より種類は少なくて、だいたい3種類ぐらい。 鳴き声も、二ィ~とか、ジィ...とか、地味で大人しいですけど。
 
写真のセミは一番大きな種類です。 生まれたてかな? クマゼミに似てますが、日本のよりかなり小さいです。
 
Img_4314a_convert_20160731074226 昆虫の王様は、やっぱりカブトムシですな。 こちらのは、ご覧のように3本角です。 日本のカブトムシより、やや小ぶり。 雨季(7~9月)に、灯火に来ます。 一昔前までは、毎晩何匹も来てくれたんですが、最近はめっきり減ってます。 今年はこの子が初来訪です。
 
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なかなかカッコいいでしょ。 お腹の毛深さが素敵です。
 
Img_4329_convert_20160731081423 手のひらをぐいぐい押し開けて、力、強いです。 それから爪の痛さね。 懐かしい~、もう最高ですな。
 
でもね、メキシコ人って、こんなに立派なカブトムシなのに、まったく関心ないのよね。 子供たちも誰も捕まえたりしないし。 せっかく夜の部屋にぶうんと飛んで来ても、ちり取りでゴミ箱にポイとか……(ノ゚ο゚)ノ。  まあ冷静に考えると、日本人が特殊なのかもしれませんがね。
 

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